内なる問題として
特定の方の話ではないので書きますが、個人再生の依頼者の方に、最近同じようなことを言っている気がします。
「家計収支が赤字になっていますね」と。
大抵「え?」という顔をされますが、収入から支出を引いて、それでも充分返済していけるだけのお金を残せて、はじめて個人再生ができるわけで、支出のほうが多ければ、最初から「返済の見込みがない」ということになります。
支出を減らすといっても、支払うべき光熱費等を払えずに滞納してしまうというのもダメで、このままでは裁判所に出せないので、もう1ヶ月様子を見ましょうということになります。
対消費者金融、対カード会社という視点で語られる情報が多いですが、その視点のなくなった時が、本当の出発点なのかもしれません。
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