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2005年2月15日 (火)

視点の違い

私自身、日々誠実に業務を行っているつもりですが、時として依頼者とのトラブルが起こりえます。私の説明が不充分だったと思うこともありますが、誤解であったり、中には理不尽なことを言われることもあります。しかし、情報を持っているという点では、依頼者に対して圧倒的に優位な立場にいるわけですから、あらゆる可能性を考えて、説明義務を果たさなければなりません。

例え話ですが、負ける確率を説明していたとしても、裁判に負けた場合、依頼者は「着手金返せ」と言うかもしれません。裁判に勝っても相手がお金を払わない場合、「責任取って回収してこい」と言われるかもしれません。でも、全力を尽くした私にとってみれば、無茶な話だということになります。しかし、私が依頼者の立場であれば、「頼んだからには100%の望みを叶えてくれて当然」という目で見るでしょう。この視点の違いって、埋めようのない大きな溝だと思うのです。

「弁護士費用は高い」という世間の認識があると思います。でも、私も代理人としての責任を背負う立場に立ってみると、それはごく当然のことでもあるとも感じます。安請負はしたくありませんし、また、する必要もないことでしょう。

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