顧客との関係
他の先生と話をしていて、お客さんとの接し方について議論していたのですが、悩む部分でみんな共通点はあるんですよねー。ひとつ間違うと、敷居が高いどころか、都合がいいよう使われる立場になってしまうし、費用の請求の仕方を間違うと「こんなに取るの!」となるし、対価をいただいて、なおかつ、ありがとうと言ってもらうのは(しかも本心から思ってもらえないと意味がない)、本当に難しいことだと思います。
でも、それがサービス業の本質的な部分でしょう。きっと。
私なんて、開業当時の自分の事務所のパンフレットやホームページを見ると、恥ずかしくなります。どう見ても「仕事を下さい」と訴えているとしか思えない。実際に仕事が欲しかったわけですが、よく、開業当時からのお客さんとの関係で悩んでおられる話を聞いたりすると、その原因には共通点があるようです。
「仕事をしてやってる」でもなくて、「仕事を頼んでやってる」でもなくて、どんな仕事であっても、お客さんとの関係は対等であるよう心掛けたいもの。信頼関係を築けない場合には、お互いに断る勇気も必要です。
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