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2006年4月

2006年4月30日 (日)

「浮かれる景気」

連休気分、に浸れそうにはありませんが、とりあえず連休中は読書ネタで。
今日は、浅井隆著「浮かれる景気」。

株価も上がって、一応景気が良くなってきたことになっていますが、このまま延々と景気が上向いていくわけではないし、社会が良くなると思わないほうがいいということを再認識できた本でした。バブルの時は、多くの人が同じような勘違いをしてしまったわけですから。

『日々の生活の中では、自分の収入に応じた生活をすることが何よりも大切である。長い戦後の成長経済の中で、個人も企業も国家も日本全体がこの基本を忘れてしまった。デフレで持ち家の価格が下がり収入も落ちたのなら、持ち家やクルマを処分するなり、それに応じた生活設計を立てるべきだったのだ。しかし、実際は背伸びを続け、貯蓄を使い果たし、挙句にはサラ金に手を出し自己破産。』(以上引用です)

もちろん、みんながそうであると言うつもりは毛頭ありませんし、不動産は売りたくても売れない(時価よりも、ローン残高のほうが大きいため)から余計にやっかいなわけですが、社会の真理をついている一文です。借金の恐しさを認識してもらえるように、我々は頑張るべきだと思うのですが、さて。

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2006年4月29日 (土)

生き方を考えること

荻原博子さんの「破綻寸前!?国のサイフ家計のサイフ 大増税時代と格差社会を生き抜く方法」を読みました。私の頭の中にあることと、同じようなことが書かれています。

司法書士業とは直接関係のない話に思えますが、債務整理に携わっている以上、実は密接にリンクしている内容です。

よく政治家の人なんかが「格差社会がいけない。大企業やお金持ちからお金を取れ」と議論しているのを聞くと、いかにもいいことを言っているように聞こえます。でも、ダメだダメだと言ってみても、何にも解決しませんし、社会の仕組み(特に国の借金体質をはじめとする矛盾した仕組み)は簡単には変わらないでしょう。結局、厳しい社会であることを理解した上で、「各々の個人が何を考え生きていくか」というのが大事になってくると思うのです。

考える力があるかないかで、また大きな差がついてしまうはず。
厳しい時代だと言っても、悲観していても楽しくありませんから、あくまでも前向きに、自分の生き方を考えていきたいものです。

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2006年4月28日 (金)

整理整頓

昨日の印紙紛失の件、やはり昨日申請した登記に、9,000円分の印紙を貼るべきところ、90,000円分を貼り付けていました。

法務局は、印紙に消印する前で止めておいてくれ、印紙台紙の差し替えだけで済みました。登記簿謄本の申請書に収入印紙を貼ったり、破産の申立書に登記印紙を貼って笑われたことはありますが、大事に至らずホッと一安心です。

書類がない、何かがない、となると思考回路がストップしてしまいます。
昨日は、「10万円損した!」という意識ばかりが先立って、どこにもない1万円印紙を探すのに2時間も費やしてしまったわけですが、在庫を見て冷静に考えれば、すぐに答えは見付かった話でした。

事務所の中も頭の中も、整理整頓しておこうと思った次第です。
依頼者の方に、ご迷惑だけはお掛けしないように・・・。

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2006年4月27日 (木)

乱気

法務局で買って帰った印紙のうち、1万円10枚のシートが行方不明に。
どこかに紛れているとしか考えられず、あちこち探したり、法務局に「落し物(?)ありませんか」というマヌケな電話もして、結局出てこず。

「税金余分に払ったと思ってあきらめよう」と納得させようとしながら、あきらめるには惜しい金額なので、また探し出すという行動を2時間位繰り返していたのですが、5時過ぎてから一つの可能性に気付きました。

ところで、在庫にある1000円の収入印紙、多過ぎやしないか?と。
結果は、明日です。

細木数子さんのカレンダーを見ると、今日の私は「乱気」。
不都合が生じる時って、いくつもの偶然が重なるもので、でもつまらないミスを防ごうと思えば、いくらでも防げるんですよね。改めて「気をつけよう」と思った次第です。

