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2006年5月

2006年5月31日 (水)

「NO」と言うこと

悩みながら金融機関と打ち合わせしてきた登記の枠組みが決まって、依頼者に説明に行くと、依頼者の意向とは違う話になっていたことがわかりました。私の依頼者は、金融機関ではなくて債務者たる法人ですので、直接印鑑をいただきに出向くのは当然なのですが、事前の説明と、意思の確認がいかに大事であるかを実感できた一日でした。

融資先の金融機関に対して「NO」と言えるかどうか。

昨日の仕事を断る話ではありませんが、これって結構重要なことのように感じます。いろいろと話を聞いていると、優良な顧客から「全額返済する」「もう借りない」と言われることは、金融機関側からするとこの上なくつらい話のようです。借りたくても借りれない法人もたくさんあることを考えると、不思議な話なのですが、いい条件で借りるためにも、健全な経営をしなければならない、ということ。

考えてみれば、当然の話ですけどね。

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2006年5月30日 (火)

顧客との関係

他の先生と話をしていて、お客さんとの接し方について議論していたのですが、悩む部分でみんな共通点はあるんですよねー。ひとつ間違うと、敷居が高いどころか、都合がいいよう使われる立場になってしまうし、費用の請求の仕方を間違うと「こんなに取るの!」となるし、対価をいただいて、なおかつ、ありがとうと言ってもらうのは(しかも本心から思ってもらえないと意味がない)、本当に難しいことだと思います。

でも、それがサービス業の本質的な部分でしょう。きっと。

私なんて、開業当時の自分の事務所のパンフレットやホームページを見ると、恥ずかしくなります。どう見ても「仕事を下さい」と訴えているとしか思えない。実際に仕事が欲しかったわけですが、よく、開業当時からのお客さんとの関係で悩んでおられる話を聞いたりすると、その原因には共通点があるようです。

「仕事をしてやってる」でもなくて、「仕事を頼んでやってる」でもなくて、どんな仕事であっても、お客さんとの関係は対等であるよう心掛けたいもの。信頼関係を築けない場合には、お互いに断る勇気も必要です。

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2006年5月29日 (月)

金銭感覚の不思議

銀行でカードローンを借りている場合、自己破産等の受任通知を送ると、銀行口座がロックされ、入金も出金もできなくなります。

保証会社の代位弁済が終わると、また通常通り口座を使えるようになる銀行と、強制解約される銀行がありますが、いずれにしても、普通預金にお金が残っていても債務と相殺(分かりやすく表現すると没収?)されますので、「記帳するついでに、残金があったら出しておいて下さい」と伝えます。

ところが、不思議なことに、「少ししか残ってないので、取られてもいいです」と言われることも多いです。「少し」っていうのが、いくらなのかはその人の感覚によって違うでしょうが、お金に困っているならば、例え数百円でももったいないと思うはず(私ならそう思います)です。「お金がない」と口では言いながら、無意識に逆行するような行動をしている方も少なくないんですね。

今日は、たまたま、借入担保になっていない古い定期が残っていたため、約20万円を下ろせたとの報告がありました。振込手数料や時間外手数料はその典型的な例ですが、わずかなお金でも大切にできる金銭感覚は、とても大事なものだと思います。

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2006年5月28日 (日)

司法書士試験とFP試験

2級のFP試験を受けに行ってた事務員が、事務所に帰ってきました。
自己採点の結果、あと1割足らず。残念ながら、もう一回です。おそらく。

「結構頑張ってたんですよ」と言う本人に、私は「甘い」と一言。

資格試験で受かるかどうかって、多分、やるべきことを自分で考えることができるのかどうか。そこで、大方の決着がついてしまうものだと思います。もちろん、やるべきことを考えて、考えたことをできなければ意味がないのですが、勉強の仕方という部分でずれてしまうと(但し、勉強の仕方には正解はないものです)、なかなか結果は見えないんですね。

