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2005年5月

2005年5月31日 (火)

使用者責任

今日は、西名阪自動車道と名阪国道を走って、三重県内の法務局に。
名阪国道は一応一般道(しかも、急勾配の坂や急カーブが多い)なので、制限速度が60キロなのですが、相変わらず大きなトラックが飛ばしています。急いでいるのはわかりますが、前の車をあおったり、急な車線変更をしている車を見ると、車体に会社名が書かれていることを、もう少し意識されたほうがいいのでは、と余計な心配をしてしまいます。

JRの事故を見ればわかりますが、万が一、交通事故が起こった時、飛ばしているのが会社の指示なのか、運転手に日頃どんな指導をしているのかについて、会社側の責任を追及されることになるでしょう。実際に、裁判の仕事をしていても感じるのですが、民法715条の使用者責任は、雇い主にとって、とても重いものだと思います。

私の事務所でも、仕事中、事務員にできるだけ車を運転してもらわないようにしています。近くの美原出張所には時々行ってもらいますが、「行ってきて」と一旦は言っても、やっぱり恐くなって、「自分で行く」と言うこともあります。「万が一」を避けることができるなら、できるだけ避けるための配慮をしたいものです。

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2005年5月30日 (月)

再生計画の変更

個人再生で弁済を続けている債務者から「失業した」との電話。
「支払いを待ってもらう方法はないですか」との質問に、念のため、再生計画の変更(民事再生法234条)について、裁判所に問い合わせてみたのですが、「次の就職先を見付けない限り申立は無理」とのこと。しかも、これを使えたとしても、弁済期間3年が5年に延びるだけですし、「変更決定が確定しない限り、今の再生計画が生きているので、すぐに返済を止めれるわけではない」と言われて、それもそうだなと納得してしまいました。

今日免責審尋だった債務者は、私から電話をしても、管財人の先生から電話をしても無視状態だったので心配していたのですが、とりあえず裁判所に出向くと、寂しそうにソファーに座って待っていました。ホッとしたので、怒る気にもなれなかったのですが、追い詰められている姿を見ると、責めても仕方がないかなと思います。

開業したての時、依頼者に何気なく「頑張って下さい」と言ったところ、思いっきり睨まれたことがあります。切羽詰まっている人、特にウツ状態に陥っている人に「頑張れ」と言ってもいけないんだそうです。

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2005年5月29日 (日)

提案書完成

FPの講座の提案書作成が終わりました。
期限までに間に合うかとヒヤヒヤしていたのですが、何とかなりました。

「31歳で新築マンションを購入し、車も定期的に乗り換えて、海外旅行にも何度か行く。子供も4年制大学に行かせる。その上で退職時に3000万円の貯蓄をするには?」という課題なのですが、普通に生活していれば子供が大学に行く頃に赤字になります。支出を削ってはいけないという前提ですから、子供が大きくなった時に、一時期奥さんにパートに出てもらうしかないようです。

資格試験のための架空の問題ですが、実生活でも即応用できる理屈です。
この問題では、2600万円のマンション購入時に自己資金650万円をつぎ込んでいますが、それでも、計算上、賃貸の家賃よりも安く住むのは難しい。「頭金なしで、賃貸より安く」と広告に出ていたりしますが、買う前に冷静に計算してみる必要があります。

それと、子供一人育てるには、ものすごいお金が必要であることもわかります。
「子供の学費のためにサラ金から借金」という人も時々おられますが、何年後にいくら位お金が必要かは、生まれた時から計算できるわけですから、15年先、18年先のことも考えて資金の計画を立てておかなければなりません。

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2005年5月28日 (土)

銀行だから安心?

