生活費のための借金
特に、女性の方の破産の陳述書を作っていると、もちろん全員がというわけではありませんが、ある程度似た経緯をたどってしまっていることが多いように感じます。
A銀行で便利だからと勧められてカードローンを契約し、Bのスーパーでポイントが付くからと勧められて、Cのスーパーでも、Dのスーパーでも作って、Eのおもちゃ屋さんでも勧められて、Fで電化製品を買うときにも勧められて・・・。
カードで買い物をしているうちに、それを支払えなくなって、キャッシングして返済し、それを返すために消費者金融にも手を出してしまって、気付いた時には300万円以上の借金に。
さて、原因はどこにあるのでしょう?ということになるのですが、たいていは「生活費と返済のために借りましたと」言われます。
でも、よーく中身を見ていると、高額な商品の明細が出ていたりして、カードを使うことで、毎月の収入以上の生活をしたことが明らかだったりします。しかも、直近の明細を見せてもらっても、日々の食料品の買い物でも、明らかに高い金額が続いていたり・・・。
「生活費のために借りる」ということの意味を、いま一度考え直してみたいものです。
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