自分の目の届く範囲で
「開業当時と比べて変わってしまった」という資格者に対する不満をお客さんから聞いていたのですが、「私にも当てはまる話」かもしれませんとお伝えしました。
仕事が増えると、人にやってもらわないと処理できなくなり、そうなると今度は、人件費を払うにはそれなりの仕事がないと・・・いうことになり、自分ひとりで何でもやっていた時からは比べると、いい意味でも悪い意味でも、違ってきてしまいます。
今まで本人が訪問していたのに、最近は若い人しか来ないとか、電話をしても先生は事務所にいないとか、経営している側からすると止むを得ないことでも、お客さんの不満につながる材料はいろいろとあります。
先日、何気なく司法書士会の名簿を見ていると、司法書士法人の数が増えていて驚きました。
いつまでも個人事務所でいることに不安がないと言うとウソになりますが、自分の価値観からすると、大きくなるのがいいことなのかな?という思いもあって、少なくとも当面は、小さな事務所なりのプラスの部分を見付けていくことになりそうです。
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