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2010年7月11日 (日)

「論語と算盤」

『渋沢栄一の「士魂商才」』(寺島実郎監修)を読みました。

ビジネスの中で生じる暴走を、どうすれば防げるのか。

実際には、何らかの問題が生じた際、事後的に「規制」をされたり、場合によっては刑事事件になることの繰り返しのように思いますが、「法律や人為的な規制では、そうした欲の増殖を抑えることに限界があるということも、見抜いていました」(以上引用です)と本書にはあります。

その中で、渋沢さんがビジネスの世界をコントロールしようとした「人類に普遍的なルールである道徳倫理」(本書の表現のまま)について、書かれています。

「バブルは必ず崩壊する」「世の中には順境も逆境もない」「得意の絶頂におる時がきわめて危険」「一時の成敗は長い人生、価値の多い生涯における泡沫のごとき」(以上いずれも本書の表現のまま)等、明治時代の人が残してくれた考え方には、今にも通じる「ここから離れたら間違うよ」という基準を教えてくれているように思います。

定期的に、繰り返し読みたい本です。

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