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2005年7月

2005年7月30日 (土)

報酬をいただく意味

先日紹介した「小さな会社の社長のお金を残すために絶対必要な本」(株式会社九天社)に、こんなことが書いてありました。

『「俺のお金」を残すことに四苦八苦しているレベルでは、とても周囲のことを考える余裕は生まれません』『自分のエゴを満たす位置に最も近いのが社長であるとすれば、エゴを満たした先に「世のため・人のため」に働く意義を最も追求できる位置にあるのも、社長なのです。社長が「俺のお金を」残す本当の意味。それは、自分のエゴを満たすためではありません。社会貢献を果たす入場切符を手にするためだと思います』(以上、引用です)

この本を書かれているのは、税理士でもある岩佐孝彦さんですし、司法書士もみんなそれぞれの事務所の経営者です。「人のためにやってるんだ」「お金をもらえなくてもいいんだ」と言ってる人もいますが、今の私にはそんなきれい事を言える余裕も資格もありません。

依頼者の利益を考えることを、自分の職業とできる恵まれた環境の中で、何をしていけるのか。サービスの対価として報酬をいただく意味を、今一度考えてみたいと思います。

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2005年7月29日 (金)

税金のこと

3日前。「登記の仕事が増えると、債務整理の仕事が止まるのは何でだろう」と事務所で話をしていたら、昨日今日とまた登記の仕事が2件ずつ入りました。不思議なことですが、目に見えない部分で、何らかの力が働いているんじゃないかと思うことが時々あります。ロッカーと本棚の配置を変えたら忙しくなったり。偶然なのかもしれませんが。

次の取引は、抹消の前提になる金融機関の根抵当権移転(合併)の登録免許税が89万円です。基本的に印紙は立替で用意しますので、大金を何週間も寝かされたら厳しいなぁと思っていたのですが、「当日支払いますから」と言ってもらえて一安心。でも、こんな形で金融機関が国に税金を支払うなら、特例措置でも設けてもらって、その分庶民のサービスを良くして欲しいものです。

そんなことを言っていると、今度は国の財政が・・・ということになるんでしょうけど。

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2005年7月28日 (木)

人身事故

事務所の前を、消防車や救急車が何台も通り過ぎていきます。
「右へ曲がります」と言っているので、「右と言えば駅のロータリーしかない・・・」と思って見に出たのですが、消火活動をするような気配はなく、駅前に人だかりができています。

人身事故でした。
ホームに入ってみると、はねられたであろう人の姿はすでにありませんでしたが、電車とホームの間からカバンと携帯電話が引き上げられました。いつ何があるかわからないのは誰もが同じことですが、命は大事にしないといけないと思います。

債務整理の依頼者と接していると、時々真顔で「もう死にたい」と言われることがあります。下手なことは言えませんから、「そんなこと言わんといて下さいよ」と軽く流すようにしていますが、本心では何を考えておられるんだろうと考えることがあります。

何度電話をしても出てくれないような人が時々いますが、後日「死のうと思っていました」と言われると、「いい加減」の一言では片付けられない面があるのだろうと思います。ファイナンシャルプランナーの次は心理学の勉強をしないといけないのではと、半分真面目に考えたりしています。

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2005年7月27日 (水)

解雇されるかされないか

昨日の話の続きですが、裁判所に電話をしたところ、「本旨弁済(弁済期が到来した金額をそのまま支払った)なので、本来は免責不許可事由には該当しないけど、差し押さえを回避する目的で支払ったのは悪質」だと言われました。

「差し押さえを受けたから解雇されるとは限らないし、解雇の可能性と破産手続きとは別問題」とのことです。裁判所からすると解雇されるされないは関係のない話ですから、法律論からすると正論です。でも、差し押さえされるのが確実な状態で受任通知を送って、万が一解雇されたら(もちろん解雇事由にはなりませんが)、我々の責任はどうなるんだろうかと考えてしまいます。

確かに、「会社にバレたら大変なので、退職金の証明書は取れない」と依頼者に言われたりすると、破産をするのに「都合が良すぎるんじゃないか」と思うこともあります。裁判所からしたら、なおさらでしょう。でも、杓子定規に解決できる問題ばかりではありませんし、その人の立場に応じて柔軟に対応していくことも必要なんじゃないかと思います。

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2005年7月26日 (火)

