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2006年5月 9日 (火)

借入額と返済額の収支

自己破産の陳述書を作る上で、債権者の取引履歴が揃っている場合は、縦軸に年月、横軸に債権者名を入れた借入額と返済額のエクセルシートを作ったりしています。

「今までの経緯を聞きやすいように」という趣旨で、手間は掛かりますが、各月の収支に、給料の金額を踏まえて一覧にしてみると、生活状況がある程度は把握できます。

月ごとの借入返済の収支が、ずっとマイナスになっている場合は、「返済に苦しんできた」という説明が成り立ちますし、反対にプラスが続いている場合は、「借入金で収入以上の生活をしてきた」という可能性があります(もちろん、収入が少ない時期があれば、その事情は考慮するとして)。

実際のところは、プラスが目立つ例が多いですし、マイナス続きの場合でも、ある時期には必要以上と思える借入金が発生していたりします。その使途について、第三者(=裁判所)が納得できる説明ができればいいですが、それもなかなか難しい・・・。

済んだことは仕方がないとして、その現実を、法的な手続をするご本人が理解できるかどうかで、今後の生活が大きく変わってくるような気がします。

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