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2012年5月 4日 (金)

「日本人メリット」という言葉

事故を起こしたバスの運転手さんが、十分な日本語を話せる方ではなかった、というニュースから思い出した本。

「10年後に食える仕事 食えない仕事」(渡邉正裕著)

この本には、日本人である必要がなく、特別な付加価値の高いスキルを必要とされない仕事(本書の表現によると「重力の世界」)は、世界の最低水準価格まで下がっていく。

一方、「日本で生まれ育った日本人でないと身につけづらい特殊性」(本書の表現のまま)が必要な職業は、これからも生き残っていく、ということが書かれています。「日本人メリット」という言葉、はじめて目にしました。

バスの運転手には触れられていませんが、タクシーの運転手は前者だとされています。

ちなみに、弁護士、税理士、不動産鑑定士、社会保険労務士は後者だと書かれていますが、司法書士には触れられていません。

日本文化の理解、日本語によるコミュニケーションが不可欠な職種であれば、後者という解釈ができるのでしょうけど、機械的な仕事をしているのであれば前者?そもそも資格自体がどうなるか分からない、というのも現実・・・。

派遣労働に対する制限、最低賃金の引き上げ、という方向に動いている人もいる一方、「そんなことを言ってる場合じゃない」ことを理解できる本です。

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