反省文
破産事件の債務者に、裁判所所定の用紙に反省文を書いてもらいました。
「債権者の皆さんに述べることはありますか」という項目には、通常「約束を守れなくて申し訳ありません」「計画的にお借りすればよかったです」といった言葉が入るわけですが、計画的に借りられると消費者金融やカード会社は困るのが現実。
今日は、さらに突っ込んで、「貸す人がいるから、こんなんになってしまうんです」という意見が出ましたが、それもまた真実でしょう。間違っても、裁判所に対してそんな文章出せませんが。
「得する生活」(橘玲著 幻冬舎発行)に、「審査を厳しくして不良会員を減らすのと、審査を甘くして会員数を増やすのとで、どちらが事故率(踏み倒される確率)が下がるか」というテーマが出されています。結論として、「審査を甘くして、ひたすら会員数を増やすほうが儲る」ということになるわけですが、「出資法の制限利率を下げろ」と運動しても下がりませんし、「テレビのコマーシャルを止めろ」と言っても止みません。ましてや、「消費者金融なんて無くなれ」と言っても無くなるわけないのですから、結局は、「借りないで済むよう、借り手側が賢くなる必要がある」という結論になるでしょう。
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