追加指示書

今日は、裁判手続相談センターへ。
台風が接近しているので、誰も来られないだろうと思っていたら、10時の時点で順番待ちの状態でした。「相談時間は原則30分程度」というマニュアルも机の上に置かれていましたが、30分ではなかなか話を聞き切れません。せっかく来てもらったからには、満足して帰ってもらいたいですし。

午後は、会社設立等の打ち合わせへ。
本題の話はそこそこに、社会保険のこと、不動産のこと、考えている人は考えているんだなぁという話を聞きました。「そんなことできるんですか」と驚く私に、涼しい顔して「できますよ」と。帰り道に本屋に寄ると、「社長のお金を残すために絶対必要な本」(株式会社九天社)という本をたまたま見付けました。電車の中でちょっと読んだだけですが、面白そうです。

事務所に帰ると、裁判所からの追加指示書が机の上に。
書記官によって、時々思わぬ追及を受けることがあるのですが、今日のは厳しい。「支払停止後に、一部の債権者に弁済したなら、同じ割合で他の債権者にも弁済しなさい」とあります。じゃあ、「一部の債権者に全額弁済したなら、他の債権者にも全額弁済しなさい」、となるのでしょうか?

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2005年7月25日 (月)

節税対策

今日は、税理士さんが保険会社の人を連れて来てくれ、保険の相談。
節税を目的とする生命保険のシュミレーションを持ってきてくれたのですが、損金算入額を考慮した実質の返戻金が、3年経過で101%になるという面白い保険です。

法人でなければ使えないそうですが、こんな保険が存在するとは知りませんでした。損金算入のことを考えなければ、返戻金が100%になるのは20年先になりますから、保険会社の利益はペイできているそうです。情報が氾濫している時代ですが、いかにして自分に必要な情報を集めるか、というのも大きな課題ですね。

税理士の先生は、「我々の業種は、利益が出て当たり前」と言われると共に、もし長者番付に載ることがあれば、それも恥ずかしいことではないかと言われていました。面白い考え方ですが、知恵を絞ってそれなりの対策を講じなさいという意味だと思います。

そもそも、長者番付に載るような心配をする必要はありませんが、税金を払って得することは何もないですからね。

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2005年7月23日 (土)

過払い金

昨日、任意整理の1/3近くが、過払いかゼロで和解ができていると書きましたが、依頼者に理解してもらわないといけないのは、計算上過払いが出たからといって、今日明日にお金が戻ってくるわけではないということです。

大手の消費者金融の中でも、それぞれ方針や進行具合が違いますし、同じ業者内でも、担当者によってやり方が違うと感じることもあります。「まだですか」「急ぐんです」と言って、マメに電話を掛けてくる依頼者がおられますが、早く解決していきたいのは私も同じ。でも、「一括で返す」という和解案を提示しても、なかなか返事が来ないところもありますから、故意に引き延ばしをしていると必ずしも言えない面もあります。

それと、1社から過払い金が返ってきたとしても、基本的には全部の業者と和解ができるまで預かったままにしています。返ってきたらすぐに使いたいと思われるのでしょうし、実際に使ってしまう人がほとんどでしょう。でも、他社に残債があれば、過払い金を使って少しでも安く返済を済ませるのが代理人の仕事。返済を先延ばしにせず、解決できることは今してしまうことが依頼者の利益につながります。

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2005年7月22日 (金)

クレサラ事件の統計

今日はどうしたことか、来客もなしで、電話もほとんど鳴りませんでした。
そこで、クレサラ事件の統計を整理していたのですが、面白い発見がありました。

任意整理で和解をするとしても、純粋に任意整理で解決することもあれば
・任意整理の予定で進めながら、自己破産や個人再生に移行するケース
・自己破産や個人再生の準備を進める中で、過払い金を回収するケース
があるのですが、和解した総件数の3分の1近くが、過払いかゼロで解決しています。

個人差があるので一概には言えませんが、取引期間が6年~7年以上ある人については、思い切って専門家の事務所を訪ねてみれば、返済日に追われ続ける生活から脱出できるかもしれません。

景気と債務整理を結びつけて考えている人もいるみたいですが、少なくとも私の事務所での件数は減っていません。でも、逆に減ったら不自然だと思いませんか?サラ金やカード会社の顧客数が減っているならともかく、顧客数が減らずに債務整理の件数が減ったとしたら、それはただ単に、債務整理にたどり着かずに、延々と利息を取られ続けている人が増えているだけの話ですから。

