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2006年5月 5日 (金)

持ち家願望

昨日本屋で見付けた本、宮崎学著「耐震強度偽装問題ワルの本丸を暴く」(ぶんか社)。全部が本当かどうかは別として、上辺の悪者探しではなく、政と官の責任を追及している部分で、おもしろいです。

それと、たまたま昨日書いたこととかぶりますが、こんなことも書いてあります。

「根本的な話になるが、マンションとか家というものをローンで買うのはちょっと間違っているのではないだろうか。もちろん、みんなが持ち家を欲しがるのはよくわかっている。たとえば3000万円のマンションを買ったとする。これに、25年か30年を要して、金利を含めて6000万円ほど払い込む。世間の人たちは、マンションなどを購入する時、その物件が6000万円のカネを払う価値があるのかどうかということをよく考えているのだろうか。おそらくそうではないだろう。」
「建築・建設業界、さらには銀行業界などは、持ち家願望を巧みにくすぐることで、多くの国民を借金漬けにしている。もはや、家を持つことなど実はステータスでも何でもなくなっている。このことに気づいて欲しい。」(以上いずれも引用です)

私も、「いいマンションはないか」といつもチラシを見ている一人ですので、「買うのはダメ」と言うつもりはないですし、いろいろと考えた結果、買うことを選択するのであればそれでいいと思うのです。老後に、家賃のいらない生活を実現するのも大切だと思っています。でも、毎月の支払い額だけを見て、「賃貸よりも得」と判断するのは危険ですし、国の政策やシステムにも気付いておくべきでしょう。

住宅ローン破綻の現実を見ているだけに、世の中の風潮が変っていかないかなぁ・・・と思いつつ、今日もこんなことを書いてしまうのでした。

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