悪者を作ること
「平和に暮らす、戦争しない経済学」(森永卓郎著 アスペクト)。
あまり期待しないで読み始めましたが、読みやすくて、なかなか面白かった。
長くなるので、全部を引用できませんが、一番印象的だった部分。
『古今東西の歴史を振り返ると、国が国民を巻き込んで悪いことや、さとられたくないことをするときのしかけは、なぜかたいていそうなのです。政治家たちがだれか悪者を仕立て上げて、「あいつが悪いんだ」と国民の怒りをそっちへ集中させる。その陰で、みんながきづかないところで、とんでもないことをする。』(以上引用です)
こういう例は、たくさんあるような気がしますね。
そんな時、みんなと一緒になって、「けしからん!」と叫んでいていいのか?
みんなが同じことを言ってる時、「真実は、また別のところにあるのではないか?」と考えることの大切さを、改めて気付かせてくれたような気がします。
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