26日の読売新聞朝刊に、「三井住友フィナンシャルグループは、従来とは違う顧客層に手を広げるため、傘下に収めた消費者金融大手のプロミスなどと消費者ローンを共同ではじめ・・・」(以上、引用です)という記事が載っていました。

すでに周知の事実ですが、「従来とは違う顧客層」とは意味深な表現です。
5000億円が貸付残高目標というのですから、一人平均50万円としても、100万人。巨大銀行がコマーシャルを流してまで「借りてくれ」と言っているわけですから、長い目で見ると、世の中にも何らかの影響が出るはずです(もちろん悪い面で)。

借りたい人がいる以上、これも、ひとつの「サービス」なのかもしれません。
資本主義の世界ですから、強い者が笑って、弱い者が脱落するのも、当然のことなのかもしれません。でも、公的資金を受けた金融機関が、今度は、国民のお金を吸い上げようとしているわけですから、とても恐ろしい話だと思うのです。

国民に、お金に関する教育、情報は行き届いていません。
「銀行だから安心。お金って簡単に借りれるものだ。」という意識を持つ人が今以上に増えてしまうと、多重債務者が減ることはいつまでたっても期待できなくなります。

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2005年5月27日 (金)

自己PR文

昨日今日と、破産手続き中の依頼者が、事務所に長居されました。
アポなしで費用を持って来て下さったのですが、就職活動に使う職務経歴書や自己PR文を作って欲しいということで、ご本人さんが書かれた下書きを元に、事務員が合計4時間くらい掛けてパソコン打ちしました。2人で、「ここをこう変えたほうが」と相談しながら作っているので、あまり口出しをせずに見ていたのですが、法律とは関係ない部分でアドバイスを求めてもらえるのもありがたい話だなぁと思いました(「払う」と言われたので、手間賃だけいただきました)。

出来上がった作品は、とても優れた内容でした。
いい結果が出ることを願っています。

私の事務所も去年求人を出して、たくさんの応募をしてもらったのですが、履歴書だけである程度の判断ができてしまうことに気付きました。試験に合格できないことを「難関だから」と言い訳してしまったり、「難しくて挫折した」「景気低迷で仕事がなく」といったネガティブなことを書かれてしまうと、一緒に仕事したいとは思えませんからね。すぐに就職できる人と、なかなか仕事が見付からない人とでは、そんな部分でも差があるのだと思います。

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2005年5月26日 (木)

広告の勧誘

最近、広告の勧誘が多いです。
それぞれ違う会社から、一昨日は郵便(新聞の見本入り)で。昨日と今日は電話が掛かってきました。1つの業者から情報がまわっているのかと思っていたのですが、今日は「HPを見て」とのことでしたので、ブログに広告のことを書いた影響なのでしょうか?でも、今のところ広告を出す予定はありませんので、全部お断りしています。

開業時、仕事欲しさ(当時は、切実な気持ちでした)に無料情報誌の「ぱど」や、郵便局、市役所の封筒にも広告を出したのですが、ほぼ空振りに近い感じでした。特に、市役所の場合は封筒を手にしたその場で電話をしてこられる方が多く、事務員の教育もできていませんでしたので、私が留守なら「じゃあ、いいです」で終わることも多かったです。

人員を整えることができたら、紙の広告を試してみたいと考えていますが、今の状態で仕事が増えても私がしんどくなるだけ。その点、ホームページであれば、その時の仕事量にあわせて内容を変えれますから(実際、ちょこちょこ触っています)、使い勝手のいい広告媒体だと思います。

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2005年5月25日 (水)

約束を守れない人

任意整理や個人再生をした後は、銀行振込で弁済を続けることになりますが、「初回の支払日」から支払いをしない債務者が2人も続きました。

債権者から「入金遅れてますよ」という電話が入りますので、こちらから本人に電話をするわけですが、「わかりました」「今日振り込みます」と言うものの、また債権者から「まだ入らない」と連絡が入ります。今までも、そうやって催促から逃げていた人なのでしょうが、人間としての信用を失います。

専門家が書いた本やHPを見ると、高利の業者側が悪くて、借り手側は「被害者」であるという切り口のものが多いわけですが、約束を守らなかったり、必要な書類を用意できない人を見ると、それで片付けてしまっていいんだろうかと思います。事情は人それぞれですから一概には言えませんが、お金に対する意識の低さ、自己管理の甘さという面で債務者本人にも大きな問題があるわけで、我々はその現実に目をつぶってはならないし、整理している過程で本人に気付いてもらえなければ、また同じ失敗を繰り返すことになると思うのです(現に、「借りれなくなるのは何年間?」と、必要以上に気にする人が多い)。

