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2012年8月 2日 (木)

法律が持つ暴力性

成年後見の倫理の研修を見ていると、

「法律は暴力性を持っている。関係する人の立場を考えて、それを緩和していくのも法律家の役割ではないか。権限を持っているからといって、威圧的に請求してもいいのか」という話があり、とても印象的でした。

後見人就任時に、通帳を管理する家族に対して引き渡しを求めるケースでの話でしたが、「暴力性」があるというのは、こういうケースには限られないです。

例えば、一括では支払えないので分割払いを求めても、「支払日までの利息を付けた一括弁済」でないと和解に応じないとか、次に住む場所を確保できていないのに、家賃滞納のため家から出て行くよう強制執行をするとか、

立場によって、全く見え方が違ってきます。

「個々の依頼者の利益」を考えて行動するのは当然なのですが、「法律で正しい」ことが全てとは限らない、ということと、「正しい」からといってそれ以上の攻撃をしてはいけない、ということは、頭に置いて仕事しています。

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