だから、お金を借りないための考え方を広めていかなければ意味がないと、私は考えています。

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2005年7月21日 (木)

自動振替と銀行振込

債権者と和解をして、「支払は便利な自動振替で」ということで書類をもらい、債務側に送ったところ、「振込みにして欲しい」ということでした。「どうしても自動振替が嫌なら直接相談して下さい」と伝えましたが、銀行振込と自動振替では、どっちが「お得」でしょうか。

どうでもいい話と言われればそうなのですが、例えば、毎月の光熱費を自動で振り替えるか、コンビニで支払うか。お金の「管理」という面から考えると、全然違ってきます。しかも、コンビニで支払って、領収書を丸めて捨ててしまうようでは、家計をきちんと把握することはできません。

「生活に困っている」と言いつつ、時間外手数料を取られるのを承知で、毎日のように口座からお金を引き出していたり、自分の口座に入金するためにわざわざ他行から振込みをしたり、余計な支出をしている人が結構多いです。

でも、「生活費はこれだけ」と決めて財布に入れておけば(もちろん給料を全部使ってしまったらダメです)、銀行に行くのは月1回で済みます。それに、銀行で取られる「手数料」ほど、もったいないものはありませんから。

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2005年7月20日 (水)

微妙な心理

支部の先生から仕事の紹介がありました。
「忙しいですか」と聞かれたので、うーんと一瞬考えたのですが、忙しくても断る理由はありません。ありがたく、引き受けさせてもらうことにしました。時々、壊れそうな状態になりますが、多分自分がこの仕事を好きなんでしょう。でなければ、やってられませんし、本当は毎日夕方に事務所を閉めて、テレビ見て過ごすほうが楽なんですから。

ちなみに、「忙しいですか」と聞いてくる人が、「暇です」という返事を期待されていることがあるので、注意が必要。「忙しいですよ」と答えると、「えっ、忙しいんですか?」と驚かれたりします。でも、気を遣って「暇です」と言っていると、せっかくの仕事運も逃げてしまいます。私が仕事を頼む立場に立てば、「暇だ」って言ってる事務所には頼まないですから。

だから、本当は暇でも「暇です」と答えることはないでしょうし、それ以前に「暇だ」と思うような状況には陥らないようにしています。微妙な心理ですが、この辺りも考え方次第です。

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2005年7月19日 (火)

ハッピーリタイア

今朝の読売新聞に「ハッピーリタイア目指して資産活用を!」という記事が載っていました。資産運用をするしないは別として、老後のことも考えながら生計を立てていく必要があるのは、誰もが同じことだと思います。

そこに書かれていた考え方は、下記のとおりです。
・年金制度はこれから「普通」になる。これまでの日本の年金は、世界の常識から見ると、あまりに恵まれていた(昨日私が書いた表現とかぶりますが)。
・今「公正な社会」への転換がはじまっている。公正な社会とは、機会は均等だが結果はバラバラ。頑張って働けば年収2000万円、そうでない人は200万円という社会のこと。

私も年金には期待してないですが、「年金なんてどうせもらえない」と言って掛金を支払わなかったら、将来どうなるでしょう。その代替手段を用意しなければ困るのは自分です。収入に格差があるのが「公正」というのも思い切った考え方ですが、チャンスは平等、能力を身に付けるかどうかもその人の自由という意味だと思います。

古い常識にとらわれず、何事も前向きに考えていきたいものです。

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2005年7月18日 (月)

上海旅行3

出発前のわずかな時間に、グランドハイアットの88階展望室へ。
思っていた以上に高層ビルが多く、夜の景色以上に驚きでした。

上海では、今もあちらこちらで高層ビル建設の工事がされています。でも、一歩路地を入ると、「ここが人の住む家?」と思えるところに、男の人は上半身裸でウロウロしています。日本人と変わらない服装をした人が歩いている地域もあれば、明らかに貧しい人もいる。そのギャップは、激しいものがありました。

