経営者の視点
お客さんに議事録の案をFAXしたところ、「もうウソの書類を作るのはやめたい」というリクエストを受け、機関も含めて実態に合うよう思案中です。
LLP経営360度の方々が書かれた「新会社法5つの罠と活用法」(出版文化社)、「銀行員のための新会社法」(銀行研修社)を見ていると、今までの専門家の姿勢にも大きな問題があったことが理解できます。もちろん「違う」と言い切れる方もおられるでしょうが、「ウソの片棒を担いでしまった」「小規模な会社の場合、特に経営や法律についての相談ニーズに応えられる専門家市場が育っていない」と言われると、反論しきるのは難しそうです。
会社法が「ダメな会社の振るい落とし」のツールであるとするならば、社会から選別され淘汰の対象とされているのは、我々も同じなのかもしれません。「経営者の視点」が大切であることを、改めて感じながら仕事をしています。
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