一流の仕事人の心遣い
『リッツ・カールトン 一瞬で心が通う「言葉掛け」の習慣』(高野登著)
挨拶、褒め方、不満を持たれた時の対応等、
ちょっとした言葉のコミュニケーションによって、お客様との絆や信頼を深めることができる、という話を、たくさんの具体的なエピソードを元に紹介されています。
しかし、ただ単に「言葉」のテクニックの話ではなく、その背景にある「一流」の人による心遣い、仕事に向かい合う姿勢が伝わってきます。
「感性のアンテナとレーダーを磨く」という表現が本書にありますが、どんな仕事であっても必要な感覚でしょうね。
「一丁前のレベルで止まってしまう作業員と、一流のレベルを目指すプロの仕事人との差」(本書の表現のまま)や、「おせっかい」と「おもてなし」、「余計なお世話」と「気遣い・気配り」の境界線など、なるほどな…という話がたくさん詰まっていました。
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