八百長と経済学
大相撲の八百長のことが、騒動になっています。
八百長については、「こんなに使える経済学」(ちくま新書 大竹文雄編)で触れられていたのを思い出しました。
本書によると、「7勝7敗の力士が千秋楽で勝ち越すか、負け越すかは、本来半々の割合で起こるはずだが、1989年から11年間の記録を見ると、7勝7敗の力士が8勝6敗の力士に対して8割近い勝率を残している」のだそうです。
また、「そこで勝ち越した力士が、次の場所で同じ相手と対戦したときの勝率は4割と半減している」そう。
相撲については、ついでに書きたいことがあったのですが、書かれていたと思われる本を探せないので、またの機会にします。
ちなみに、「こんなに使える経済学」は3年前に出された本ですが、今の社会から見返してみると、経済のことを無視してされている議論の多いことが(私も分かっている側の人間だとは思っていませんが)、より見えます。
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