一方、日本では、収入が多い人も少ない人も、同じような家に住んで、同じ物を食べて、同じ服を着ています。もちろん個人差がありますから、そうだと決め付けるつもりはありませんが、日本は多分恵まれ過ぎています。その恵まれた国が、貧しかった国に抜かれていくわけですから、皮肉な話。外から見ると、日本の問題点がよく見えます。今のままだと、そのうち世界から相手にされなくなるんじゃないでしょうか。

15時15分。無事に関空に到着しました。
さすがに仕事のことは忘れている時間が多かったですが、収穫の多い3日間でした。

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2005年7月17日 (日)

上海旅行2

朝から豫園へ。
観光地に行くと、我々が日本人だと気付かれているようで、店の中からは「安くするよ」と声が掛かり、「ローレックス?(買ってくれ)」と、怪しい人が近付いてきます。さすがに時計は買いませんが、どうも高い買い物をさせられたようです。

午後からは足裏マッサージ。あまりの気持ちよさに眠りそうになりながら、「寝たらもったいない」、と思ってこらえていました。

遅い昼食は、ガイドブックに載っていた台湾料理の店へ。
アワビ、フカヒレ、伊勢海老のコース料理を、一人180元でいただけました。味はもちろんのこと、日本語も通じるし、料理を出したり下げたりするタイミングも完璧でした。一流のサービスです。

夜は、テレビ塔の350mの展望台へ。
エレベーターは順番待ちの長蛇の列。上るのにも、下りるのにも時間が掛かり、後の予定が崩れました。あまりの人の多さに、「不景気だ」と嘆いている日本人が愚かだと感じました。

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2005年7月16日 (土)

上海旅行

11時15分、上海着。
専属のガイドさんが出迎えてくれ(てっきり、団体行動だと思っていたのでうれしい)、リニアモーターカー、バンを乗り継いでオリエンタルリバーサイドホテルへ。リニアモーターカーは、時速430キロと表示されていましたが、振動もなく快適でした。

午後からは、地下鉄を乗り降りして市内観光。
4駅程度なら、2元(1元は約13円)で乗れるので安い。タクシーもワンメーター10元。途中で買ったエッグタルトや油で揚げた肉まんも(4コで2.5元)おいしかったです。

夜は、黄浦江のナイトクルーズ。
夕食もガイドさんのお勧めの店を手配してもらい、コース料理を。味は辛いのに、お腹がもたれない。夜10時過ぎ。食事が終わるのを待って、ホテルまで送り届けてくれました。

中国の実情や、反日デモの真実も聞きました。「日本人の普通の人のことが嫌いなわけじゃないですよ」と「上海は大都会です」という彼女の言葉が印象的でした。

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2005年7月15日 (金)

根本の原因は

相変わらず、債権者から「○○さんの支払いが遅れてますよ」との電話が入ります。特定の債務者の話ではなく、「あの人がどうして遅れるんだろう」という人も含まれていますから、問題です。

事務員がご本人に電話をし、「すぐに入金して下さい」と言っているのを聞いているのですが、私はいつも「それじゃ甘い」と言います。「いつ入金できますか」「入金したらお電話いただけますか」とそこまで徹底しなければ、「はいはい、わかりました」とだけ言っておいて、平気で放置する人がいるのですから。債権者に代わって催促するのではなく、「何か入金できないご事情でもありましたか?」と、そこまで言ってあげるべきかもしれません。

今日、打ち合わせした債務者は、「どうしても破産は嫌だから、個人再生で」と言われていたのですから、「絶対無理です」と私は止めて、何とか破産を決心してくれました。ところが、返済を止めてもお金が苦しいという話なんですね。

私がいつも言っていることですが、お金の足りない根本の原因は何なのか、考えていきましょうということです。原因を直さないまま債務整理したとしても、生活の建て直しができるはずもないのですから。

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2005年7月14日 (木)

成功すること

今日届いた小冊子に、イチロー選手のインタビューが載っていたのですが、こんなことが書かれています。

「夢を叶えられるのは自分しかいません。夢を叶えるためには、まず夢が目標に変わるように近づいていくこと。夢のままではいつまでたっても叶うことはありませんから。近づくためには、細かいことを積み重ねていくこと。小さなことを大事にすることが、夢を叶える第一歩です。」(CLUB NTT-West WELCOME BOOKから引用)