私の司法書士受験生時代の2年目は、ひたすら問題を解いていました。
問題文に回答を書き込んでしまって、問題集や答練の問題自体が参考書と化していました。FPの試験でも同じ。基礎を理解したら、ひたすら問題を解いて、頭の中の引き出しを増やしていくのみだと思います。

と、偉そうなことを言ってる私も、CFP試験の1人の受験生として、これから一から勉強します。

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2006年5月27日 (土)

体調管理

昨日は、体がだるくて風邪をひくような予感がしましたので、友達との約束をキャンセルして夕方6時に家に帰りました。特に自分の事務所を持ってからは、無茶をしなくなったというか、できなくなったようです。

元々、タバコを吸いませんし、家ではお酒を飲みませんが、体調管理にはより気を使うようになりました。朝起きる時間も、朝食の時間も、事務所に出てくる時間も、いつも同じ。昼食もアポがない限り12時に。夜もできるだけ8時には事務所を出るようにしています(勤務時代を考えると、立派な残業ですが)。

私の場合、仕事を抱え込み過ぎて、無理して早く起きて事務所に出たり、遅くまで仕事をしてしまうと、どこかでしわ寄せが来てしまうようです。信号で止まりながら一般の道路を走るよりも、一定の速度で高速道路を走るほうが、遠くに早く行けて、なおかつ燃費が安く上がるのと同じように、ずっと同じ力でアクセルを踏めるよう、自分を管理しておきたいと思います。

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2006年5月26日 (金)

1年分の生活費

今日、商業登記のシステムが入りました。
開業時に請求書のシステムを入れてから、債務整理、不動産、商業と少しずつ入れてきました。開業時、先輩の先生が「書類を作っている時間があったら、他のことに時間を使うほうがいい」と仰っているのを聞いて、その時は「そうなのかなぁ・・・」と思っていましたが、徐々に理解できるようになってきたようです。

半年以上前から進めていた債務整理事件が完結しました。
400万円以上の負債があったのに、破産するどころか、結果的に1年分の生活費相当額を手元に残すことができて、依頼者にはとても喜んでもらえました。

大きな過払金が返ってくるのも、長年、利息制限法に違反した利率で取引していたからなのですが、じゃあ、最初から18%の利率で借りていたら、借金はとっくの昔に完済して、せっせと貯金ができているのかと考えると、おそらくそうはならないんですね。

利息の論理だけでは解決しないからこそ、多重債務問題は余計に難しいのだと思います。

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2006年5月25日 (木)

どんな登記を?

今日は登記漬け。
登記業務って、必ず正解があって、依頼の内容をその枠組みに当てはめていけばいいと思っていたのですが、いつからか「どんな登記をすべきか」と悩む機会も多くなりました。

法律もどんどん改正されて、少し前の先例であっても信用はできません。最近は、大量の本を仕入れていますが、本屋に行っても知りたい情報はなかなか手に入らないし、ネットで見ても古い情報も混在しているので(ウチのHPも早く更新しないと税率が古いまま)、こんなはずではなかったのになぁ・・・という思いがします。

会社分割による所有権移転の税率が、4/1000になるという根拠を探すのにも苦労しました。ネットで検索して出てくる租税特別措置法は18年3月31日までの分ですし、税率がわからないなんて、少し前ならありえないことだったのですが。

司法書士受難の時代はいつまで続くでしょうか・・・。

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2006年5月24日 (水)

おまとめローンは危険

今朝の新聞に、ある銀行のおまとめローンの広告が載っていました。
「銀行にまとめるとラクダ」という言葉と共にラクダの絵が描いてありますが、借金で困っている人から見ると、救いの神に見えるのでしょうし、実情を知らなければ、私も「便利なローンがあるんだな」と思うかもしれません。

300万円を年9%の金利でまとめる例(不動産担保)で、総返済額が104万円軽減されると書かれていますが、毎月の返済額は74,655円。収入から生活費を除いて、月に8万円貯蓄できる状態でなければ払っていけないわけですが、果たしてどれだけの割合の人が自力で完済できるでしょうか。

