「あん」にたどり着くまで
私が毎年楽しみにしている正月番組。
1月3日に放送された「真実の料理人2013」は、祇園佐ゝ木の佐々木浩さん。
16年間満席を続けながらも、「落ちるのが嫌なんで。やっぱり人間ですから。ずっとお客さんとも向かい合いたいし、若い人にもいい格好したいし。危機感ばっかりで毎日やっていますね」と言われていました。
私とはレベルは違うと思いますが、失くしてはいけない危機感。言われていることはよく分かります。
若い人に向けて、「修行の長い道」については、分かりやすい例え話を話されてました。引用すると、
「あんぱん食べよと思ったら、まん中にあんがありますよね。あん食べようと思ったら、パンを食わないとどうしようもない。でも、そのパンが1センチの人間もいれば、不器用な人間は3センチ5センチかもわかれへん。
でも、必ずあんはあるということなんですよね。パン食べてパン食べて、やっとあんがたどり着く。その辛抱がなかなかできない」(以上、引用)
「あん」がどの辺りにあるかを伝えるのは、上に立つ人の役割でしょうか。
最後に、独立して自分のお店を持った方の紹介を見ていると、私の事務所も、2人目3人目と、人を送り出せる存在でありたい、と思います。
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