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2006年4月26日 (水)

みんなが叩いているモノ

私が、ブログを始めた初日(平成16年9月6日)の話題にした売掛金回収の仕事。
ずっと、債権者側の社長と頑張ってきたのですが、もうどうにもならない状態に。ウソをつく、逃げるの繰り返しで、社会の現実を味わった事件でした。

立場が変わると、モノの見方も変わります。
債務整理の仕事をしていると、支払わなくて済むようになるのが当たり前のように錯覚してしまいがちですが、必ずしもそうではないということは、忘れないでいようと思います。

耐震偽装の件は、やっと逮捕という所まで進んだようです。
姉歯氏にバッシングが集中していた時、私は「もっと悪い力がどこかで働いているのでは」と書いていたのですが(平成17年11月23日)、今回は背景が炙り出されてきたものの、何かに責任を押し付けて、本当に悪いモノが隠されてしまうというのも、よくあることなんじゃないだろうかと思います。

みんなが叩いているモノの背景を考えてみると、結局、みんなが叩いているものは、本質的な問題ではないかもしれない、ということです。

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2006年4月25日 (火)

ジンクスを崩さないように

昨日ブログを書いてから、たまたま専用システムの業者の方が来られたので、商業登記のシステムを見せてもらいました。

「うちは商業少ないんですけど・・・。でも、買います」
「いやいや、今、決めてもらわなくても」
「いえ、買ったら仕事が増えるような気がするので、仕事を増やすために買うんですよ」
「そういう話って、根拠がないようで・・・」
「あるんですよねー」と私。

仕事が来るような体制を整えてあげれば、それなりに仕事は入ってくる。
何事も、自分がどうしたいかを思い描いて、それを実現するためには何をすべきかを考えて、行動することからはじまるわけですが、目に見えない力というのは、いつもどこかで働いているような気がします。でも、自分が行動しないと何もはじまりませんし、目標や夢を持たないと、いい方向に進んでいくはずもないんですよ。きっと。

いいジンクスは崩さないようにしていきたいものです。

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2006年4月24日 (月)

「別添FDのとおり」

今日、やっと会社法に基づく登記関係書類が出来上がりました。
定款の記載例も各方面から出ていますが、微妙に内容が違っていたりします。各会社毎に変えていく箇所があるとしても、いい部分を取り込みながら、早く自分の事務所用の土台を整えていかないと、と思っています。

あと、登記申請書のひな型も、購入した分と法務省のホームページで出されている分では、随分と表現が違っていたりします。法務省のホームページのひな型では、「登記すべき事項」に「別添FDのとおり」となっており、法務局の手間を考えても、そのほうがいいということでしょうかね。

それと、いろいろと検討した結果、当面の間、コメントとトラックバックの表示をオフにさせてもらうことにしました。私の考え方が、違ったように解釈されて伝わってしまうのは残念ですし、依頼者の方に誤解を与えるのも避けたいと思います。ずっと応援していただいている方には、私の気持ちをご理解いただけると思います。よろしくお願いします。

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2006年4月22日 (土)

10万アクセス突破

ブログのアクセスカウンターが、10万を突破しました。
表からは見えないところにあるのですが、信じられないような数字です。

思うがままに書いていると、「間違ったことを書くな!」とお叱りを受けることになるのですが、支持していただける方にだけ分かってもらえれば、それで充分です。

多重債務の問題についても、借り手側の問題を取り上げることが多いのですが、あくまでも今困っている人。過去に整理をした人。それと、これから困るかもしれない人(ここには私自身も含みます)に対して、メッセージを発しているつもりです。なので、業者側に責任を押し付けることを書いていても、何の意味もないと思うのです。

法的な手続をすること自体、ましてや取立てを止めることが「救済」ではありません。
経済的に破綻してしまった人に対し、「いかにして立ち直ってもらうか」ということを考えながら、日々現実の問題に向き合っていくのみです。

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2006年4月21日 (金)