アイフルの問題で、「借金を返せなければ、自己破産か競売かと迫られた」という話がありましたが、不動産担保ローンというのは、そもそもそういう契約なんですね。

決算発表を見て、銀行が儲けすぎだという批判が出ていますが、銀行が何をしているのか、何を考えているのか、中身を見て判断していく必要があるでしょう。

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2006年5月23日 (火)

夢を実現するために・・・

昨日、テレビ大阪で放送されていた「カンブリア宮殿」に、ワタミの渡邉社長が出演していましたが、相変わらずいいことを仰っていました。以下、発言されていたことの一部です。

「いつか叶ったらいいなという夢はかなわない」
「無理を一週間続ければ無理ではなくなる」
「リスクを打ち消していくのがボクの仕事」

きれいな事を口で言うのは簡単ですが、経営者として実績を残せなければ、単なる能書きです。だからこそ、重みがある言葉なのだと思います。私も、多くのことを学ばせてもらっていますが、特に飲食業をされている方、司法書士の受験生の方も、一度渡邉社長の著書を手に取ってみられると、何か感じるものがあるかもしれません。

受験生の時は、「2年で合格する!」と決めて勉強していました。
でも、今の私の夢には日付が入っていません・・・。「そんな甘い考え方では、いつまでも夢は叶わないよ!」というメッセージをもらったような気がします。

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2006年5月22日 (月)

ひかり電話

6月11日と18日のCFPの試験、願書の締め切りが5月8日までだったのですが、今頃になって「申し込みしておけばよかった・・・」と後悔しています。結局、自分に対して甘いわけですねー「忙しいからまた今度にしよう」と言い訳をして。

言い訳をしても誰も困らないし、不利益は全部自分に跳ね返ってくるのですから、無理やりにでも申し込んで、自分を追い込んでしまうべきでした。反省です。

事務所の電話、ひかり電話に変えてからもうすぐ3ヶ月なのですが、今日来た請求書によると、電話代が半額以下に減っています。もちろん、今までも月によって多少の変動はありましたが、明らかに効果ありです。「安くなります」という電話業者お得意のセールス文句は、簡単に信用しないほうがいいとは思いますが、ひかり電話は調べてみる価値があるかもしれません。

ただし、「今申し込みするとキャッシュバック」と広告に書いてあったキャッシュバックはありませんでしたし、後になってから、説明を聞いてなかった工事代金を請求されましたけど・・・。

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2006年5月21日 (日)

開かずの踏切解消

地元の話になりますが、ずっと前から工事をしていたJR阪和線の高架工事が完了し、今日から美章園~杉本町間が完全に高架化されたようです。相当大規模な工事だったと思いますが、開かずの踏切が解消されて、喜んでおられる方はたくさんおられることでしょう。

特に、長居駅前の踏切は、堺市と大阪市を南北に縦断する道路にありましたから、深刻だったと思います。朝のラッシュ時には、片側だけで2~3分に1本の電車が通りますから・・・。

私の事務所の前も、慢性的な渋滞ゾーンです。
200m位の距離の中に、信号があって、南海高野線の踏切があって、また信号があってさらに信号がありますから、うまくタイミングが合わないと、車が流れてくれないんですね。

昨日は、私も中央環状線の交差点を右折するのに20分以上待たされましたが、「今日はひどい」と思っていたら、ジョーシンが新装開店セールをしていました。私は、ポイントを付けてもらっただけで帰りましたが、店内はものすごい人。新装オープンでここまで人が集まるなら、店側はニンマリといったところでしょうか。

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2006年5月20日 (土)

情報開示

5月18日の日経新聞に「会社法の本質はシンプル」という記事が載っていました。

「社会の中で信頼される存在として、持続的発展を目指そうとする企業が再認識すべき視座はきわめて簡単明瞭である。社会に向けた徹底した「開示」を梃子にして、会社の健全性、適正性を常に確認するカルチャーを醸成していけばよい。いい加減な監査法人がいても、お天道様はちゃんと見ている。」(以上引用です)

