信じることと現実
費用の請求をすると、「お金がないから払えない」と言われることは、債務整理に携わる者の宿命です。でも、「用意してもらえないとできません」と言うと、ほとんどの人が用意してくれます。少なくとも私の事務所の場合。
今回、他士業の先生からの紹介で、「お金がないと言っているけど、お願いします」と言われていた案件があります。「最初に払わない人は絶対に払いませんよ」と私は言っていたのですが、「いえ、払うと言ってますから大丈夫だと思うんですけど・・・」と言われ続けて、とうとう半年経過。
実費すらもらっていませんから、もちろん受任通知は出していませんが、やっと届いた通帳を見るとお金はありました。但し、使ってしまっているので、残ってはいません。車も売ってるのに、「お金がない」なんておかしいんですから・・・。
人を信じることも大事ですが、現実を見ることも大事。
「お金を払えない」のと「お金があるけど払わない」というのは、区別して考えなければなりません。
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