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2005年7月 6日 (水)

保険の解約返戻金

弁護士に自己破産を頼んでいる人から相談。
「保険を崩せとか、崩すなとか言われて、結局崩したお金は債権者に渡さないといけないみたい」と。「いや、先に申立費用に充てれるから、そのように言ってみられたら」と伝えたのですが、弁護士の見解は「受任通知を出した後に崩した保険だからダメ」なんだそうです。

そんな杓子定規な解釈でいいんでしょうかね。
私の事務所では、崩した保険で申立費用を賄ってもらったことなんて、数え切れない位ありますし、そのことを正直に報告して、裁判所からクレームがついたこともありません。もちろん、財産隠しに加担するのはダメですが、解約返戻金の合計が20万円以上あれば、財産としてカウントされることは最初からわかっているわけですから、相談後すぐに保険会社に確認を取ってもらって、一番いい方法を考えてあげるべきでしょう。

今日審尋があった破産事件では、管財人の報酬に充てる予納金のために、「保険を一部解約するのも止むを得ません」と、裁判官に言ってもらえました。使う人によって解釈が違ってしまうのも、法律の不思議なところです。

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