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2005年4月

2005年4月28日 (木)

反省文

破産事件の債務者に、裁判所所定の用紙に反省文を書いてもらいました。
「債権者の皆さんに述べることはありますか」という項目には、通常「約束を守れなくて申し訳ありません」「計画的にお借りすればよかったです」といった言葉が入るわけですが、計画的に借りられると消費者金融やカード会社は困るのが現実。

今日は、さらに突っ込んで、「貸す人がいるから、こんなんになってしまうんです」という意見が出ましたが、それもまた真実でしょう。間違っても、裁判所に対してそんな文章出せませんが。

「得する生活」(橘玲著 幻冬舎発行)に、「審査を厳しくして不良会員を減らすのと、審査を甘くして会員数を増やすのとで、どちらが事故率(踏み倒される確率)が下がるか」というテーマが出されています。結論として、「審査を甘くして、ひたすら会員数を増やすほうが儲る」ということになるわけですが、「出資法の制限利率を下げろ」と運動しても下がりませんし、「テレビのコマーシャルを止めろ」と言っても止みません。ましてや、「消費者金融なんて無くなれ」と言っても無くなるわけないのですから、結局は、「借りないで済むよう、借り手側が賢くなる必要がある」という結論になるでしょう。

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2005年4月27日 (水)

律儀な電話

今日は、大阪地裁の免責審尋に同席。相変わらず、すごい人数です。
「新しい仕事で頑張っています」という話を聞くと、お手伝いができてよかったなと思います。免責が認められると何百万円(私の事務所では最高5,100万円)という借金がなくなるわけですが、法律が救ってくれたことを生かすか、無駄にするかはその人次第です。まずは、借金がかさんだ本当の原因に気付いてもらって、その原因を解消するための努力をご本人がしなければ、また同じことの繰り返しになってしまいますから。

破産の書類作成費用を、1年以上にわたって2万円ずつ分割で振り込んでくれている人(2人分なので金額が大きい)から、「今月苦しいので1万円でいいですか」との電話。約束の支払いをせずに姿を消そうとする人もいれば、そうやって律儀に電話をくれる人もおられます。一本の電話だけでも、その人の人間性がわかるものです。

最低限の負担すら負わずに借金を帳消しにした人は、いつかまた痛い思いをする日が来ると思います。司法書士側が「途中で支払いが止まったらそれでいい」という態度を取っていると、決して本人のためにはならないし、司法書士としていい仕事をすることもできないでしょう。

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2005年4月26日 (火)

組織の体質

JR西日本の事故で、何の罪もない多くの人が犠牲になりました。
車であれば、後ろから追突されるかもしれませんし、横から人が飛び出して来て事故に巻き込まれるかもしれないとの意識も持てますが、電車は安全だと信用して乗っていますから。

他社で運転士をしている友達に聞くと、「想像だけど」と前置きした上で「速度超過だけでも脱線するよ」とのことでした。真実はどうなのかわかりませんが、置き石の存在をにおわす発表を早々としまったのは、JRの勇み足でしょう。車掌が知っているはずの確実な事実ですら、まだ表に出ていないんですから・・・。結局、一運転士のキャリアが短いかどうか、技術がどうかという問題ではなく、組織内での教育方法、管理方法が問われるべきだと思います。

車掌はオーバーランの距離をウソついてたとか?
記者会見で謝罪文を読み上げている姿を見ても、組織の体質がうかがえて、残念でなりません。

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2005年4月25日 (月)

銀行のカードローン

遠方の人から「事務所まで行けないのですが」と、債務整理の相談。
しかし、ご本人と会わずに受任するのは抵抗があるので、丁重にお断りしました。メールだけで処理している事務所もありますが、定型的な仕事と違うわけですから、やはり依頼者との面談は大事です。

個人再生手続中の依頼者から、「カード会社から勝手に引き落としされてしまった」との電話。開始決定が出ていたので、無事にお金は返してもらえましたが、直接の請求が止まっても引き落としが止まらないことがありますので、口座のお金は抜いておくほうが安全。

それと、カードローンを借りていた銀行の口座はロックされ、入出金ができなくなります。うっかりして入金があった場合、「お返しします」と親切に電話をくれる銀行もありますが、一方的に没収(相殺)する銀行もあり。また、保証会社の代位弁済後、今まで通り同じ口座を使える銀行もありますが、強制解約になる銀行もあります。

