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2012年9月 9日 (日)

宅急便が産まれた経緯から

Dsc_1106「小倉昌男 経営学」(小倉昌男著)

ヤマト運輸の経営者であった著者が、どうやって「クロネコヤマトの宅急便」を作り出したか。その経緯を通じて、経営者に必要な考え方や、組織のあり方を考えさせてもらえる本です。

今でこそ、当たり前のように存在している「宅急便」ですが、社内の反対、行政の抵抗も含めて、システムができるまでには、大変な困難があったことが分かりました。

元々あった「定型的、反復的」な輸送の仕事に対し、個人客相手の宅急便は「偶然的、非定型的」(「」内は本書の表現のまま)。だから「事業として成り立たない」という声は当然だったのでしょうけど、

銀行や不動産業者さん、税理士さんからの紹介で、定型的な仕事をしているのが普通だった司法書士の世界にも、通じる部分がありそう。

平成14年の開業時から、「個人のお客さんを」と考えて仕事をしてきた私にとっては、もっと早くに読んでおくべき本でした。

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