引き直し計算サービス

最近、メールやFAXでいろんな勧誘があるのですが、今日は、「引き直し計算サービスのご案内」というFAXDMが届きました。

利息制限法への引き直し計算を1件2,900円でしてくれるとのことですが、金額の高い安いよりも、債権者から預かった取引履歴を事務所の外に出してしまうというのには、抵抗を感じます。

業者名と個人を特定できる部分は消して送るという前提であっても、計算書の書式を見れば、どこの債権者の計算書かはある程度わかりますから。

私自身は、ソフトへの打ち込みの作業はしていませんが(但し、プリントアウトされた後、入力ミスがないかは全部の取引についてチェックしています)、手間が掛かるのは確かです。しかも、債権者から出された取引履歴が細かい数字で書かれていると、それを読み取りながら画面に打ち込まないといけませんので、取引が長ければ1件1時間以上かかってしまうことも。

事務員の目に対する負担も、いつも気にしている部分ではありますし、一人で事務所をやっているなら心が動いてしまうかもしれませんが。

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2006年4月20日 (木)

お客さんをご紹介する時

今日は、他の先生のご紹介で依頼者宅へ。
わざわざ事務所まで車で迎えに来て下さり、打ち合わせの時間も含めて4時間近くご一緒して下さいました。私も、他の先生にお願いする時には、こうやって礼儀を尽くさなければ。

クレジットで購入した商品で転売しているものが含まれていたため、5ヶ月間も宙に浮いていた任意整理事件で、やっと和解が成立しました。「任意整理ですから、全額お支払しますので」と何度もお願いしていたのですが、契約上、代金全額の支払いがあるまではローン会社に所有権が留保されていますので、社内でも処理が進まなかったようで。

夕方は、権利証を届けにお客さんの会社に。
はじめてご覧になる登記識別情報を見に、皆さんが寄って来られました。
「権利証が横書きになって、やっと見やすくなったと思っていたのに・・・」という感想をお聞きしましたが、確かに、少し前まで申請書に「壱弐参」という多画文字を使っていたのが、ウソのような気がします。

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2006年4月19日 (水)

登記完了確認の方法

最近、民事法務協会の登記情報提供サービスが、思わぬところで、役に立ってくれています。会社の本店と商号は、インターネット上で無料で閲覧できますので、今までも、設立、商号変更、本店移転なんかの登記が終わったことの確認に使っていたのですが、今、堺支局では申請のあった会社について、随時本店に「区」を入れてくれています。

なので、登記申請中に「区」が入っていないのを見ておけば、今度「区」の入っていることを確認できた瞬間、イコール登記完了と判断できるわけで、役員変更の登記でも使えてます。といっても、堺支局に限りますし、職権での修正が終わるしばらくの間の話ですが。

法務局と裁判所のある堺東には、毎日のように事務所の誰かが通っていますが、「急ぎ」と言われていてもいなくても、無意識に早く事務処理を進めようとしてしまうのは、職業病なのかもしれません。それと、どんな登記であれ、「補正が恐い」というのも正直なところです。

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2006年4月18日 (火)

アイフルの問題より2

昨日はたくさんコメントを付けて下さいました。
ひとつ私の意見なのですが、法令違反と利益の数字は切り離して考えるべきだと思います。儲けることは、いろんな場面で批判の対象とされてしまいますが、今回は利益の数字にかかわらず、法令違反行為やその背景を問題視しないと、また焦点がぼやけてしまいます。

出資法の利率がどうなるのかはわかりませんが、グレーゾーンも撤廃の方向に進んでいるようです。とすると、今までのように、「利息制限法に違反しているから問題」という評価の仕方ができなくなりますし、法律が改正されても、おそらく大手の消費者金融は利益を上げ続けるシステムを作るでしょう。逆に、儲からなくなった大手以外の業者が、どんな動きをするのか、ということのほうが気がかりです。