しかし、銀行のカードローンが借金の最初っていう人、多いですね。
借りる意思がない人にも「便利だから作りませんか」と勧めるのですから、罪なことをしてくれるものです。

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2005年4月24日 (日)

大切なこと

順次郵送されてくるFPの通信講座のテープが、どんどんたまっていきます。
聞いていると面白い知識を得られるのでできるだけ聞きたいと思うのですが、時間のロスを考えるとじっと座って聞いているわけにもいきません。テキストがあって、サブノートみたいなものがあって、講師の板書があります。あっちこっち飛んで説明されるものですから、受講生に対しては不親切だなぁと思います。さらに、問題集を解いていかないと、試験勉強をしたことにはならないのですから。司法書士試験の受験生の多くが挫折していくのも、わかるような気がします。

ところで、FPの基本的な考え方と、私がいつもブログに書いていることは、結構似通っている部分があるようです。誰しも、豊かでより良い生活をしたいはずですが、その方法を知らない人(私も含めて)が多すぎる。それもそのはずで、お金に対する正しい考え方、人生設計の方法(そもそも、何が正しいのかという決まりはありませんが)といった、生きていく上でとても大切なことを、学校では教えてくれないのですから・・・。

大切なのは知識ではなく、知恵と何が正しいのかと考える力。
多くの人が正しいと信じ込んでいる考え方が、結構間違っていたりするかもしれません。

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2005年4月23日 (土)

売買契約に立ち会って

今日は、不動産の売買契約の場に立会ってきました。
特別な事情がない限り、通常は契約書の作成時から関与するということはありませんが、一般の人には「瑕疵担保責任」「危険負担」という言葉にも馴染みがないでしようから、知り合いの司法書士を連れて行けば安心です。

司法書士の立場からしても、管理組合の総会のことや、「洗面所にコンセントがいくつありますか」といった細かい質問にも答えている人が、売主本人ではないということが考えにくいわけで、決済当日の負担も軽くなります。

売主、売主の仲介業者、買主、買主の仲介業者で世間話もし、時間をかけて準備を進めてきた中で、決済の当日になって初対面の司法書士から「身分証明書を見せて」と言われても、「あんたこそ誰?」と思うのが普通の心理でしょう。幸いにも、私の事務所で扱う売買取引では、全く知らない人間関係の中に飛び込んでいくということはないですが、今日みたいに契約時から関係していくのがベストではないかと感じました。

ところで、不動産業者の人は、「司法書士を使う」という表現をよく使われます。
人に使われるのが嫌で独立しているわけですから、今日のように「吉田だから頼みたい」と言ってもらえた仕事以外には関わりたくないのが正直な気持ち。金融機関に頭を下げて仕事をもらうのも、私にとってはありえないことです。

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2005年4月22日 (金)

不動産担保ローン

相談を受けてから9ヶ月。やっと、根抵当権抹消登記が完了しました。

ヤミ金まがいの小さな貸金業者から、自宅に根抵当権を付けられていた案件です。
履歴の開示請求をしても、先方は「残金30万円返さないと抹消書類を出さない」の一点張り。幸いにも、手元の資料から過払いである可能性が高かったため、債務不存在確認の訴訟を起こすことにしましたが、抵当権ではなく根抵当権であったことから行き詰りました。根抵当権の場合、抵当権と違って、担保されている債権を完済していても、抹消登記の請求ができません。

結局、判例も見付けることができませんでしたが、内容証明で元本の確定請求をして、「元本確定日に被担保債権が存在しなかったのであるから、根抵当権は消滅しており、根抵当権の抹消登記手続きを請求できる」という理屈で戦うことにしました。裁判所も何も言わずに通してくれ、相手方欠席で無事に判決です。

一般の消費者金融でも扱っている不動産担保ローン。
まとまった金額を貸してくれますので、借りるときは「助かったー」という一心だと思いますが、「返済が滞ったら家を売って回収して下さい」という契約ですから、大変危険なのです。

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2005年4月21日 (木)