安易にお金を借りてしまう人が多い背景には、たくさんの社会的問題があるわけですが、都市銀行のカードローンのコマーシャルが流れているのを見ると、何とも言えない気持ちになります。

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2005年5月24日 (火)

正社員の給料

今月も給料日がやってきました。
連休がありましたので、どうしても事務所の実入りは少なくなりますが、2人とも正社員なので給料は固定です。自分が固定給をもらっている立場にいる時は、別に疑問に思うことはありませんでしたが、渡す立場に立つと、正社員がお得な立場にいることがよくわかります(その代わり、能力がなければ雇いませんが)。

終身雇用や年功序列のシステムも崩れ、正社員だからといって雇用が保証される時代ではないですが、やっぱりボーナスや社会保険(私の事務所では雇用保険しか入っていませんが)、有給休暇があるかどうかというのは、重大事です。長い目で見た時、時給制・日当制で働いている人と比べると、いろんな部分で差がついてくるのではないでしょうか。

価値観は人それぞれですが、特に家族の生計を支えていかなければならない男性(一般的に)は、できるだけ正社員として働く道を探すべきなのではないかと思います。「就職難」といっても、すぐに再就職できる人に言わせると、「仕事なんていくらでもあるよ」となります。探しているように見えないのに、「探しても仕事がない」と簡単に言ってしまう人や、20歳を過ぎたばかりの若者から「借金を返せない・・・」という話を聞くと、何か間違っているような気がしてなりません。

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2005年5月23日 (月)

人身事故

今日は早く帰ろうと思い、さっさと片付けて事務所を出たのですが、阪和線が人身事故で止まっています。なので、事務所に帰ってきました。

細かいことでJRを責めても仕方ないですが、昨日も今朝もダイヤが乱れていましたし、今に始まったことではありませんが、人身事故も多いです。遅れてる理由が「先行列車の遅れのため」とよく言ってますが、理由になってないですよね。

「人身事故」については、JR側が被害者なのかもしれませんが、何で運転再開まで1時間も掛かるのか、きちんと事情説明もして欲しいものです。

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忘れ物

事務員が登記申請に出掛けたはずなのに、事務所のカウンターの上に申請書が・・・。
不動産と商業の申請書を、ビニールのファイルに入れて重ねて置いてあったのですが、上に置いてあった不動産の書類だけを持って行った様子。

「忘れ物ない?」なんて、いちいち声を掛けませんし、こんなポカをする時に限って法務局が遠い。「今、奈良です」という声に、「商業なので郵送でいいか」と思いつつ、心を鬼にして「戻って来て!」。暇な一日で、何よりでした。

類似商号の調査もあったのですが、民事法務協会のサイトで商号を検索できるようになって、随分楽になりました。事務員に行かすのも不安が残りますし、私自身法務局で簿冊をめくるのは何回やっても嫌な作業でしたから。来年になると、類似商号の制限がなくなりますが、同じ商号の会社がないかどうかくらいは、調べておきたいものです。

契約していない事務所もあるようですけど(それ以前に、インターネットをつないでいない事務所もあり?)、本店や商号をさわる登記(もちろん設立も)については、無料で登記完了も確認できるので便利ですよ。

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2005年5月22日 (日)

仕事とのリンク

今日、FPの通信講座のカセット(3時間×28回分)を聞き終えました。
たまっていくカセットを前に、「忙しい」「時間がもったいない」と一旦は逃げようかと思ったのですが、ただ単に資格を取っても仕方がないわけですし、何のために勉強するのかと考えると、意外と集中して勉強することができました。

年金の計算の話だけはワケがわからなかったのですが、司法書士だけではなく、宅建、税理士、社会保険労務士・・・と、いろんな資格試験の内容とリンクしています。違った境遇にいる多くの人と接する機会がある以上、一般常識として知っておくべきだと思える内容ばかりですし、例えば不動産に関する話でも、司法書士ではない人が講義をしているわけですから、違った視点から物事を考えることができたと思います。