イチロー選手の理想の高さ。常に現状に満足しないという姿勢は有名ですが、最近、いろんな人と接しているうちに、成功している人と成功できない人の差はなんなのかという部分が、何となくですがわかりかけてきました。それは、多分、ただ単に「才能があるから」とか、「努力しているから」とか、そんな単純なことではないんですね。

成功している人は、どこまでいっても「成功した」とは考えない。
それも、重要なポイントだと思います。

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2005年7月13日 (水)

直前に借りたお金

自己破産の債権者から「直前に借りたお金を返して欲しい」との電話。
でも、直前って言っても、受任する3週間も前のことですし、長期間借りたり返したりを繰り返している中での行動ですから、「返せ」と言うのはどうなんでしょう。

債権者は、信用情報を叩けば、他の業者からどれくらいの負債を負っているのか知れるのですし、「この人は危険な状態」と思えば利用停止の措置を取ればいいことです。もちろん、一旦相談に来た人には、「もう絶対に使わないで」と言いますけど、自転車操業状態に陥っている人に「借りるな」と言うのは、無理があります。

相談といえば、司法書士会から、裁判手続相談センターのマニュアルが届きましたが、誰のためのセンターなんだろうと、ちょっと疑問に感じました。昨日届いた倫理事例集には「無料相談の広告は好ましくない」と書かれていますし(趣旨はわかるのですが)、今時弁護士さんでも無料で相談を受けている方がおられる時代です。「お金のない人にも司法サービスを受ける権利がある」とか言っておきながら、結果としてハードルを高くしてしまうのは国民のためになるのでしょうか。

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2005年7月12日 (火)

セカンドオピニオン

今日は、任意整理を1件受託。個人再生の相談が1件。

個人再生の費用、他所の事務所で55万円と言われたそうで、「危ないところでしたねー」という話をしていました。借金の額が1/5になる経済的利益を考えると、それだけ請求してもいいのかもしれませんし、「その分のサービスをしてるんだ」と言われるかもしれませんが、いくら報酬が自由化されているといっても、ある程度常識的な数字があります。分割を勧められたそうですが、その誘いに引っかからずでよかったです。

事務所によって、業務に対する取り組み方、考え方はそれぞれです。
もちろん、他所が悪いという意味ではなく私の事務所も含めてですが、もし「信用できないかも」「ちょっと怪しい」という部分があれば、他所の事務所にも足を運んでみられるほうがいいと思います。お金がない中で、またお金を支払って手続きを頼むわけですから。

我々の世界でも、「セカンドオピニオン」(主治医以外の先生の意見を聞くこと)という考え方が、今後広がっていくような気がします。

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2005年7月11日 (月)

結論を出すこと

今日は税理士の先生に来てもらい、自分の会社の決算のことで相談。
たくさん知恵をもらったけど、税金のことには素人同然。頭がついていかない。

私も日頃、お客さんに対して、考えられるだけの選択肢を示して「後は判断してください」というスタンスで接することが多いですが、「もうお任せしますから」と言われたりします。中には「こうしなさい」と言ってあげないと、決断してくれない人もいます。

「自分のことなんだから、もうちょっと真剣に考えてよ」と思いますが、その気持ちがわかったような気がしました。考えるのはいいけど、考えて自分で結論出すのはパワーのいることですからね。

夜は、仲間の先生の家に呼んでもらい、奥さん手作りのカレーをご馳走になりました。プライベートな空間にお邪魔して、夢を語り合える同志がいるのは、とても幸せなことです。


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2005年7月10日 (日)

雇用するとき2

昨日の続きです。

「事務員に頼める仕事がない」(だから、人を雇っても意味がない)ということを、言われる人も多いです。でも、我々は資格試験に合格しているだけで、特別に優れた事務処理能力を持っているわけではないでしょう。だから、自分はできるけれども、事務員にはできないと決め付けてしまうのは、間違いかもしれませんね。

私も、何でも自分でやらなきゃ気が済まない人間でした。間違われると困りますから。
でも、仕事が増えているのに、全部を抱え込もうとしても、自分がしんどいだけです。一人でできる仕事量なんて、限られているわけですから。今では、二人がいてくれないと、私一人では何もできない人になってしまいました。

最初は、自分がやった方が早いと思うことでも事務員に任せて、その中で育てていく。その中で、各々の力を組み合わせて、「組織」として動かしていかなければなりません。試行錯誤の繰り返しですが、簡単ではないことだからこそ、事務所経営は面白いものだと思います。