非難されるべき人

昨日の続きですが、我々が支払った税金がどのように使われているか、もっと関心を持ったほうがよさそうです。大阪市職員の厚遇問題は、どんどんと新しい話が出てきますが、税金の無駄遣いどころか、莫大な借金をしている(しかも、郵貯や簡保からもお金が流れている)ということですから、恐ろしい話です。

「金儲けは悪だ」といったことを、まだテレビの街頭インタビューで言ってる人もいますが、収入が多い人ほど税金を納めているはず(脱税していない限り)ですから、お金儲けをしている人に対して、本当は感謝すべきなのかもしれません。所得税を1億納めていても、全く納めていなくても、国から受けるサービスは全く変わらないのですから。健康保険料だって同じです。いくら上限があるといっても、収入が多ければ多い人程、高い保険料を負担しています。

税金をたくさん納めている人を白い目で見るより、それを無駄遣いしている人にもっと厳しい目を向けるべきでしょう。

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2005年4月20日 (水)

人間の味覚

私の事務所では、仕事中、お腹が空いた時に好きに食べれるよう、お菓子を置いています。以前は、夕方になるとたこ焼きや、お好み焼き、プリンの類を買いに出ていたのですが、塵も積もれば結構な出費になりますし、カロリーオーバーも気になるところ。そこで、安いクッキー類を買い込んで、常備することにしました。

「子供じゃあるまいし、仕事中におやつをかじるとはとんでもない・・・」と思われるのが普通かもしれませんが、疲れた時に甘い物を食べたくなるのは自然な欲求。特に、女性ならなおさらでしょう。それが元で仕事の効率が落ちるわけでもないですし、お客さんに迷惑を掛けたり、書類を汚したりしなければ、全然構わないと思っています。

ところが、普通のクッキーと、甘いクリームが入っているクッキー、ビスケット類を並べて置いてあると、普通のクッキーは全然減りません。直感的に、食べたいと思う物に手を出していると、より甘い物、高い物に手が伸びてしまうようです。人間の味覚って、つくづく正直なんだなぁと思ってしまいます。

ところで、今日通帳を見ると所得税が引き落とされていました。
予定納税をしているので全額ではないのですが、法人の仕事が少ない事務所(=源泉所得税として依頼者に納めてもらっている金額が少ない)なので、結構痛いです。まだ、これから住民税と事業税が・・・。

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2005年4月19日 (火)

法務局からの電話

先週木曜日(14日)の夕方6時(本来なら法務局は閉まっている時間)に、「これから見ますから」と法務局からわざわざ電話があった不動産登記事件。今日も、「完了しました」と、また電話が入りました。登記法改正の影響で、完了まで時間が掛かっている(法務局によっても違うようですが)ことに、法務局側も気にしてくれているようです。

以前は「登記完了の確認をお願いしたいのですが」と電話しても、「ウチはやってません」と突っぱねられたり、補正があっても電話で知らせてくれないこともありましたが、法務局の対応も随分やさしくなったものです。

今日は、堺東の司法書士裁判手続相談センターの当番でした。
「世間話をしに来るのは勘弁して」と言いたい案件もあったのですが、ご本人にとっては重大事なのだと思います。あれやこれやと話題を変えながら、延々と話し続けられるのを遮るのには一苦労。さすがに耐え切れなくなって、最後は私から席を立ってしまいました。どうも、寂しさを紛らわすために、何度も来られているような口ぶりでした・・・。

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2005年4月18日 (月)

銀行と消費者金融の関係

今日は、一般管財(旧小規模管財、B管財)事件の債権者集会と免責審尋期日に同席。通常は1回で終わるのですが、不動産の任意売却の目途が立たないということで、再度期日が指定されました。「不動産を売ったら、破産のことを内緒にしている家族にばれてしまう」ということでズルズルきてしまっていますが、「そんなことを言ってる場合じゃないですよ」と裁判官も言われていました。プライドを捨てて、一からやり直す気持ちを持って欲しいものです。

いつものように都市銀行のATMでお金の出し入れをしようと思ったところ、目の前に消費者金融のカード申込書が置かれていました。「銀行系は18%の範囲内」という認識がありましたので違和感を感じましたが、顧客獲得のためには何でもありなんでしょうか。手を伸ばすか無視するかは利用者の自由なわけですが、ますます自己責任を問われる社会になりそうです。