私の事務所では、3人共受験します(ついでに、妹も)。
CFPならともかく、AFPの試験に落ちたらみっともないですから、頑張って勉強することにしましょう。

どうやって司法書士の仕事にリンクさせようか、どうやったら他の事務所にないサービスを提供できるだろうか、と思案しながら・・・。

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2005年5月21日 (土)

高金利

先日、日司連から届いた「司法書士のプロボノ(無償奉仕による職務)活動」に関する小冊子の中で、気になる一文がありました。3人の架空の司法書士が雑談している中に出てくる話なのですが、クレサラ被害者に対する考えとして、「高金利を正当化する背景、特に現在の法律に問題があって、これを改正していかないと根本的な解決はないと思うんだよ。」(以上、引用)という部分です。

でも、法律の改正をしたら、根本的な解決ができますか?
じゃあ、何%まで制限利率を引き下げたら解決するでしょう?

仮に、出資法の上限利率(29.2%)が、利息制限法の利率(18%)と同じレベルまで引き下げられたとしても、総額で300万円借りていたとしたら、利息だけで月45,000円の支払いです。元々生活費不足で借りた人にとって、元金完済が不可能な数字であることに違いはありません。

消費者金融に手を出したきっかけが、利息2~4%の住宅ローンの支払いに行き詰ったから、というケースも珍しくないのです。政府系金融機関からの融資はもちろんのこと、銀行のカードローンや車のローンも、一応低金利ですよ。でも、それが返済できずに、どんどん借金がかさんでいくわけですよね。

高金利はあくまでも社会が抱える問題の一部分。
「法律を改正したら・・・」ではなく、現実の社会の中で何ができるかを考えていきたいものです。

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2005年5月20日 (金)

信用情報

駅前の看板広告を申し込んでいる関係か(3月25日参照)、今度は、駅のホームに取り付ける広告の案内が来ました。サイズが20センチ×92センチ(かなり小さい)で、5駅17ヶ所。6ヶ月間で472,000円、消費税別途加算、製作料・取付料別途(このような料金の案内方法は不親切)になっています。申し込みませんが、結構高いです。

過払いになっているのか、取引履歴をなかなか出さないある貸金業者。
「GWも倉庫を探したけど見付からない」ということらしいですが、つまらないウソをつくのは止めましょうよ。

シー・アイ・シーで自分の信用情報を取り寄せてみて、少しショックを受けました。
スーツを買う時に、「申込だけしてくれたら5%割り引き」と言われて申込書を書いたクレジットカード。すでにカードはハサミを入れて送り返していますし、退会している旨の表示はありますが、契約した痕跡は5年間残ったままになるようです。他にも自分で契約した記憶のないカードも載っているし(これも退会済の表示はあり)、「キャッシングをしていなくても住宅ローンを組む時にひっかかった」という話も聞きますので、要らないカードは早目に解約しておくことがお勧めです。

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2005年5月19日 (木)

浪費

完全に浪費なので、どうなるかと不安に思っていた破産事件に、無事開始決定が出ました。審尋も省略です。

感覚的にですが、以前に比べて、裁判所の見る目が緩くなってるような気もします。なぜ浪費に陥ったかという背景については、陳述書に一生懸命書きましたが、免責不許可事由に明らかに引っかかる事案でも、無理やり個人再生にもっていったりする必要はありませんね。「簡単に破産できる」と思われるのも、望ましいことではないでしょうけど、「破産は無理」と思い込んで頑張り続けている人がいるはずですので。

昨日付けていただいたコメントも含めて、同業の先生が読んでおられるという話を聞くと書きづらいです・・・が、同年代の社長さんと雑談していた中で出た言葉です。「今まで付き合いのあった司法書士に、偉そうな態度を取られる理由が、どうしてもわからなかった」と。

裏を返せば、司法書士のことを偉いと思ってもらえていないわけですし、実際偉くはないと思います。たまたま、ごく限られた専門の分野を勉強して、それを職業としているだけですから。自分自身もこれから歳を取っていく中で、気を付けないといけないと思いました。

