繰り上げ返済の効果
金額は仮の数字ですが、例えば2,500万円の住宅ローンを、35年間年3%固定、元利均等で借りた場合、利息の支払額は約1,540万円。
トータルの総返済額は4,040万円にもなります。
この前提で、例えば5年後に200万円を繰り上げ返済(期間短縮型)した場合、トータルの総返済額は3,778万円に。4,040万円-3,778万円で、約262万円の利息軽減効果が見込めます。
繰り上げ返済時期は早ければ早いほど、借入金額が多いほど、金利が高いほど、返済期間が長いものほど、利息の軽減効果は大きくなります。
また、毎月の支払いを減らす方法(返済額軽減型)より、返済期間を短くする方法(期間短縮型)のほうが効果は大きくなります。
利息だけで中古マンションが買えるほどの支払いをするわけですから、繰り上げ返済をするしないは別として、ひとつの選択肢と考えて資金計画を立てていくこと、とても大事なことだと思います。
| 固定リンク
「お金の話」カテゴリの記事
•「NISA」や「iDeCo」に投資信託など(2021.03.27)•不動産の価格にコロナは関係なし?(2021.03.14)
•「ヴェリテ三国ヶ丘」(2020.10.24)
•「住宅ローン完済時年齢上昇」の記事(2020.10.05)
•老後のお金を自分の思うように使えるか(2020.09.13)