この考え方が大事なのは、上場会社に限る話でもなく、会社組織であっても個人事業であっても同じだと思います。ついでに、我々士業の世界でも、根本の考え方は変わることはないでしょう。

とすれば、何をどうすればいいのか、見えてくるような気がします。
開示する内容にウソが含まれていないことは、当然の前提です。

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2006年5月19日 (金)

健康診断

司法書士会から届いた会務通信に、健康診断費助成金のことが載っていました。
毎年「今年こそは」と思いながらも、そのままにしてしまうのですが、今日は早速近くの病院に問い合わせをしてみました。もちろん、自分の体をチェックすることが第一の目的ですが、福利厚生の一環として、従業員にもそれぐらいのことをしてあげてもいいかなと思います。

タウンページ掲載の案内がありましたので、じっくりと説明をお聞きしました。
ウチの場合、私なりのねらいがあって、今まではわざと載せていなかったのですが、ちょっと試してみるのも面白いかなぁと思っています。

話を聞いていると、きっちりとしたマーケティングに基づいて作られているようで、とても勉強になりました。ホームページももちろんなのですが、広告って見る人から見れば、そこがどんな事務所なのか、一目瞭然ですから・・・。

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2006年5月18日 (木)

法律扶助の面接

法律扶助の面接日。
約束時間の3時間前になって「仕事が入ったので日を変えて欲しい」と言われましたので、依頼者との委任契約自体を解除しました。

辞任の理由はそれだけではないのですが、何が大事なのかという気持ちの問題です。私の予定も、扶助協会では面接担当の先生が時間を空けて待って下さっています。手続費用を立て替えていただけることの意味は、伝わっているでしょうか・・・。

3月末から続いていた登記事件の大きな波がひと段落。
登記申請中の事件がなくなりました。

会社法施行のからみで、参考書がないまま書類を作らなければならなかったのと、何ヶ所もの登記所にまたがる追加設定の仕事があったので、この2ヶ月は結構きつかったのですが、止まってしまうと寂しいもの。今日お客さんから聞いた話ですが、決算公告と会計参与にからめて融資条件が変わってくるという話が、実務上も発生しているようですね。

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2006年5月17日 (水)

利益とサービスの質

昨日の「ガイアの夜明け」で、経営難に苦しむ公立病院の話を取り上げていました。
外見も設備も古いままなのに、職員の給料がなぜか民間よりも高い?。献身的な訪問診療もしながら、収益改善のために、日曜日も外来診療に応じる院長先生の姿が出ていましたが、トップがバタバタしなければならないのなら、根本的な解決は難しいのでは?と思って見ていました。

私はいつも書いていることですか、どんなサービスであっても、きちんとした「経営」をしなければならないのは、同じだと思うのです。もちろん、時には採算度外視で動くことも必要でしょうが、満足に利益を出せないならば、長い目で見ればサービスの質は低下していくはず。それで、最終的にしわ寄せがいくのは利用者なんですよね。

お医者さんがいなくて子供を産めない地域があったり、救急車が近くの救急病院を素通りして遠くまで行かなければならないなんて、あって欲しくない話です。これから手術をお願いするお医者さんが、過労でしばらく寝ていないかもしれないなんて、想像しただけでも恐ろしい。

利益を上げることに対して批判する風潮がある社会ですが、経営というものを真剣に追及していけば、見方が変わってくる部分もあるのではないでしょうか。

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2006年5月16日 (火)

ハウスクリーニング

窓を開けて生活する季節になって、自宅の網戸の汚れが気になってきました。
一戸建に住んでいた時は、自分ではずして庭で洗っていたのですが、マンションではそういうわけにもいきません(広い家ではないのですが、5ヶ所もあるので)。そこでハウスクリーニングをお願いすることにしました。

