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2005年8月22日 (月)

使途不明金

自己破産と個人再生の場合、裁判所に申立前2ヶ月分の家計表を出すことになるのですが、計算が合わなくなると、頭を悩ませることになります。翌月への繰越額が書類上は20万円になっていても、どう考えても手元に現金が残ってなさそうだったり、それが特定の人の話ではなくて、ある程度の給料をもらっている人には、よく発生する現象のようです。

通帳から(生活費以上の)まとまった金額を引き出されていたら、「身内にだけ返済したんじゃないか」と思いますし、2万3万という金額が毎日のように引き出されていたら、「ギャンブルに使っているんじやないか」と思います。

「現金で持っていることにしてもらえませんか」と言われることもありますが、債務者の立場で書類を作っている私が「おかしい」と思うのですから、裁判所にも疑いの目で見られても仕方ないでしょう。「先生の腕次第」と言われることもありますが、ウソをついて免責や認可決定をもらうのが私の仕事ではありません。

ご本人に、無駄遣いの意識がない浪費はやっかいな問題です。
長年、返済に追われる中、金銭感覚が麻痺してしまっているのもわかりますが、手元にあるお金を全部使っていれば、またお金に困ることになるのは目に見えています。そのことを、果たしてどれだけの人が理解してくれているでしょうか。

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