激しい言葉で取立てをしているシーンを流したり、取立てを受けた人を「被害者のAさん」といった感じで登場させると、視聴者を引き付けられることはできるでしようけど、「何が問題なのか」を、踏み込んで解説する報道が少なかったような気がしています。

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2006年4月17日 (月)

アイフルの問題より

アイフルの営業停止の問題は、意外なほど、テレビのニュース番組等でも取り上げられています。取立てをしている場面を収録したというテープも流されていますが、「何が問題なのか」ということを、考えておく必要があるのではないかと思います。

とりあえず、支払期日に遅れない限りは、個別に請求を受けることはありません。
なので、遅れた人に対して「遅れてますよ。払って下さい。いつ払えるんですか」と電話をすること自体は、間違ってはいないはず。

「お金がなければ支払わなくていい」という考え方が許されると、世の中滅茶苦茶になってしまいます。取引先等も含めて、そんな債務者の態度に泣かされている方もたくさんおられるでしょうし、「サラ金だから返さなくていい」ということでもないでしょう。

ただ、そんな論理の通用しないのが多重債務の問題です。
背景には様々な問題があるわけですが、元々の問題は借りたこと自体(借りざるを得なかったということも含めて)にあります。

ですから、「悪徳業者叩いて万々歳」、「利息制限法に違反しているからダメで、違反していなければいい」といった議論で止まらないことを願いたいです(続く)。

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2006年4月15日 (土)

安全基準のない自動車

今日は、商業登記の通達に関するセミナーへ。
施行まであと2週間なのに、答えが見えていない部分がたくさんありそうです。5月1日申請予定の登記の書類、「書類はまだですか」と行政書士さんに言われているのですが、私にはまだ作れません。

不動産登記もそうなのですが、仕事をする上で基本となっているのは、やっぱり受験勉強で勉強した知識です。私の場合、今でも調べ物をする時に、受験時代の本を引っ張り出したりしていますが、それも頼りにできなくなってしまいます。

講義の中で、「自己責任」という言葉が度々出ましたが、会社法は「安全基準のない自動車」なんだそうです。もういい加減、「不景気だから」を言い訳にはできないでしょう。安全を確保できるかどうか、経営者の運転技術次第、といったところなのでしょうか。

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2006年4月14日 (金)

人の役に立つこと

アイフルの業務停止処分は、なんだか唐突な感じがしました。
もっと悪いことしている業者はたくさんあるはずなのに(だから悪いことをしていいという意味ではありませんが)、叩きやすい所を叩いてしまえというのは、違うような気がしています。

ライブドアの株主被害弁護団も、私の個人的な意見としてですが、どうも違和感を感じます。もちろん、損をした人が「返せ」と怒るのは当然なのですが、「被害者」と言いながら、損をした後もまた買っている人がいるはずなのですから。

私なんか、「安易に株を買うのは間違いですよ」「株はゲームではありませんよ」という情報を伝えていくべきだと思うのですが、離婚の慰謝料をつぎ込んだとか、退職金を全部つぎ込んだとか、ずっと上がり続けるものと思い込んでいたとか、損をするしないは別にしても、間違っていると思いますよ。

「人の役に立つ」「社会の役に立つ」とはどんなことなのか、とても難しいところだと思って見ています。もちろん、日々の業務の中でも、いつも悩みながらです。

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2006年4月13日 (木)

土日と遠方からの相談

最近、「土日はしていないんですか」という問い合わせが多くて、どうしようかと思っています。初回に土日しかお越しになれないということは、お会いするのはずっと土日しか無理ということになるのでしょうから、後々のことも考えて、例外は作らないようにしているのですが。

「土日は遊びたいから休み」という趣旨ではなくて、仕事を抱え込み過ぎると、依頼者にご迷惑を掛けるのが分かっているからなのですが、それも私の都合ですね。

あと、「来所可能な方」と限定していても、遠方からいただくメールでの相談。
メールでお答えできる内容には限りがあるのですが、こちらのほうは、遠方の方には有料化する等のシステムを整えようと思います。

