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2010年12月 5日 (日)

「残酷な世界で生き延びる・・・」②

先週書いた橘玲著「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」から。昨日のブログとも関連することなので、気になった部分です。

「既得権に守られているはずの中高年のサラリーマンが、過労死や自殺で次々と生命を失っていく。この悲惨な現実を前にして、こころあるひとたちは声をからして市場原理主義を非難し、古きよき雇用制度を守ろうとする。しかし皮肉なことに、それによってますます自殺者は増えていく。彼らの絶望は、時代に適応できなくなった日本的経営そのものからもたらされているのだ」(以上引用です)

そんなことはないだろう…と言いたいところですが、1980年代に日本とアメリカで行われた調査で、アメリカの労働者のほうが日本のサラリーマンよりも仕事に充実感を持ち、会社を愛し、貢献したいと思っていたという結果が出ている、ことを示されています。

「高度成長期のサラリーマンは、昇給や昇進、退職金や企業年金、接待交際費や福利厚生などの現物給付によって大嫌いな仕事になんとか耐えていた」(以上引用です)というのが著者の分析。

上記は、「好きなことを仕事にする」とか、「幸福」といった大きなテーマの中で出てきた話ですが、モノの見方がまたちょっと変わるかもしれません。

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