物事の本質
もう一冊、いい本に出会えました。
折口雅博著『「プロ経営者」の条件』(徳間書店)。「福祉と介護をビジネスにしてはならないのではないか」と言われる中、ゼロから組織を作り上げた姿が記されています。
「会社をよくしよう、社会をよくしよう、といくらきれい事や能書きを言っても、売り上げが上がらなければ実現はできません。そして、売り上げを上げるためには、究極的には顧客満足度を最大化するしかないのです。お客さまが満足し、リピートが増え、紹介が増え、売り上げが上がるからです。」(以上引用です)
私たち国家資格者の世界も、「お金儲けじゃない」「利益追求してはならない」という考え方があります。でも、「お金儲け」なんていう表現を使うから誤解を招くのであって、きちんとしたサービスを提供して、適正な対価をいただくのは当然のことです。もしくは、ボランティア・善意で行動するのなら、最初から対価を請求しないことだと思います。
「物事の本質を見抜け、雑音に動じるな」(以上引用です)とも書かれています。
私たちの仕事の本質とは何でしょうか。きれい事を言う前に、コツコツと仕事をやり遂げていきたいものです。
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