もちろん、お会いしない限り、業務として受託しないようにしていますし、メールでの相談で採算を取ろうとも考えていませんが、ブログを見て「こいつに相談したい」と思っていただけるのは、素直にうれしいものです。

どんな仕事であれ、「絶対に私の事務所に頼んで」というスタンスで仕事はしていませんし、近くの事務所に駆け込まれるきっかけを作ることができれば、それだけでも充分だと思っています。

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2006年4月12日 (水)

情報伝達の手段

今日は、会社法のセミナーに参加。
ただ、公認会計士さんや税理士さんもたくさん参加されていたようで、期待していた話ではなかったので、ちょっと残念でした。こんなことも珍しくないので、普段は研修には行かない人なのですが、実務に必要な情報が少ないので、焦り気味です。

会場が地下でしたので、事務所とメールがつながらない状態になり、事務所の仕事でいくつか行き違いが生じました。登記の完了を、電話で確認してから法務局に出掛けてくれると思い込んでいたら、確認せずに出掛けてしまって無駄足(まだ完了していなかった)になったり。でも、予定に組み込まれている人間からすると、確認済みだと思ってしまったようです。

「メールもつながらないよ」と、セミナー開始前に事務所に電話を入れているのに、もう一人にはそれが伝わっていなかったり。

セミナー会場でメールを開けているというのも不謹慎ですが、情報伝達の手段を絶たれてしまうと、組織はダメになってしまうということでしょうか。

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2006年4月11日 (火)

登記事件数の格差

登記の完了が、全体的に遅くなっているようです。
大阪の本局では、今日申請した不動産登記の補正日が2週間以上先の27日で、まだ、先月末に受付した事件の処理が終っていないとか。といっても、和歌山の法務局では、相変わらず翌日に完了していたりしますが、これも一つの「格差」なんでしようか。

堺支局の商業登記の進行も遅れていますが、作業を拝見していると、少ない人数で申請書の山を処理されているようです。これで会社法が施行されたらどうなるんだ?とちょっと不安です。

不動産の売買も相変わらず活発なようです。
「先生も実感しておられると思いますが」と話を振られても、「ええ、そうですね」と相槌を打つしかありませんが、ある事務所は大量にあって、ない事務所にはないのでしょう。でも、登記専門ではない司法書士事務所のほうが、きっと面白いはず。

登記事件数の格差は、ある意味司法書士としての実力の証なのかもしれませんが、発想を逆転させてしまえば、余計に楽しくなります。

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2006年4月10日 (月)

名義書換と基準日の公告

いよいよライブドアの上場廃止の日が近付いてきました。
私自身、ライブドアにはいろいろと勉強させてもらえましたので、最後まで見届けたいと思い、3月末に数株だけ買っています。売却するつもりはありませんし、解散価値がどうのこうのでもなくて、思い出に家に飾っておこうという気持ちで・・・。

上場廃止になると、「ほふり」に預けてある株券が手元に届くことになるのですが、届いた後でまた名義書換の手続をしなければ自分の名義にはならない、というのも一つの発見でした。

今日、定款を打ち込んでいて思ったことですが、相続がらみで名義書換の書類を取り寄せてもらったことはあっても、上場していない会社で厳格な「名義書換」手続に関与したことはありませんし、「基準日の公告」なんていうのも、多くの中小企業では無縁でしょう。

でも、6月予定の株主総会の招集通知が手に入るよう、基準日前に株を買った自分の行動に、「基準日っていうのは、こんなことを意味していたんだ」と、身を持って体験できました。上場廃止直前なのに、株価が落ちていかないのが不思議ではありますが、どんな形で復活してくれるのか、楽しみにしたいと思います。

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2006年4月 8日 (土)

防災セット

無印良品の店で、防災セットを買ってきました。
保存期間4年の水や、4リットル入る水用携帯袋、軍手、ローソク、ウエットティッシュ、粘着テープ、携帯用スリッパなんかが入っています。

1セット5,000円は高く感じますが、月5,000円程度の生命保険や医療保険なら高く感じないのは不思議です。日本人って、本当に保険が好きなんだなぁと思うのですが、保険に入っていても、災害の時は助けには来てくれませんからね。

他にも、リュックの中に、保存食やタオルなんかも適当に詰め込んで置いておくつもりです。そもそも、いざという時に荷物を持ち出せる余裕があるのかどうかわかりませんが、ちょっとした気休めに。あとは、現金をうまく持ち出せるかどうか、でしょうか。キャッシュカードがあっても、きっと役には立たないのでしょうし。

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2006年4月 7日 (金)

親切な忠告は?