「網戸と窓だけとなると、割高になりますよ」
「それでもいいですよ。それよりも、採算取れますか?」
「いつもお世話になっていますので、大丈夫です」

相手の立場も気にできるようになったのは、自分が経営する側に立たせてもらっているからかもしれません。会社の車を使って自宅まで来てもらって、洗剤や備品を使って作業してもらうのに、果たしてどれだけのコストが掛かるのか。作業してもらう現場だけを見て、高い安いを判断してはならないんですね。

今日、事務所の労働保険料を納めてきましたが、「これだけいります」と事務員に言われた金額を見て、「何かの間違いでしょ?」と思いました。組織が利益を生み出すことって、本来大変なことなのだと思います。

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2006年5月15日 (月)

匿名での相談

ネット社会での匿名性の恐しさは、今回私自身とても勉強になったことですが、匿名での相談も同じことがいえます。

今日も1件、たまたま私が取った電話で突然話しはじめられる相談があり、遮る間もなく話されたので最後まで聞いてしまいましたが、別件では「受け付けておりません」と返信した遠方からのメール相談に、「ひどい」という返事が届きました。でも、そうやって打ち返すことができるのも、自分の身分を明かしていないから、できることなのだと思います。

「匿名での相談は受け付けておりません」と返事すると、まず返事が返ってくることはありません。誰しもプライバシーは守りたいものですが、名乗る必要があるなら連絡できないというのもどうなんでしょうね。

「ちょっと教えて下さい」とかかってくる電話の相手が、実は同業者だったりするという笑えない話もあります。「大阪の○○です」とか言いながら、番号通知は思いっきり地方の電話が出ていたり・・・。匿名のやり取りには、気を付けましょう。

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2006年5月14日 (日)

経済学と経済の仕組み

『藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門』(光文社)を読みました。

といっても、別にお金持ちになる方法が書かれているわけではなく、私達が社会で生きていくために必要な知識、考え方、心構え等が分かりやすく書かれています。私も全部を理解しきることはできませんが、学校の授業がベースで、生徒との対話形式なっていますので、読みやすいです。

インフレとデフレ。固定金利と変動金利。長期金利と短期金利。円高ドル安と円安ドル高。日米の金利差。国債、社債、外貨預金、株などさまざまな方向から書かれていますが、熱海が廃れてしまった理由に、円が強くなってしまったことを挙げられているのを読んで、あーそんなモノの見方があったんだと、新しい発見でした。

「お金を稼げる人と、稼げない人との違いというのは、こうした経済学、経済の仕組みをきちんと勉強しているか、していないかの違いです。経済のうねりについて、自分で判断ができるような努力をしているかどうかです。」(以上引用です)

きっと、その通りなのだと思います。視野を広くして、社会を見ていきたいものです。

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2006年5月13日 (土)

潰す勇気も必要

債務整理の相談に対する私のスタンスは、できる限りの選択肢を示して、依頼者自身に決めてもらう、です。私がしていることは、依頼者が立ち直ってもらうためのお手伝いであって、「被害者救済」なんていうものではないんですね。

法的な手続をすることが「救済」だとは考えていませんし、ご本人にその気がなければ、コンサルタントなんて何の役にも立たないでしょう。

家を手放すかどうか。事業を辞めるかどうか。
人生の分かれ目になる相談を今週たくさん受けましたが、問題を抱えたままそれに固持してしまうと、いつまでたってもズルズルといく可能性があります。何かを「守る」ことも大切ですが、時には「潰す」勇気も必要。でないと、もっと大切な物を失ってしまうかもしれません。その場しのぎに走るのは絶対にダメです。

短い相談時間の中で、考え方を変えてもらうのは大変難しいことですが、その分ブログやHPを通じて、いろいろと投げかけていきたいと考えています。

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2006年5月12日 (金)

3日坊主になる?

