法則にはまらないために
『どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座』(小宮一慶著)。
「時間力」という言葉から、時間のやり繰り、優先順位、スケジュール管理の方法を書かれた本かなと思って読み始めましたが、「インプット」「アウトプット」という言葉をキーワードに、物事の考え方、日常の過ごし方、仕事への心構えなんかが書かれています。
「限られた時間の中で、多くの仕事を、完璧に仕上げて欲しい」と願いつつ、なかなか達成してもらうのが難しい私の事務所でも、みんなで考えてみたい、と思うことがいろいろ書かれています。
ところで、パーキンソンの法則のことを、今まで「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」だと理解していましたが、それは第二法則。
第一法則は、本書でも書かれていた「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」だということを、恥ずかしながら知りませんでした。
| 固定リンク
「読書・映画の話」カテゴリの記事
•急成長できなくても大きくなれなくてもいい(2021.02.21)•ドラマ「知ってるワイフ」(韓国版)(2021.02.07)
•ドラマ「知ってるワイフ」(2021.01.31)
•「新型コロナからいのちを守れ!」(西浦博著)(2021.01.09)
•『鍵泥棒のメソッド』と『半沢直樹』(2020.09.20)