政令指定都市になって1週間。
事務所の中には、「区」が入っている書類と、入ってない書類が混在していて、余計なところで神経使っています。登記申請書の申請代理人の表示に「区」が入っていないとか、連絡先用に押しているゴム印が古いものであったりとか。

たいていは、「もうそのまま行ってしまえ」と気にしないようにしていますが、どこの地名が何区なのかという感覚がありませんから、書類を作る時はその都度調べながらです。

今日は、有名な不動産販売業者が、事務所に飛び込みでやってきました。
応対している事務員に対して、「今は、パートやアルバイトでもローンが通る時代なんですよ」「月々56,000円で買えるんですよ」と、さわやかなトークです。

知り合いのマンション業者の人によると、「おいおい本当に買って大丈夫なんかいな」と思う人も相当含まれているそうですが、そんな親切な忠告は口に出してはくれません。源泉徴収票の偽造。親切にもそんなこと言いだす業者がいるならば、こっちから断ってやらないと、自分が痛い目に遭うだけですよ。なので、くれぐれも気を付けましょうということです。

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2006年4月 6日 (木)

世の中矛盾だらけ

今朝の日経新聞によると、流通系カード会社2社の2月期決算において、カード会員数の増加などで、過去最高益を記録したとのことです。もちろん、利益を上げるのがいけない、などと言うつもりは全くありませんが、先日も書いたとおり、借金で困る人が生まれていく温床が、ここにもあります。

でも、国からみれば、信用取引でどんどん消費を促してくれるのは大歓迎、といったところでしょうか。ついでに、税金もカードで払って下さいねと。

政治家の人が、「失敗した人が自殺したり、ホームレスにならないような社会を」と言っているのを、今朝のテレビで見ましたが、規制を取っ払って、どんどん競争して下さいという方向に進んでいるのに、そんなことを言われても説得力はありません。自由に競争させたら、力のない人が脱落していくのは、最初からわかっているわけですから。

世の中、矛盾だらけです。

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2006年4月 5日 (水)

免責不許可事由と裁量免責

私が書類を作った破産事件で、はじめて免責不許可が出てしまいました。
それにはそれなりの理由があるのですが、今まで漠然と解釈していた「免責不許可事由」(破産法252条)と裁量免責について、判例にも目を通して、深く考えるきっかけになりました。

昨日は、「簡単に破産が認められると聞いて来たんですけど」と言われましたので、「いえ、そんなことはありませんよ」と。免責が下りている割合として、98%程度という数字を聞いたことがありますが、それも全てがすんなりと通ったわけでもなく、管財人がついて生活状況を調査されたり、一定金額の積立をして按分弁済を指示されたり、裁判所によってやり方は違うようですが、それをクリアしてはじめて、という事案も含まれています。

毎日、家計簿を付けて、レシートまで提出するよう指示されている事案もありますが、免責の条件として、それぐらいの課題を課してもいいんじゃないかとも思ったりします。管理しなければならない我々が大変ですけど。

いずれにしても、借金が払えなくなった事情は過去のことと考えるとしても、裁判所や味方になるはずの我々に対して、背を向けることはないように願いたいです。

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2006年4月 4日 (火)

ひとつの危機管理

昨夜、テレビでやっていた「東京大震災」を仮定したドラマは衝撃的でした。
エレベーター内に、何日も閉じ込められてしまうシーンでも、決して大げさな表現がなされているわけではないことを理解できましたが、同時に、災害に対して何も考えていない自分にも気付きました。