ヤフーニュースで面白い記事を見付けました。
「どうしてブログは三日坊主になる?」

私の場合不思議と続くもので、今までのログ数で542になりました。
↑の記事に書かれているとおり、生活というか仕事に組み込んでしまうと、全然苦には感じませんね。私の感覚では、「忙しいから書けない」ではなくて、「忙しくなければ書けない」でしょうか。

「ネタ帳」は外部に書き留めるのではなく、自分の頭の中に。
いつもネタはないかと探す視点をもっていると、どんなことに対しても自分の考えは生まれるもので、自分がこれから成長していく上でも、大事なモノになってくるはず・・・です。顧客に事務所を選択してもらうための、重要なツールでもあります。

今日は、10時、11時、12時半、13時、14時、17時にアポ。
また、すごい勢いで債務整理の仕事が迫ってきているような感じですが、無事に1日乗り越えてホッとしているところです。

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2006年5月11日 (木)

今問題の・・・

今日は何回も「今、問題のアイフルだから」という話を聞きました。

今、問題のアイフルだから、支払いに遅れたら取り立てに来る・・・。
いやいや、そういう問題じゃないんですよと、いちいち反論はしませんが、マスコミって罪な情報の流し方をしてくれるもんだなと、つくづく感じます。

もちろん、情報は受け取り手によって何とでも変わってしまいますから、受け取る側にも問題があるのでしょうけど、新聞でもニュースでもよーく観察していると、発信している側の意図を感じることができます。

「アイフルはヤミ金と一緒だ」ではなくて、消費者金融に限らず、利息制限法に違反しているかどうかを問わず、借金は恐しいものなんですよという情報が伝えられない限り、現状はきっと変わらないでしょうね。法律家こそ、感情的にならずに、冷静に考えていく必要があると思っていますが・・・。

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2006年5月10日 (水)

訴訟の仕事

ありがたいことに、毎日いろんなご相談をいただいているのですが、客観的に考えて、100%一方が白でもう一方が黒というのは、むしろ少ないのかもしれません。私自身、疑問を感じる時は、「このように反論されたらどうします?」と反対側の立場からの意見を伝えたりして、問題を解きほぐしていきますが、自分自身が納得できないと、やはり争いの中に介入していくことはできないですね。

なので、私自身、だんだん訴訟の仕事には向いていないような気がしてきています。
開業した時は、「登記の仕事は来ないから、訴訟の仕事をメインに」と考えていましたが、法律論の戦いならいいのですが、感情の世界に入ってしまうと、なかなか大変です。

4年前は、債務整理の仕事をすることを頭の片隅にしかなかった私ですから、その時の状況に応じて、事務所の形態も変わっていくのかもしれません。将来的には司法書士の世界を離れて、FPとして生きていくのも面白いかもしれない、と考えたりしています。

並大抵のことでは叶わない夢ですが。

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2006年5月 9日 (火)

借入額と返済額の収支

自己破産の陳述書を作る上で、債権者の取引履歴が揃っている場合は、縦軸に年月、横軸に債権者名を入れた借入額と返済額のエクセルシートを作ったりしています。

「今までの経緯を聞きやすいように」という趣旨で、手間は掛かりますが、各月の収支に、給料の金額を踏まえて一覧にしてみると、生活状況がある程度は把握できます。

月ごとの借入返済の収支が、ずっとマイナスになっている場合は、「返済に苦しんできた」という説明が成り立ちますし、反対にプラスが続いている場合は、「借入金で収入以上の生活をしてきた」という可能性があります(もちろん、収入が少ない時期があれば、その事情は考慮するとして)。

実際のところは、プラスが目立つ例が多いですし、マイナス続きの場合でも、ある時期には必要以上と思える借入金が発生していたりします。その使途について、第三者(=裁判所)が納得できる説明ができればいいですが、それもなかなか難しい・・・。

済んだことは仕方がないとして、その現実を、法的な手続をするご本人が理解できるかどうかで、今後の生活が大きく変わってくるような気がします。

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2006年5月 8日 (月)

