相談直前の借入金
ある破産事件の免責決定が下りました。
債権者のうち1社から、「直前借入のお金を返せ」「不法行為で訴える」と、何回もFAXや電話が入っていましたので、裁判所に意見を出されるかも、と心配していたのですが、無事に終わりました。
その債権者は、名前の通ったカード会社なのですが、結構しつこかったです。
でも、何年も取引がありましたし、「収入以上の返済を負っている多重債務者に、カードの使用を許されている現実をどのように考えられていますか」と私が質問のFAXを送ると、攻撃が止まりました。
カード会社はいつでも信用情報をチェックして、カードの利用停止の措置を取れるわけです。「危ない」と思えば(債権者の数や金額を見ればわかります)、カードを使えなくすればいい話です。それでも貸すのは、カードを使うだけ使ってもらうほうが利益になるからです。
もちろん、露骨な直前借入をされている時(しかも依頼者に内緒にされていた場合)は、私も冷や汗をかきますが、カード会社は貸し倒れのリスクも踏まえて利率を設定しているのですから、一旦貸しておいて、「破産するならやっぱり返せ」というのは、ちょっと違うのではないかと思います。
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