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2005年4月16日 (土)

住宅ローンの破綻

友達が「無理をしてでもマンションを買いたいんだ」と言うので、「固定資産税や管理費、修繕積立金、火災保険料もかかるよ」と答えたのですが、「どうせ賃貸の家賃を払わないといけないし」と。「ローンがあるほうが働き甲斐あるし」と言うので、「ローンを返すために働くの?」と。

「2008年破綻する家計生き残る家計」(萩原博子著 ダイヤモンド社)にはこんなことが書いてあります。
(以下、引用です)「大型の住宅ローン減税と住宅金融公庫の審査の甘い貸し出しで、本来ならマイホームなど買ってはいけない収入の人までも、低金利の中で踊らされてマイホームを買ってしまいました。しかも、住宅価格の下落で、家を売りたくても、売ったら借金しか残らないという状況。庶民の生活を踏み台にした住宅政策の失敗のツケは、最終的に、買った家の資産価値が下がる中で、将来上がる支払額に、ローン破綻の影が忍び寄るという最悪の結末になりそうです。」(引用終わり)

確かに、本に書いてあることを鵜呑みにするのは危険。
でも、今後、庶民の生活がますます厳しくなっていくのは事実でしょう。本格的なローン破綻はこれからだというのですから、「景気回復」に関するメディアの報道を見て、一喜一憂している場合じゃないということでしょう。

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2005年4月15日 (金)

お金と誠意の問題

今日、自己破産の債権者(貸金業者以外)から言われたことです。
「司法書士に言っても仕方がないけど、本人に誠意がない。謝罪の言葉があってもいいんじゃないか」と。本人から直接電話を入れて、自己破産の準備を進めている旨は伝えさせていたのですが、「破産します、の一言で片付けるつもりなのか」と。私も、受任通知の文面に配慮すべきだったと反省しました。

私も債権者の立場の人(もちろん貸金業者以外です)から相談を受けることがあります。私自身が回収しなければならない未収金もたっぷりあります。

その中でも言えることは、「誠意がない人」が本当に多いということです。誠意があれば相手も待ってくれるのに、「ごめんなさい」の一言がないために裁判沙汰にもなる。金銭的な余裕がなくなると、人間性って簡単に変わってしまうものなんだということを日々感じています。

取引先や友人、知人、家族の人達は、貸倒れのリスクを承知して事業をしている貸金業者とは違います。「消費者金融に返すために、自分を応援してくれている人のお金に手を付ける」などということはないよう願いたいです。

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2005年4月14日 (木)

元金カットについて

任意整理の債権者に対して、「3万円の一括払いか、5000円の10回払いで」、と和解案をFAXしていたところ、「一括払いなら2万円でどうか」と和解案が届きました。どうやら、入れ違いになった様子。すでに和解案を送っていることは正直に伝えましたが、押し問答の後「書類がまわったら破棄しておいて下さ~い」と事務員はうまく逃れました。

債権者によって、「一括であっても一切カットしない」「一括であれば、一定の割合でカットが確実」「和解案の出し方次第でカットの余地あり」と、いろんな性格があります。長期間回収に費やすリスクとの兼ね合いの問題でしょう。相手側の方針を知ると、依頼者の財産事情によって、こちらも応用を利かせることができます。

今日、しばらく放置したままにしていた車の12ヶ月点検に行って来ました。
近くの車屋さんに飛び込みでいきましたが、ガラスのコーティングや清掃もしてくれて7,000円でした。所要時間も考えると、とても割に合わないんじゃなないかと、逆に心配になる値段です。対応も丁寧でしたから、また何かあれば頼もうという気持ちになれました。

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2005年4月13日 (水)

人の動き

反日デモについてはよくわかりませんが、最近テレビでよく中国のことを見ます。昨日の「ガイアの夜明け」では、上海の不動産が急激に値上がりをしていることと、内陸部との貧富の差が取り上げられていました。まだ、夢の段階ですが、9月には社員旅行で上海に行きたいと思っています。

