まず結論ありき?
今朝の日経新聞で、「個人版再生法、申請減る」と出ていたので、意外だなぁ・・・と感じて読んでいると、減ったのは給与所得者再生で、小規模個人再生は逆に増えているとのこと。
実務上は、「サラリーマンだから給与所得者再生」という考え方をしないので、給与所得者再生が減っている=サラリーマンの個人再生が減っているとは言えないでしょうね。
私の事務所でも、事前に不同意で不認可になることが明らかだった1件を除き、全て小規模再生で申し立てています。
逆に、統計上自己破産の申立件数は減っているのに、「個人再生より自己破産を選択する人の割合が多い」(個人再生に詳しい弁護士)とは??
確かに、「もう家はいらないです」と、マイホームがあっても自己破産を希望される方もおられますが、事実を伝えるよりも、まずは結論ありきで記事が作られているような気もします。
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