いわゆる「危機管理」というものです。

今日、思わず、事務所の中に備え置く用に、水の買出しに行ってしまいましたが、そんな小さなことは別として、いろいろと考えておかないと、何かが起きてからでは遅い。と言いつつ、何をどこまでできるのかはわかりませんが、毎日の生活を普通に送れることを、幸せなことだと思って生きていくことにします。

災害に限らず、日常生活でも危機管理は大切です。
経営、人間関係、お金、事故、病気や死、仕事のミス・・・と考えだしたらキリがありません。人間関係の中にも、家族・友達・隣近所・会社内・顧客・同業者・・・と、複雑な社会の中で生活しています。いつ何が起こるかわかりませんが、できるだけ何も起こらないようにすること、それと、何かが起こっても困らないようにできるかどうかも、その人次第でしょうか。

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2006年4月 3日 (月)

通ってしまう住宅ローン

個人再生で、「1回目の弁済日にある程度多目に弁済する計画案を」と書記官から指示がされていましたので、「少額債権でもないし、どういう意味?」と悩んでいたのですが、「新しい再生物語に載っていますよ」と言われて謎が解けました。

大阪以外でも使えるのかどうかは分かりませんが、新日本法規出版の「大阪再生物語」は一番の参考書です。

別件では、雑談の中で「娘が家を買ったので・・・」と言う話を聞き、思わず「そんな無茶な」と言ってしまいました。「ローンが通ったので・・・」ということですが、信用情報がブラックになっていても住宅ローンが下りてしまうようです。

車のローンが通ったり、信販会社のキャッシングができたり、といった事例に接する度に驚いていましたが、さすがに住宅ローンを通すのはマズイでしょう、と思うのですが。

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2006年4月 2日 (日)

一番最初の借金

一昨日のブログにコメントを付けていただき、思いつきでいい加減なことを書いていたらマズイと思って、すぐに取り出せる場所で保管している申立済の個人再生事件について、調べてみました。

申立時点に残っていた債務で、一番最初に借りたのはどこかということについてですが、一番多かったのが銀行のカードローン。次に、信販会社。消費者金融、住宅ローンの順に続きます。

もちろん、法的整理をする方の中でも、消費者金融からは全く借りていない方もおられます。スーパー等で勧められて何気なくクレジットカードを作り、ショッピングに必要以上のお金を使いはじめたのがきっかけ、という例も多いです。

高金利だけが多重債務の要因ではないというのは、今までもいろいろと書いてきましたし、これからも書いていくつもりです(でも、あくまでも私の個人的意見ですから、正しいかどうかは皆さんが判断して下さい)。

いずれにしても、消費者金融に手を出す時点では、すでに返済不能(自分の給料だけでは元金を返済していけない)に陥っているケースが多いと思いますから、消費者金融だけを叩いても、根本の解決にはならないのではないか?という問題提起でした。

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2006年4月 1日 (土)

堺市が政令指定都市に移行

今日4月1日から、堺市は政令指定都市に移行します。

堺区、中区、東区、西区、南区、北区、美原区と7つの行政区が設置されて、私の事務所は、「堺市向陵中町4丁」から、「堺市堺区向陵中町4丁」になります。ただ、長くなっただけ・・・。

地名のとおり、仁徳天皇陵がすぐそばにあったり、与謝野晶子や自転車、包丁の生産が有名だったりするそうですが、「さかい」と言って、鳥取の境港を思い浮かべる人とどちらが多いでしょう。負けているかも?

ちなみに、行政区設置に伴う登記の申請は不要です。
不動産の所在や会社登記簿の本店や、役員の住所は職権で直してくれますし、不動産登記の名義人の住所は、読み替えがされますから、住所変更登記をする必要はありません。

ただ、提出先によっては、区名が入った会社の謄本が必要だということで、法務局に問い合わせてみたのですが、職権での修正が完了するまで2~3ヶ月は掛かるとのこと。急ぎの場合は、個別に申し出てくれたら4~5日でできる、とのことでした。

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