« 何気ない言葉に | トップページ | 事業と個人のお金の区別 »

2008年10月14日 (火)

買い戻しを考える前に

今日の夕刊には、「買い戻し」の言葉が踊っていますが、一昨日書いた住宅ローンの番組でも、また違う「買い戻し」の話がされていました。

住宅ローンを払えなくなった後、一旦不動産業者に売却し、さらに身内の人が住宅ローンを組んで買い戻し、本人はそのまま住み続ける、という方法です。

身内の人には、住宅ローンの返済相当額を、家賃として払い続ける、ことになります。

私が関与した案件でも、何件かこの方法を試みようとしたことがありますし、直接現金で買い取ってもらったこともありました。

ただ、住宅ローンを払えない状況に至った問題が、全て解消されていたらいいですが、そうでなければ問題を先送りするだけで、結局は身内の人に迷惑を掛ける(家賃を払えなくなれば、身内の人がまた多額の債務を抱えてしまう)ことにつながる可能性も充分に考えておくべき、と思います。

追い込まれると、後々のことよりその場を乗り切ることしか見えなくなるものですが、ある方の、「あの時買い取ってもらわなくてよかったです・・・」と後になって言われた言葉は、私の心にずっと残っていると思います。

|

« 何気ない言葉に | トップページ | 事業と個人のお金の区別 »

お金の話」カテゴリの記事