「イチロー論」を読んで
「イチロー論」(張本勲著)が届いたので、さっさと昼ごはんを終わらせて、本を開きました。「一流とはなにか プロフェッショナルとはなにか」というサブタイトルに、とても楽しみにしていました。
イチロー選手が小学校3年から6年間、毎日バッティングセンターに通っていたので、お父さんが1か月4~5万円を投資したことになる、という話が出ていますが、これはまさしく昨日書いた「30年投資」に通じる話だよなと思いました。
張本さんの現役時代の話は、私の年代には分かりづらいですが、
『自分と他人を比較しているうちは、一流ではない』
『人生は不条理であるということを意識出来るだけでも、必死になってがんばれるはずだ』
『こんなに「一所懸命にやっているのに、誰も評価してくれない」などという輩は、私から見れば、言語道断である』(以上いずれも本書の表現のまま)
具体的な選手の名前も出しながら、プロの選手に対してそこまでのことを言えるのは、やっぱりそれだけの道をくぐり抜けてこられたからこそ、なのだと思います。
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