学生時代に一度行ったことがあるのですが、日本人でも持っている人の割合がそう多くなかった時期に、中国人が携帯電話を持ち歩いていることが不思議でした。宿泊先も決めず、バックパック一つで中国人と同じ汽車や船に乗って、成都・重慶・武漢の内陸部まで回りましたが、若いからこそできた無謀な旅行でした。

今日は、久しぶりに、いつもは事務員に行ってもらっている大阪地裁の破産申し立てに行ってきました。混んでいたので、長い間ソファーに座って人の動きを見ていたのですが、いろんなことを感じます。市役所の法律相談で「破産は無理」と言われて相談に来た人。でも、窓口が忙しい日に来られたのは不運でした。「先生もご存知だと思いますが、書式が古いし、印紙代も変わってますよ」と出直すように言われていた人。まさかと思いましたが、司法書士でした・・・。

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2005年4月12日 (火)

刑事告発

整理屋と提携して特定調停の書類作成をしていたとして、大阪の司法書士が刑事告発されました。告発したのも同じく大阪会の会員です。

提携弁護士の存在は、以前から問題になっていたわけですが、やはり同じ事をしてしまう司法書士がいるようです。100人中99人が真面目に取り組んでいても、「ああ、やっぱり司法書士は・・・」と言われてしまうわけで、残念な話です。

誰に頼んでも同じ結果になる登記の仕事とは違い、依頼者から見て、頼もうとする司法書士がどんな人物なのか、判断するのは難しいと思います。費用の設定も様々です。私のブログに「不愉快だ」とコメントをつけた司法書士もいますが、分割OKと広告に書いているから、費用が安いからいい司法書士だ、と言い切ることもできません。

一括払いでも15万円で破産の仕事を受けている人もいれば、分割で30万円請求している人もいるでしょう。また、安くしている事務所がすんなり破産させてしまう案件でも、高目に請求している事務所が手間暇かけて過払い金を取り戻し、手元に現金を残してあげるかもしれません。

いずれにしても、依頼者に一番有利となる結果に導くことを考えて、日々の業務をしていくしかないと思っています。

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2005年4月11日 (月)

事業と借金

今日は、外出の用事もなく、来客もない珍しい日でした。
バタバタしている日には手を付けられない個人事業主の破産の書類を、3人掛かりで目を通していたのですが、サラリーマンの破産と違い、相当な手間が掛かります。

事業者の破産に共通する特徴ですが、まず、規模が大きくなればなるほど、第三者を保証人にしていることが多いです。明らかに保証能力を超えた金額を保証させているケースも多いですから、貸し手側にも問題があるはずですが、返せない金額を無理して返そうとするわけですから、余計に傷口を広げてしまいます。手遅れになる前に、近くの事務所に相談に行って欲しいです。

それと、「不景気」を理由とする人も多いですが、結局、一度いい思いをした時期があると、生活レベルを下げれないようで、すっかり浪費状態に陥っている人も少なくありません。でも、浪費なのかどうかは自分で気付くことができませんから、これまた難しい問題です。

それと、「借金できない人間は商売をするな」と書いてある本も結構ありますが、成功者による暴論でしょう。もし、私が月に5万円でも借金の返済を抱えていたら、全く違った性格になっていると思います。気持ちにゆとりを持って仕事をするためにも、無借金経営であることに越したことはありません。

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2005年4月 9日 (土)

きれいごと

ライブドアとフジテレビの問題は、表向き膠着状態のようです。
「ホンエモン頑張れ」という世論も、「大人のソフトバンク」が顔を出してからは、「やっぱりやり過ぎだったんじゃないか」という方向に流れた面もあったと思います。

でも、「メディアの公共性」「メディアは金儲けの場じゃない」なんていうのは、多分きれい事でしょう。そもそも、スポンサーがいなければ番組も作れません。今は、幼稚園児でも消費者金融のコマーシャルのフレーズを口ずさむ時代です。批判されながらも消費者金融のコマーシャルを流し続けているテレビ局に、きれい事を言う資格はないでしょう。ここまで多重債務者が増えてしまった裏には、メディアにも相当な責任があるはずなのです。

利益が上がらなければ株主に配当を出せないどころか、従業員の給料も出せません。それは、どんな組織でも同じじゃないでしょうか。他人に迷惑を掛けてまで利益を追求するのはいけないでしょうが、「お金儲けがいけない」という考え方もどこかおかしいと思います。みんな、何を目的に事業をしているのでしようか。