ストレスの調節

連休明けの月曜日。
先日テレビでやっていましたが、休み明けって脳梗塞になりやすいことが、医学的にデーターとしてあるようですね。

「あれもしないとこれもしないと」と思いながら、結構休んでしまいましたので、気持ちを戻すのが大変ですが、長い目で考えれば、のんびりできる時間も大切になるのかもしれません。ストレスの調節はうまくしてやらないと、仕事にも悪影響です。

と言いつつ、悩み続けている商業登記なのですが、昨日は、日本司法書士会連合会から配布された実務マニュアル(110ページ)に誤り?があることを発見してしまいました。印紙代を間違えてお客さんに請求してしまうと、後で「追加」とは言えませんし、大問題なのですが、取締役会設置会社の定めを廃止すると、「取締役会の承認を・・・」という譲渡制限規定の文言を変えないといけない?ことにも触れられていません。

この場合、会社法219条の公告等の要否について、管轄法務局では「まだわからない」。本局では「いらないのではないか」ということですが、お客さんに対して「わからない」は通用しませんし、胃が痛い日が続きそうです。

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2006年5月 6日 (土)

有馬グランドホテル

有馬温泉に行ってきました。
一昨年は有馬グランドホテル。去年は兵衛向陽閣。今回は、再び有馬グランドホテルに。

知らない所に出向くのが旅の醍醐味ですので、行ったことのある旅館にあえて行くというのははじめてなのですが、それ程最初に泊まった時の印象が良くて、リピーターになってしまいました。設備や料理はごまかしが利く可能性がありますが、従業員に対する教育については、相当徹底してされているはず。ここは部屋での接客係の方が若いことも特徴ですが(しかも、今回は二人掛りで料理を出して下さいました)、質の高さというのを十二分に感じ取ることができました。やっぱり、素晴らしい場所でした。

行きは電車。帰りは、六甲山を越えるバスに乗ったので、渋滞に巻き込まれることはなかったのですが、高速を使うルートは普段は5分で行ける所を1時間掛かったりしたとか。若いカップルの他に、若い女性のグループ、小さな子供連れの家族等、温泉街にいる人の年齢層が意外に若いことも印象として残りました。

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2006年5月 5日 (金)

持ち家願望

昨日本屋で見付けた本、宮崎学著「耐震強度偽装問題ワルの本丸を暴く」(ぶんか社)。全部が本当かどうかは別として、上辺の悪者探しではなく、政と官の責任を追及している部分で、おもしろいです。

それと、たまたま昨日書いたこととかぶりますが、こんなことも書いてあります。

「根本的な話になるが、マンションとか家というものをローンで買うのはちょっと間違っているのではないだろうか。もちろん、みんなが持ち家を欲しがるのはよくわかっている。たとえば3000万円のマンションを買ったとする。これに、25年か30年を要して、金利を含めて6000万円ほど払い込む。世間の人たちは、マンションなどを購入する時、その物件が6000万円のカネを払う価値があるのかどうかということをよく考えているのだろうか。おそらくそうではないだろう。」
「建築・建設業界、さらには銀行業界などは、持ち家願望を巧みにくすぐることで、多くの国民を借金漬けにしている。もはや、家を持つことなど実はステータスでも何でもなくなっている。このことに気づいて欲しい。」(以上いずれも引用です)

私も、「いいマンションはないか」といつもチラシを見ている一人ですので、「買うのはダメ」と言うつもりはないですし、いろいろと考えた結果、買うことを選択するのであればそれでいいと思うのです。老後に、家賃のいらない生活を実現するのも大切だと思っています。でも、毎月の支払い額だけを見て、「賃貸よりも得」と判断するのは危険ですし、国の政策やシステムにも気付いておくべきでしょう。

住宅ローン破綻の現実を見ているだけに、世の中の風潮が変っていかないかなぁ・・・と思いつつ、今日もこんなことを書いてしまうのでした。

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2006年5月 4日 (木)

