王さんの生き方から
「野球にときめいて 王貞治、半生を語る」(中央公論新社)。
仮死状態で生まれてきたこと、ご両親の仕事のこと、荒川さんとの出会いから、早稲田に入る時のこと。現役時代を経て、引退を決めた時。
巨人とダイエーの監督時代から、WBCの監督のことまで。
亡くなられた奥様の話もあります。
他の本で読んだことがある話もあれば、はじめて聞く話もあり、タイトルのとおり、王さんの人生、「生き方」が伝わる内容でした。
心に残った部分、
「ピアニストの中村紘子さんに、『一芸に秀でた人はみんなマゾヒストの要素を持っている』とある対談で言われ、なるほどと思ったことがあります。自分をいじめるところから前進があるんですよね」(以上引用)
とありましたが、その感覚は分かります。
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