みんなが叩いているモノ
私が、ブログを始めた初日(平成16年9月6日)の話題にした売掛金回収の仕事。
ずっと、債権者側の社長と頑張ってきたのですが、もうどうにもならない状態に。ウソをつく、逃げるの繰り返しで、社会の現実を味わった事件でした。
立場が変わると、モノの見方も変わります。
債務整理の仕事をしていると、支払わなくて済むようになるのが当たり前のように錯覚してしまいがちですが、必ずしもそうではないということは、忘れないでいようと思います。
耐震偽装の件は、やっと逮捕という所まで進んだようです。
姉歯氏にバッシングが集中していた時、私は「もっと悪い力がどこかで働いているのでは」と書いていたのですが(平成17年11月23日)、今回は背景が炙り出されてきたものの、何かに責任を押し付けて、本当に悪いモノが隠されてしまうというのも、よくあることなんじゃないだろうかと思います。
みんなが叩いているモノの背景を考えてみると、結局、みんなが叩いているものは、本質的な問題ではないかもしれない、ということです。
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