「青少年を悪から守る」という看板を掲げていた宗教団体が、とんでもない事件を引き起こしました。「金儲けを批判する人間が、実はお金に汚い」という考え方は、一理あると思っています。

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2005年4月 8日 (金)

通勤ラッシュ

今朝、いつもより早く家を出て事務所に来たのですが、和歌山方面から天王寺に行く満員電車を目にしました。まだ7時15分なのに、すし詰め状態です。みんな、何時に家を出てきているだろう。早起きではないにしても、3年前は私もその中に身を置いていたわけですが、サラリーマンじゃなくて良かったと、つくづく感じました。

これから独立を予定している人は、自宅の近辺で開業するのが絶対にお勧めです。
「気持ちの切り替えをするために、1時間の通勤時間は必要」なんていうアドバイスをされたこともありますが、何よりも時間がもったいない。休みの日にちょっと出勤という場合に、長時間電車や車に揺られるのは苦痛です。気持ちの切り替えという部分では、自宅兼事務所でない限り大丈夫でしょう。

昨日の読売新聞の夕刊に「あきれた行政書士」という見出しで、相変わらず行政書士の不祥事が取り上げられていました。「やっていいことと悪いこと」のルール作りや会員に対する教育を組織的にしないと、行政書士の社会的な地位は落ちていくだけのように思います。

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2005年4月 7日 (木)

おいしい料理

ちょっと疲れたので、事務所で食事に行ってきました。
たまには贅沢をするのもいいでしょう。豪華な料理にありつけると、素直に幸せだと感じることができます。日頃「節約しよう」ということばかり書いている私も、たまの外食には節約する意識を完全に飛ばしています。

「おいしい物を食べたい」という一つの同じ目標があるだけで、力を合わせて頑張れるものです(私がこう思っているだけで、二人がどう思っているかはわかりませんが)。食事が働く力を与えてくれて、働けば働くほど金銭的にも潤うわけですから、またおいしい物を食べれる。贅沢をしても無駄遣いではなく、生きたお金の使い方だと思っています。

明日の取引の件で、話が急展開しました。
今、やっと買主さんの資格証明をFAXしてもらえたところです。売主さんにも買主さんにも司法書士の知り合いの中で、どちらがどこまでするか、というのも難しいものです。もめることが嫌いな私は、「じゃあ、そちらでして下さい」と早々と譲ってしまったのですが、そのことが原因で迷惑をお掛けしてしまいました。申し訳なかったです。

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2005年4月 6日 (水)

交渉術

急に登記の仕事が増えました。
ここ10日間、いろんな所から毎日仕事が入ってきます。司法書士事務所ですから当たり前の話なのですが、債務整理で追われ続けている事務所が、一体どうなってしまったのかという感じです。今朝は、夢の中に不動産売買の決済現場が出てきました。精神衛生上よくない状態ですが、どこかでこの流れが止まるのか、このまま続いてくれるのか、楽しみでもあります。

今日、債権者と過払いの話をしていて感じたことがあります。
はじめて交渉する業者でしたが、交渉の技術について相当教育がなされているなと、変に関心してしまいました。金額の話をする前に「なんとかなりませんか」(金額を下げてくれという意味)というのはどこでも同じなのですが、一応下げてくれとの主張をした後、今度は私の言い分をじっくり聞く体制に入ります。私の話に同意する素振りを示して、敵対する立場にいることを忘れさせるような雰囲気を作っておいて、最後に「そこで、もうちょっと・・・」という話に戻ります。

相手に感情的になられると、こっちも言い返したくなるのが人間というものです。
強引に「金額を下げてくれ」と言われると、「じゃあ、訴訟をするよ」という話になってしまいます(訴訟をすればこちらが勝てる話なのですから)。今日は即答をしませんでせしたが、相手に不愉快な思いをさせない交渉術を、私もどこかで使ってみようと思った次第です。

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2005年4月 5日 (火)

貯蓄のこと

昨日の話の続きですが、世論調査の中で、「貯蓄のない家庭が2割を超えている」というデーターがあります。「景気が悪いから」「給料が下がったから」と、理由はいくらでも作れますが、「貯蓄のない家庭が貧しい生活をしているのか」と考えれば、必ずしもそうとは言えません。