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2005年7月 9日 (土)

雇用するとき

最近、1人で事務所をされている先生から、同じような悩みを聞きます。
「毎日バタバタして、体はしんどいし、でもお金は手元に残らない」と。その状況、よくわかります。私も、事務員1人でやっていた2年間は、無茶して働いていました。

「人を雇われたらどうですか」と言うと、これまた同じ答えが返ってきます。「人を雇える程の売り上げはないし、雇う自信もない」と。「でも、その分仕事を取ろうとする意識が働くから、何とかなるものですよ」と私は言うのですが、「うーん」と唸ってしまわれます。

そんなことを言う私も、2人目を採用する時、完全にマイナス思考に陥っていました。
「とりあえずパートで」と職安に出したのですが、「パートなら、それなりの人しか応募はしませんよ」と言われ、並行して正社員でも出しました。でも、「仕事がなければ辞めてもらえるように」と、「1年契約」と求人票に入れてしまいました。失礼な考え方であることに気付いて、契約時には「期間の定めなし」としましたが、要は自信がなかったんです。

でも、結果論ですが、自分の身を守ろうとするより、「従業員にたくさん給料を出してあげるにはどうするか」という視点で考えていくほうが、余程自分のためになるんじゃないかと思います。おかげで、この1年間で少しずつ経営のことを勉強するようになりましたから。「経営」のことを知っているか知らないかで、お客さんにできるアドバイスも随分違ってくるものです。

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2005年7月 8日 (金)

人とのご縁

今日は、神戸まで出向いて会社設立の打ち合わせ。
元々、お互いが大阪市内で仕事をしていたのに、私は堺市に移転。会社も神戸市に移転してしまったのに、今までと変わりなく声を掛けていただける。それも、新しいお客さんを紹介して下さるということで、本当にありがたい話です。

紹介の紹介の紹介の紹介。
それが今までの最長記録ですが、人とのご縁って不思議なもので、今週だけで紹介の仕事が一体何件入っただろうか、という感じです。「紹介して下さい」と言葉に出して言うことはないですが、一人の依頼者の後ろには、またたくさんの知り合いがおられるわけですから、相談だけで終わっても損になることはありません。

銀行の仕事を100件するのと、個人の仕事を100件するのと、どちらが安定するか。その結果は、明らかです。紹介で来られた人に、「あの先生はいいって聞いたから」と言ってもらえると、お世辞だと思ってもうれしいものです。

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2005年7月 7日 (木)

判断ミス

過去に任意整理をした人から相談。
ある先生に破産を頼んだところ「破産はできない」と言われ、親子で月20万円の返済をしてきたということです。普通の会社員で、月10万円の返済は無謀です。その結果、残りの家族2人が借金で火だるまになってしまいました。自分ではカードを作れないから、家族のカードで借りて返すしかなかったわけです。明らかな判断ミスだと思われます。

実務上、余程の事情がなければ「免責が下りない」ということはありませんから、「破産ができない」のではなく、「ウチでは引き受けられない」と正直に言ってあげれば、まだ救われたのではないでしょうか。

司法書士の仕事は、条文で定められていることもあり、「依頼を断ってはいけない」というのが建前論ですが、それが必ずしも依頼者のためになるとは限りません。頼もうとしている先生が、その仕事を苦手としているかもしれませんし、お互いに信頼関係が築けなければいい仕事ができるわけないのですから、他の事務所を探す選択肢を与えてあげるのも、時には必要なのではないかと思います。

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2005年7月 6日 (水)

保険の解約返戻金

弁護士に自己破産を頼んでいる人から相談。
「保険を崩せとか、崩すなとか言われて、結局崩したお金は債権者に渡さないといけないみたい」と。「いや、先に申立費用に充てれるから、そのように言ってみられたら」と伝えたのですが、弁護士の見解は「受任通知を出した後に崩した保険だからダメ」なんだそうです。

そんな杓子定規な解釈でいいんでしょうかね。
私の事務所では、崩した保険で申立費用を賄ってもらったことなんて、数え切れない位ありますし、そのことを正直に報告して、裁判所からクレームがついたこともありません。もちろん、財産隠しに加担するのはダメですが、解約返戻金の合計が20万円以上あれば、財産としてカウントされることは最初からわかっているわけですから、相談後すぐに保険会社に確認を取ってもらって、一番いい方法を考えてあげるべきでしょう。