自助努力

今日は、澤上篤人著「時間がお金持ちにしてくれる優雅な長期投資」(実業之日本社)。株式投資をするしないにかかわらず、経済のことがわかりやすく学べるお勧めの本。私は澤上さんの考え方が大好きです。

「どうせ国も会社も当てにできないのだから、一刻も早く自助の企業経営や生活設計努力に慣れてしまうほうが勝ち。それが成熟経済の生き様である。」(以上引用です)

これから、私達庶民が生きていく上で、この考え方はとても大切だと思います。
脱落しないためには、自分の頭で考えて、行動していかないと。

「景気さえ回復すれば、住宅ローン破産の事態は改善する?残念ながら、事態はもっと悪化するだろう。」(以上引用です)

住宅ローン破綻が絶えないのに、今でも無茶なローンを組むことが可能です。
でも、誰もそれを「おかしい!」とは言わなくて、住宅ローンを返すために借りた消費者金融の利率が高いことが一番の問題にされるんですよね。社会の仕組みって、本当に複雑で難しいです。

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2006年5月 3日 (水)

価値観や考え方を変えること

今日ご紹介する本は、紀平正幸著「10万時間の自由」(幻冬舎)。
紀平先生はCFPとして第一人者で、早稲田セミナーの講座を受けた時に、「こんなすばらしい考え方があったんだ」と、FPの世界に引きずり込まれるきっかけになりました。

「いくら苦しくても、時代や社会、経済は、自分の力で変えることはできない。いくら愚痴を言ってみても、社会は変わらない。どうすることもできないのならば、自分の価値観や考え方を変えるしかない。」(以上、引用です)

この一文は、いろんなメッセージを投げかけてくれていると思います。
「自分を変えろ」というのは、仕事をする上でも、私自身が生活をする上でも、いつも心に置いていることで、人の人生って、その人の考え方でどうにでもなるものなんですよね。だから、うまくいかないことを何かのせいにして生きておられる方を見ると、もったいない!と思います。

まだメジャーではありませんが、知識だけではなく、「考え方」を伝えることのできるファイナンシャルプランナーは、素晴らしい職業です。私は、司法書士とFPの両立を目指して、勉強を続けていきます。

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2006年5月 2日 (火)

経営者の視点

お客さんに議事録の案をFAXしたところ、「もうウソの書類を作るのはやめたい」というリクエストを受け、機関も含めて実態に合うよう思案中です。

LLP経営360度の方々が書かれた「新会社法5つの罠と活用法」(出版文化社)、「銀行員のための新会社法」(銀行研修社)を見ていると、今までの専門家の姿勢にも大きな問題があったことが理解できます。もちろん「違う」と言い切れる方もおられるでしょうが、「ウソの片棒を担いでしまった」「小規模な会社の場合、特に経営や法律についての相談ニーズに応えられる専門家市場が育っていない」と言われると、反論しきるのは難しそうです。

会社法が「ダメな会社の振るい落とし」のツールであるとするならば、社会から選別され淘汰の対象とされているのは、我々も同じなのかもしれません。「経営者の視点」が大切であることを、改めて感じながら仕事をしています。

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2006年5月 1日 (月)

会社法施行の日

今日5月1日は、会社法施行の日。
私の事務所でも、早速、株式会社の設立と、有限会社から株式会社への移行の登記申請をしました。設立登記については、金融機関の保管証明書が不要になった分、期間を短縮することができますので、せっかくの記念日だからと、お客さんに提案してバタバタと。

聞いた話では、公証人役場も法務局もそれほどの混雑はなかったようです。

それにしても今日は暑かった。
もう少しすると、スーツの上着なしでカッターも半袖にするのですが、まだ上着なしで歩くには早いので、汗かきにはつらい時期です。外を歩いている時はまだいいのですが、建物の中に入って風が通らない空間に入ると、途端に汗が吹き出してきます。

夜は、事務所で地中海料理を食べに。
ゆったりと流れる時間が贅沢でした。

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