自己破産の申し立て後、浪費の度合いが大きければ、破産管財人が選任されて家計状況のチェックを受けることがあります。家計簿を付けて、管財人の先生の事務所に定期的に報告に行くわけですが、債務者のレシートをチェックしていると、「なんじゃこれ」と言いたくなるような買い物が含まれていたりします。肉や刺身、果物・・・。私も普段手を出さないような高い食材を、裁判所にチェックを受けている中でも買っている・・・。もちろん、全員がそうだというわけではありませんが(病気が原因で働けない人もいるわけですから)、お金に困る生活に陥るかどうかの原因は、その人の考え方にあるはずです。

急に、友達の結婚祝いを包むことになるかもしれません。親戚に不幸があって田舎に帰らないといけなくなるかもしれません。極端な話、来月で職場を解雇されるかもしれません。不意の事態に陥っても困らないよう、最低限の貯蓄は誰しもしておく必要があるでしょう。そのためには、生活レベルの設定を間違えないことが大切です。

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2005年4月 4日 (月)

節約意識

去年に任意整理をした依頼者が、「明日の支払日にお金が足りない・・・」と事務所に来られました。当時から破産も勧めていたのですが、「どうしても返す」という本人の意思があり、負債額も100万円強でしたので、その意思に従いました。ところが、やっぱり「最初からしんどかった」とのこと。改めて破産を勧めましたが、「いや、それだけは・・・」という返事です。

「毎月の返済額さえ減らしてもらえれば」「月○万円なら充分返せます」と多くの方は言われます。しかし、今までのように借入したお金を使って返済に充てることができませんから、予想よりもしんどく感じる人が多いようです。また、節約すべきところを節約できているかという問題もあります。

先月から申立できそうでできない個人再生事件。
家計がぎりぎりなので、「節約して下さいね」と言っていたのですが、月が変わって改めて家計収支の明細を出してもらったところ、やっぱり携帯代や家族名義でのカードの買い物が多い。「カードの支払いは・・・代」なので減らせないと本人さんは言いますが、客観的に見て妥当な支出かと考えれば、かなり難しいところです。

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2005年4月 2日 (土)

保険の話

先日から悩み続けていた自分の医療保険は、月額保険料3650円の終身のタイプに決めました。これで、入院1日あたり1万円支給されますから、とりあえずいざという時の安心を買うという意味では、役に立ってくれるでしょう。

素人の私から見ると、保険のパンフレットは複雑怪奇です。
「60歳になったら保険料半額」というのもありますが、一見お得なように見えて、結局はその分の保険料を上乗せして払っているわけです。63歳位にならないと、元が取れません。「○年毎に無事故ボーナス」なんていうのも同じ。

同じ保険会社の商品でも、「解約返戻金をなくすことで保険料が割安に」と強調しているのもあれば、「この保険は掛け捨てではありません」と強調しているものもあります。その人の性格によって、「どれかに惹かれてくれたら」という保険会社の意思が見え隠れしているように思えます。

私の考え方が正しいかどうかはわかりませんが、自己責任の世の中です。
どんなモノに対しても、その良し悪しを見分ける目を持ち続けていたいものです。

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2005年4月 1日 (金)

ソフトの不具合

昨日は、債務整理のソフトに不具合が生じ、夜の9時過ぎまでかかって治療をして下さいました。新規の申立人データーを入れていく度に、すでに進行中の事件のデーターが消されていくという恐ろしい現象で、根本の原因は究明できなかったのですが、コンピューターを過信しすぎるのも危険だと実感した次第です。ワードやエクセルのデーターも、まめにCDに落としていかないと。

ちなみに、「タスカル」というソフトは、ワードとエクセルに差し込んで文書を作っていきますので、とても便利です。最初の頃は、「個人再生だけは慣れたほうが」と、日司連のソフトを使っていましたが、今では全く使わなくなりました。請求書のソフトと共に、私の事務所では必需品です。

「今週も無事に終わった・・・」と、金曜日の夕方が一番ほっとできる時間です。
今日は、早目に片付けて帰ることにします。

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