連帯保証制度の廃止
今朝の新聞に、「信用保証協会が、連帯保証制度を原則廃止」という記事が載っていました。
私も何度か書いていることですが、公的な金融機関の融資方法は、ある意味、消費者金融の存在以上に問題にすべきだと考えています。「保証人がいないと借りれない」というなら、おそらく「借りるべきではない」ということです。連帯保証を付けることを認める例外も、できるだけ狭めて考えてもらいたいものです。
過剰な貸付についても問題にすべき話で、きちんと審査をして貸さないと、国民生活金融公庫や、保証協会の保証付で融資された資金が、消費者金融の返済にも回っているというのも、現実の話。もちろん、返せない程のお金を借りる側が悪いわけですが、過剰に貸し付けられたお金を返すために、また消費者金融に手を出してしまうことを考えると、被害を大きくしているだけです。
ついでに、今日、破産事件に関して法律扶助の申し込みを考える過程で、「無職の場合は、保証人がいないと扶助を受けれない」という現実にあたりました。きちんと償還をしない人がいるのは分かっていますので、仕方がない措置だと思うのですが、生活保護や児童扶養手当を受けていたら保証人は不要なのに、そうでなかったら必要なんですね・・・。
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