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2011年12月 4日 (日)

「がんばらない」を生きる

『「がんばらない」を生きる』(鎌田實著)を読みました。

前著「がんばらない」に続いて手に取った、医師である鎌田さんの本。

拾われた子であることを大人になるまで知らなかった話等、どこかで読んだなぁ…と思っていたら、読売新聞の「時代の証言者」に加筆されたもの、ということで納得。

ご両親との関係を綴った文章にはジーンとくるものがあり、赤字の病院を立て直してきた経緯も整理して書かれていて、すごい方であることが改めて分かりました。

『「がんばれ」については、こんなふうに思うに至った。これは、言う側を守るための言葉なんじゃないか。言われた側に、どうがんばればよいのかという課題を残し、突き放しているにもかかわらず、「がんばれ」と言っておけば、安心してその場を去ることができる。いかにも相手を大事にしているように見えて、実は言う側を守る便利なことば、それが「がんばれ」じゃないか-。』(以上引用です)

私は、「がんばろう○○」という言葉に違和感を感じていたので、なるほどなぁと。

鎌田さんが書かれている「がんばらない」の意味を正しく理解できたか分かりませんが、自分の立ち位置を考えるためにも、定期的に目を通すようにしようと思います。

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