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2013年8月31日 (土)

「永遠の0」の解説から

「永遠の0」が増刷(44刷)になり、累計部数が300万部に到達したという話が、朝刊に出ていました。

「永遠の0」の感想は、8月14日にも書いていましたが、児玉清さんの「解説」から引用しておきたい部分があります。

『ただひたすら、すべての責任を他人に押しつけようとする、総クレーマー化しつつある昨今の日本。利己主義が堂々と罷り通る現代日本を考えるとき、太平洋戦争中に宮部久蔵のとった行動はどう評価されるのだろうか。(中略)宮部久蔵を通して様々な問いかけが聞こえてくる。』(以上引用です)

「すべての責任を他人に…」については、新聞等で「こういう訴訟が起こされた」というニュースを見て、法律を扱う司法書士の立場でも、「それはあかんやろ」と感じることが増えた気がします。

本の主人公である宮部は、理由を言わずに故障した飛行機を人に譲り、譲った人に生き残ってもらうことを選択しました。

社会や組織の中で、家庭の中でもそうかもしれませんが、例えば良いことをしたとしても、「それを黙ってやる」とか、「自らしんどい役を引き受ける」とか。「自分の選択に責任を持つ」とか、私にはそんな姿勢の大切さが伝わりました。

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