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2005年3月13日 (日)

分割払いの広告

最近、無料で配布されている地域の瓦版みたいな新聞にも、「債務整理」という広告が載るようになりました。でも、そういった広告には、たいてい他の情報を差し置いて、「分割払い可能」といった文言が強調されています。お金がない人に救いの手を差し伸べるという意味では全然悪いことではないと思いますが、プロとしてあるべき姿なのでしょうか。

仲間の司法書士とも話をしていたことですが、極端な話「医療費の分割払いOK」「健康保険未加入者歓迎」という広告を出している医者に対して、難しい手術を頼もうとは思えませんよね。そこまでして患者を増やしたいのか、と。車を売りたいディーラーが「ローンでどうですか」と勧めたり、マンションを売りたい不動産屋が「頭金不要です」と広告できるのは、バックに金融機関や信販会社がついているからで、自分たちが負担をかぶるのなら、そんな煽り方をしません。食べる物に困っている人が多いということで、レストランが「ツケの支払いOK」という広告を出したら、いずれ倒産するでしょう。

依頼者の事情を踏まえて、相談の上分割払いに応じることがあっても、司法書士側から「分割でもいい」と煽るのはどうなのか。その事務所の勝手だと言われるとそのとおりですが、どうも、自分たちの首を絞められているような気がしてなりません。

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