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2005年5月18日 (水)

補助者の役割

今日は、不動産の売買取引が2件。
精神的にかなりの重労働でしたので、近鉄百貨店でプリンのケーキを買って帰りました。事務所に帰ると、早く食べたいので「分けて」と言っているのに、「郵便局に行ってきます」「これどうしたらいいんですか」「あれどうしたらいいんですか」と、事務員からは仕事の話。疲れて帰ってきた主に対して、ちょっとは気を遣って下さいよ、と言いたい気分です。

考えてできること、調べてわかることは自分でしてもらわないと困るけど、勝手に行動されるのも困る。このさじ加減が難しいところです。でも、長時間電車に揺られて法務局に出掛けてもらうこともないし、一般的な「補助者」という役割以上の働きをしてもらっていると思います。今は少し暇なので40件くらい。多い時には70件くらいの仕事が同時進行していますので、気を抜くとワケがわからなくなってしまうはずです。

知り合いの先生が、「忙しいだろうと気を遣って、仕事頼むの遠慮しているんですよ」と言われていましたが、今は全然大丈夫です。

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2005年5月17日 (火)

任意整理から破産へ

昨日も書いた景気・・・に、どこまで関係あるのかは理解できていませんが、最近、株式市場が続落中です。株を持つ前は、「日経平均が・・・」というニュースを聞いても、「そんなの関係ないだろう」と思っていたのですが、日経平均が下がると、自分が持っている株も一緒に下がることが多いです。なかなか、つらい状況です。

でも、株を持つことで、新聞の細かい部分まで気になるようになりました。
こじつけが含まれているように思うこともありますが、下がったら下がったでその理由も書かれていますし、自然と世の中のことに敏感になれます。もっと早くに興味を持てばよかったと思います。

さて、仕事の話ですが、私が半年前に任意整理した依頼者が破産することになりました。客観的に見て「無理がある」と感じるケースはありますが、「破産はしたくない」という本人の意思を完全に無視することもできません(逆に、他の事務所で「破産しかない」と言われた人が、個人再生で充分いけた事例もあります)。依頼者の意向と私の感覚が食い違う時にどう対処すべきか。司法書士として、どこまで意思決定に関与できるのか。これからの大きな課題です。

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2005年5月16日 (月)

高額納税者と景気

ちょっと時間が空いたので、行政書士会に行ってきました。
「新しい会員証ができているので」と連絡もらってから1年半も放置してしまった会員証をもらうためですが、さすがに目を付けられるだろうと気になって。行政書士の登録消そうかな・・・と思うこともありますが、「司法書士は定款認証できない」「議事録を作るのは行政書士の仕事だ」とか言ってる人もいるので、両方持っているに越したことはないでしょう(でも、お客さんに迷惑を掛けないよう、許認可の仕事は他の先生にお願いしています)。

ところで、高額納税者が増えたことと、景気回復は関係あるんでしょうか?
どんな業界であっても、トップクラスの人には景気なんて関係ないと思うのですが、何か明るい材料があるとすぐに景気の話に結び付けたがるマスコミにはいつも疑問です。それとも、「景気が回復するぞ」と、におわせるのは、誰かが意図していることなんでしょうか?

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2005年5月14日 (土)

病院まで出張

今日は、破産の手続を進めるために、依頼者が入院する病院まで出張。
いくらご家族と打ち合わせをしていても、やっぱり直接本人さんの意思を確認しないと、お受けすることはできません。脳梗塞で倒れ、一時は集中治療室に入るほど具合が悪かったそうですが、言葉ははっきりされていますし、震える左手で何とか契約書にサインをしてもらえました。

破産の依頼者が入院中、というのは私自身2回目の経験ですが、前回は、何度か打ち合わせをしているうちにどんどん具合を悪くされていきました。「保留にしたほうがいいと思います」とご家族に告げてから何日か後に亡くなられましたが、私の母が亡くなったのと同じ病院だったこともあり、なかなかつらい経験でした(この案件は、最終的に、相続放棄で解決しています)。

