真の達成感や充実感は…
「あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール」(小倉広著)を読みました。
「過去を100%肯定する」「べき論をやめよう」「残り5%に手を抜くな」「ウルトラCはない」「相手を変えようとするな」等、共感できる価値観が散りばめられていました。
また、筆者が新聞の宣伝コピーを見て、村上龍著「無趣味のすすめ」を買いに行かれたことも記されていますが、私も同じでした。
『真の達成感や充実感は、多大なコストとリスクと危機感を伴った作業の中にあり、常に失意や絶望と隣り合わせに存在している。つまり、それらはわたしたちの「仕事」の中にしかない。村上龍』(宣伝コピーより)という部分を読むと、買わずにはおれませんでした。
筆者はさらに掘り下げて、『ビジネスという最高のギャンブルに魅入られてしまったなら、他のあらゆるゲームは遊びにもならない』(33歳からのルールより引用)と書かれていますが、それでいいんだと安心しました。
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