価格競争と下請業者
昨日のNHKスペシャルを興味深く見ていました。
旅行会社の価格競争の下で泣いている、という「バス会社」の話。
他社が自社よりも安い価格設定をしているのを見て、即値下げをしてしまうのには驚きましたが、そのしわ寄せが立場の弱い人に来るのは、どんな業界でも同じでしょうか。
同じ仕事をもらう立場でも、「そんな無茶を言うなら、ウチではできないよ!」といったことを言えるかどうか。我慢して無理を聞いていても、見捨てられる時は同じですから・・・。
価格競争に巻き込まれるべからず。
司法書士の業界でも、下請業者にはなるべからず(司法書士の下請けにはならない、という意味ではありません)、ということは、常に私の頭の中にもあることですが、経営がダメになる時は、すべて「自分の判断が悪かったから」と思えるようにしておきたいですね。
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