全く別の仕事ですが、お客さんに所有権移転登記の見積書を出していたところ、「あと5万円上乗せして下さい」と言われました。複数のお客さんから「これだけでいいんですか」と言われたことはありますが(そう言われても「じゃあ、追加させてもらいます」とは言えない)、「上乗せして」と言われたのははじめての経験です。継続的にお世話になっている会社ですが、その気持ちに応えることができる司法書士にならないと、と思いました。

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2005年5月13日 (金)

預り金と運転資金

役所から、市府民税の特別徴収のしおり・納付書が届きました。
「自分で払えないの?」と事務員は言いますが、給料から天引き後、会社が預かって納めるようになっています。所得税や社会保険料と同じく、確実に納付させるためのシステムですね。

1ヶ月分ずつ納めるように納付書がついていますが、分割払いは面倒なので、まとめて納めることのできるよう(10人未満の事業所に限られるようですが)、役所に用紙を送ってもらうことにしました。

司法書士事務所に限らないことですが、預り金と運転資金の区別って、とても大事なことだと思います。消費税もお客さんからの預り金のようなものですが、滞納する事業者がいます。これって、預り金の使い込みと同じことですよね。

私の事務所では、天引きした源泉所得税もそのまま別口座(もちろん、お客さんからの預り金口座も別にあります)に移しています。今年から、私も法人から給料をもらう形にしていますので、3人合わせると結構な金額になりますが、日頃から預り金を分けて管理しておけば、1月と7月の納期に運転資金を取られる気持ちにならなくてすみますから。

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2005年5月12日 (木)

貸金と財産分与のこと

最近、「貸したお金が返ってこない」という相談が、とっても多いです。
友達ならまさか裏切るとは思わないし、仕事で付き合いのある人なら、約束を破るような人には見えないので、ついつい信用してしまう。

でも、返せなくなった人の側に立って相談を受けることが多いのでよくわかるのですが、「お金貸して」と言うということは、すでにその時点で資金繰りに困っているわけです。ですから、「返ってこなくていい」と思えるお金ではない限り、親や兄弟であっても用心するほうがいい、ということだと思います。

それと、夫婦の離婚に伴って、今まで住んでいた家をどうするかという相談も多い。
ローンを完済していれば話し合いで解決できる問題ですが、多くの家はオーバーローン(不動産の時価よりもローンの残高のほうが大きい)なので、処分したくても売れません。

奥さんが財産分与で所有権の名義をもらったとしても、ローンの支払いを滞ったら追い出されてしまうわけですから安心できませんし、さらに、奥さんが連帯保証人になっていたら大変です。ローンを組む時には「離婚をするかも」なんて思わないわけですが、保証人の印鑑を押す前に、ちょっと考えてみるほうがいいかもしれません。

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2005年5月11日 (水)

労働分配率

確定申告書を見ながら、昨日の依頼者と話していたことがあります。
「人件費が多過ぎませんか」と。「そうなんです。夫に言っても聞いてくれなくて・・・」。

適正な労働分配率というのは業種によっても違うのでしょうが、人件費が粗利の70%を超えているというのは、どう考えても無茶でしょう。粗利が100万円あっても給料で70万円払って、残りの30万円で他の経費と生活費を賄う。もし、200万円あったとしても、給料に140万円払ってしまうと、経営者の生活はとても成り立ちません。

「交際費多過ぎませんか」「保険料多過ぎますよ」と話をしていると、「今になってやっと気付きました」という話になります。経営が破綻する本当の原因が「不景気」ではないことを、この仕事をしているとよくわかるものです。

私も、開業する時、「人件費にだけは気を付けないといけないよ」と先輩から言われました。「大丈夫です。転送電話を使って一人でやりますから」と答えた記憶がありますが、到底無理な話でした。「少しでも多く給料を出してあげたい」というのも正直な思いですが、それが重荷になって自分が潰れてしまったら何にもなりません。従業員に対していい格好せず、少し厳しい数字を出せる位のほうが、経営はうまくいくのかもしれません。

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2005年5月10日 (火)