今日審尋があった破産事件では、管財人の報酬に充てる予納金のために、「保険を一部解約するのも止むを得ません」と、裁判官に言ってもらえました。使う人によって解釈が違ってしまうのも、法律の不思議なところです。

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2005年7月 5日 (火)

パソコンの停止

午前中、いつものようにワードで作業をしていたら、突然再起動が始まりました。
作成中の文章が消えてしまったことに腹を立てつつ、たまたまの現象だと思って作業を再開したら、再度同じ現象が・・・。

カスタマーサービスに問い合わせて作業をしているうち、とうとう起動すらしなくなり、「初期化しないといけないので、データーはあきらめて下さい」との冷たい言葉。私のパソコンが止まると、ネットワークを組んでいる後りの2台も満足に機能しません。

最後の頼みの綱、いつもご無理をお願いしている司法書士専用システムの業者の方に来てもらい、7時間掛けて何とか最低限のデーターを取り出すことができました。でも、完全復旧とはいかず、メールのデーターは消滅。しばらく、不自由なことになりそうです。

今日は、事務作業をできず、大打撃。
でも、急におかしくなるのは、決して珍しいことではないそうです。突然使えなくなる可能性も考えて、その対策を怠けていた私が甘かった。ちょっと、考え直す必要がありそうです。

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2005年7月 4日 (月)

お金のトラブル

今日は、個人再生の申立が1件。個人再生の受託も1件。
自己破産の打ち合わせが1件と、債権回収の打ち合わせが電話で2件。

常日頃から、払えない側の立場に立って仕事をしていますので、「お金はない」と言っている人からどうやって債権を回収するかというのは、余計に難しいテーマだと感じます。(貸金業者ではない)債権者の人から見ると、「銀行口座を差押さえすれば」と考えるわけですが、残念ながら、支払いを滞る人の口座に大金は残っていません。

「裁判したら払うのでは」と考えて裁判するとしても、居直る人は居直ります。
職場がわかっていれば、給料の差押さえはしやすい手続きですが、退職されてしまうとお手上げです。お金に困っていない人の「常識」というのが、残念ながら通用しませんから、債権者側には余計にストレスが発生することになります。

自分自身、トラブルに巻き込まれないよう、気をつけないといけませんね・・・。

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2005年7月 2日 (土)

開業3周年

最近、「毎日ブログ書くの、大変でしょ?」とよく言われます。
でも、毎日仕事したり、ご飯を食べるのが当たり前のように、ブログを書くことも当たり前にしてしまえば、全然苦にはなりません。忙しいって言っても、15分もあれば書けるわけですから、「忙しい」は言い訳になりませんし。

朝起きた時から、「何かネタはないか」と頭が動いてくれています。
仕事中はもちろんのこと、飲みに行っても旅行に行っても、経営者としての思考回路は止まっていませんから、見方を変えればいろんな発見があるものです。毎日200人前後の人が見て下さっていますので、司法書士でなければ書けない部分を、どんどんお伝えしていければと思っています。

昨日で事務所開業3周年を迎えました。
特別な何かがあるわけではありませんが、一つの節目として、ここまで何とか無事にこれたという気持ちです。仕事を言って下さった方、助けていただいた先生方、応援してくれたスタッフや家族、たくさんの方々に感謝しています。これから、お世話になった人に恩返しをしていかないとね。

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2005年7月 1日 (金)

紹介について

一般企業に勤める友達から、「商業登記に強い司法書士紹介して」との電話。難しい案件なので、「数をこなしている人じゃないとダメ」だという条件で。その気持ち、よくわかります。

私達の仕事にとって、実務経験は命です。
いくら本を読み込んでいても、六法の条文が頭に入っていても、それだけで仕事ができるわけではありませんから。当然、特定の分野の仕事を多くしていればいる程、その事務所にはノウハウが蓄積されていくわけで、お客さんの側から見ると、一つの信頼の材料になるのだと思います。そうなれば、余計に仕事が集まってくる、という好循環です。

今日は、土地家屋調査士の先生に建物滅失の仕事。不動産業者の方に、仲介の仕事をお願いしました。ご紹介する時は、双方に失礼がないように、気を遣います。クレームが来ること、実際にありますからね・・・。

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