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2012年9月15日 (土)

「試験勉強という名の知的冒険」

Dsc_1121「試験勉強という名の知的冒険」(富田一彦著)

著者は、代々木ゼミナールの講師。
CFP試験の受験生でもある私は、タイトルに惹かれて読みました。

私自身、今も昔も大学受験に対してはいい思いを持っておらず、「いい大学に行って、いい会社に入って…」という周囲の声に、反発していたものです。

でも、本書にあった下記のくだりは、今になってその意味が分かるようになりました。

『誰も正解を知らない未知の世界へ歩みを進める前に、「誰かが作った箱庭」の中で「必ずあるはずの正解」を合理的に探し出す訓練は、本来の勉強をより賢明に進めていく上で、きわめて有効な準備段階だと私は思う。受験勉強は(正しい方針で臨めば、という前提つきであるが)、人生の有益な助走になりうるのだ』(以上引用です)。

司法書士業務の中でも、「正解がない」ことはあります。

でも、前提となる基本的な知識や、決まっているはずのルールを知らないと、応用して考える段階にも進めないと思うんですね。

「知的冒険」という感覚は、今の私の中にもありますし、この本を読んで、「受験勉強は、社会で役に立つものだったんだ」ということに、改めて気付かされました。

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