事業者は綱渡り

今日は、お客さんの家にお邪魔して、2時間以上話しこんできました。
ご主人は事業に失敗。奥さんも一緒に自己破産です。

今までたくさん見てきたパターンですが、自営業の夫を支える奥さんは、本当に苦労が多いと思います。サラリーマンをしていれば、金額が少なかったとしても毎月プラスのお金が入ってくるわけですが、経営者であれば、そういうわけにはいかないのですから。

マイナスになれば、運転資金の取り崩し→自分の貯蓄を取り崩し(本来、事業のお金と自分のお金は明確に区別すべき)→奥さんの貯蓄に手を付ける→借金→返済のために余計に苦しくなる→最後には奥さん名義で借金→破綻、という道に進んでしまいます。大成功して富を手に入れる可能性はあるにしても、多くの事業者は綱渡りのような毎日でしょう(他人のことを偉そうに言える身分ではありませんが)。

100万円の収入を得るために、120万円の経費が掛かるとします。
毎月20万円の赤字ですから、客観的に考えれば事業を閉めたほうがいい(働かないほうがいい)わけですが、なかなかそうは割り切れないものかもしれません。でも、事業をしたいなら、「家族には迷惑を掛けない」というのが大前提。それが無理なら、素直に雇われて、給料をもらうほうがいいということになります。

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2005年5月 9日 (月)

はじめての弁済日

個人再生後、はじめての弁済日。
「入金がないんですけど・・・」と債権者からの電話。何かの間違いだろうと思って本人に電話をすると、「忘れてました」。1年近く返済を止めているわけですから、すっかり安心してしまう気持ちもわかりますが、もっと自覚を持たないとダメですよ。

代行弁済をしている案件では、入金が慢性的に遅れ気味。
電話を掛けても出ないし、手紙を出しても反応はないし、それでもなぜか現金書留の速達で送ってくる本人の気持ちを思うと、見捨てるわけにはいきませんが、代行弁済をするメリットとデメリットのどちらが大きいのかはわかりません。

行政書士の先生とは仕事の打ち合わせ。
「行政書士がそれをしたらマズイよ」という話をしていたのですが、あまり深くは考えられていないみたいですね。「報酬をもらわなかったらいい」という考え方もどうなんでしょうか。「代理人」として、感情が対立している人間関係の中に介入していくのは、本来、とてもリスクのあることです。

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2005年5月 7日 (土)

すり替えられている問題

ボーリングの次は、ゴルフに慰安旅行・・・?。
でも、ちょっと待った。「申し訳ありません・・・」と頭を下げるのはいいけれど、問題をすり替えていないだろうか?もちろん、責められるべき行動なのは事実だけれども、プライベートで遊びに行ったことを詫びてもらって、問題が解決するんだろうか。メディアも、一連の不祥事を面白がって報道していないだろうか。被害に遭われた方に対して失礼がないよう、心配りはできているだろうか。

安全管理や、社員の教育方法といった、本来問題とすべきだと思われる視点から、どんどんずれていっているような気がしてなりません。現実の問題として、電車が不通になっていることで、不自由な生活を強いられている人がたくさんおられます。事故原因の追求も大事ですが、復旧の目途はどうなっているのか。ダイヤは今まで通りなのか変えるのか。変えるにしても変えないにしても、二度と同じ問題が生じないように、どんな対策をしてくれるのか。問題にされている「日勤教育」というもの対して、どう改善していくのか。

その後も、オーバーランをはじめとする人為的なミスが続いています。
いきなり増えたわけではなく、今までも日常的にあったと考えるほうが自然でしょう。不祥事を責めてみても、現場に目が行き届かない幹部に頭を下げてもらっても、安全は確保されないのですから、問題解決のために建設的な議論を進めることができるよう、マスコミには動いて欲しいと思います。


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2005年5月 6日 (金)

交流戦

連休に挟まった1日なので、今日は電話もないだろうと思っていたのですが、意外と世の中動いていたようです。休みが続くことで精神的には随分楽なのですが、どうも胃腸の調子が悪くて、最近の食事はお茶漬け、雑炊、うどん、サンドウィッチばかり。それでも体力が落ちている感覚はないので、逆に、普段暴食している自分に気付いてしまいました。マッサージに行っても、「胃か腎臓が悪くないですか?」と言われるし、一度健康診断に行かないとと思っています。

さて、今日からプロ野球の交流戦がはじまります。
ホリエモンの登場で、1リーグ制にしそこなったパリーグのオーナーさんたち。「赤字の垂れ流し」だと堂々と言えるのですから、経営感覚がまるでないことが見えましたね。しかも、日本の球界を去って大リーグに行く人に、何億というお金を出すという話を聞いたときはあきれました。人気のない球団同士をくっつけても当然お客は集まらないし、交流戦だけで赤字から脱出できるわけはないでしょう。経営が立ち行かなくなったとき、次に何を言い出すか、興味深く見ていたいと思います。

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2005年5月 5日 (木)

利益追求と危険

原稿棒読みの謝罪会見で、「ちょっとおかしいぞ」と感じたJRでしたが、どこかのお役所のように次から次へと問題が出てきますね。記者会見に登場する役員さんの姿を見ていたら、今でも「何とかごまかそう」という心理が見え見えです。「気が動転した」だなんて、もっとマシな言い訳があるでしょうに。

ところで、マスコミの論調で気になることがあります。
「阪急との顧客奪い合いのために、スピードアップを進め、無理な過密ダイヤを作った。利益優先の体質は問題である」。

もちろん、必要な安全設備の設置を怠っていたり、過度な人員削減をすることで、利益を追求していたのであれば問題です。ところが、スピードアップや電車の本数を増やすこと自体は、利用客に対するサービス向上に他ならないでしょう。それに伴う安全対策を怠ったことが問題なのであって、利用客を集めるためにした努力自体を責めてはならないと思います。

どんな業界であっても、競争競争の時代です。
でも、競争の結果、安全がないがしろにされるのであれば、一般の消費者は恐くてたまりません。「競争→企業の利益追求=危険が発生する」と考えてしまうのは、ちょっと違うんじゃないかと感じています。

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2005年5月 3日 (火)

提案書の作成

FP講座のうち、提案書の作成に取り掛かりました。

決められた家族構成・収入の中で、不動産も購入し、なおかつ60歳の時点で3000万円の貯蓄をするにはどうすればいいか考えなさい、という課題です。しかも、車の買い替えもしないといけないし、海外旅行にも行かないといけない。子供に結婚資金の援助も必要。前提として出された支出を削ってはならない、というのですから大変です。

机上の計算でも難しいのですから、現実にそれだけのお金を貯めようと思うと、頭を使わないといけません。しかも、年金支給額が少ない自営業者は、もっと大きな蓄えが必要になると言われています。入った給料をその月に全部使う生活をしていたり、定年後も支払いが必要な住宅ローンを組んでしまうのは、とても危険だということですね。

多重債務に陥っている方の中にも、貯蓄が可能なだけの給料をもらっている人が、たくさんおられます。ですから、考え方次第で生活をがらっと変えることが可能かもしれません(もちろん、先に債務の整理をするのが大前提になりますが)。より適切なアドバイスができるよう、お金に対する感覚を磨いていきたいものです。

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2005年5月 2日 (月)

東京で感じたこと

ブログへの投稿を3日休んでしまいました。
東京と横浜に行っていたこともあるのですが、途中でお腹の調子を崩したようで、元気なしです。頭も痛くて昨日は一日寝込んでしまいました。休みなしに働いている事務所もあるのに、遊びに行って体調を崩すというのはみっともない限りです。

しかし、東京という場所が大都会であることを、改めて感じました。大阪なんて全然比べ物にならないですね。田舎の温泉街に行く度に、廃れた街の姿に寂しさを感じますが、渋谷駅前のスクランブル交差点を行き交う人達を見ていると、あまりの人の数に圧倒されそうです。「みんな何をしに来ているんだろう」という疑問すら感じてしまいました。やっぱり、住み慣れた大阪が一番です。

ついでに、体調を崩すと、健康管理が一番大事であることも実感します。
家族の生活はもちろん、二人の従業員の生活も背負っていることを忘れずにいたいものです。

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