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2005年2月

2005年2月28日 (月)

食えない資格?

今日は、行政書士の先生と一緒に、相続の手続を進めるために依頼者の自宅まで出向きました。

結果だけを見れば、不動産の名義を変えるだけ、預貯金を払い戻すだけですが、そこにたどり着くまでには様々な手続を踏む必要があるわけで、税務署や裁判所までもがからんできます。いろんな知識を蓄えておかなければ対処できないことを実感しました。

昨日、現役の行政書士さんが書かれた「行政書士の花道」(ダイヤモンド社)という本を本屋で見かけ、読んでいたのですが、なかなか興味深いものでした。若くしてバリバリ働く女性行政書士の姿が書かれています。よく、「行政書士は食えない資格だ」と言われますが、食えないのは資格が悪いのではなく、その人自身に問題があるはずなのです。持っているだけで仕事が舞い込む資格なんて、ありえないのですから。

今日、ご一緒させてもらった行政書士の先生と話をしていると、私よりも多くの事件を経験されていることがわかりました。昨日読んだ本を書かれた先生も、しっかりとした考え方を持った方であることがわかります。食えるか食えないかは、その人の考え方次第なのだと思います。

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2005年2月27日 (日)

戦う価値

プロ野球のオープン戦が始まりました。
過去の風習や年長者を重んじる日本。古い勢力に押しつぶされてライブドアの球界参入はなしえなかったわけですが、堀江貴文という人がいなければ楽天イーグルスも存在しなかったわけですし、各球団が新しく取り組み始めたファンサービスも堀江社長が生んだ産物だと思います。

どうやったらお客が喜んでくれるか、どうやったら経営状態が良くなるのかを考えるのは、経営者としてごく当然のことですよね。年間何十億という赤字を垂れ流していた世界に対し、堂々と戦いを挑んだ堀江社長は間違ってなかったはずですし、今回、万が一裁判所がフジテレビに旗を上げるようなことがあっても、何か大きなものを残してくれそうな気がします。

ところで、全然関係のない話ですが、今朝の新聞に入っていた折込の求人広告を見ると、随分と分厚くなったように思います。ほとんどが時給制のアルバイトであるのにも気掛かりですが、働き盛りの男性が「仕事がない」というのはもう止めよう、と言いたいです。年齢制限に引っかかったり、子供の面倒を見るために満足に働けない人は別ですが、働けるのに「仕事がない」と言って逃げている人を見ると、「間違っているんじゃないの?」と言いたくなります。

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2005年2月26日 (土)

明日は我が身

先日行った旅行で、「足が離れた冷凍物のカニを食わされた」という話を書きましたが、旅行会社のアンケート用紙がありましたので、カニの写真をつけて送ってみました。済んだことは仕方がないのですが、「広告を信用できなくなります」ということを伝えるために。

放置されるだろうと思っていたのですが、旅行会社から電話が入り、女将と話をしたという担当者は、冷凍「パック」モノであるらしいことまで聞き出してくれました。よく、スーパーの冷凍庫でも売られているカチカチに凍ったカニ・・・。あれを食べるために、3時間半も特急に乗って行ったのだと思うと、悲しくなりますね。

サービスって、目に見えないものです。しかも、サービスを受けるためには対価を支払う必要があります。さらに、そのサービスに満足するかどうかの基準は人それぞれですから、提供する側にとってはこんなに難しいことはありません。

同じくサービス業で生計を立てている私も、明日は我が身。
先日、依頼者からクレームを受けました。私が受け取った報酬について「損害だ」という表現をされました。一つの書類を作るために、私がどれだけの労力を費やしてきたか、わかっていただいてなかったんですね。お金は全額返して契約を解除しましたが、依頼者の気持ちを考えることのできる事務所でありたいと思います。

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2005年2月25日 (金)

フジテレビの意地

ライブドアVSフジテレビを見て思うこと。

司法書士制度が存続しているとして、かつ、私がこのまま司法書士を続けているとして、私が60歳になったとしましょう。司法書士になったのが24歳の時ですから、キャリアは36年。大ベテランとして、経験と(能力は衰えているのに)相当なプライドを蓄えているはずです。

ところが、自分の子供以下の世代から指を指されます。
「あんたのやり方は時代遅れ」「自分たちと手を組まないか」「経営権を譲ってくれたらもっといい組織にしてやるよ」と。当然、私は「冗談じゃない。誰が若造の手を借りるか。」と言うでしょう。心の中では「若い力には勝てない」と思いつつ、攻撃されればされるほど意地になって反撃するはずなのです。

いつもラフな服装の若社長(でも相当頭がいい)と、白髪の背広組みを見ていると、そんな図式に見えてなりません。フジテレビは折れるわけにはいかないでしょう。意地があるから。でも、とことん戦ったとして、一体誰が得をして、誰が損をするのでしょうか。個人的には、背広組みが「参った」と言う姿を、ぜひ見てみたいのですが。

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2005年2月24日 (木)

もう月末・・・

堺支部で破産手続の開始決定が出ました。
「本件については、現時点では免責審尋を行わない予定です」と事務連絡には記されています。債権者からの意見が出ない限りという意味だと思いますが、債務者は一度も裁判所に行くことなく、免責を受けることができそうです。

事前に、「反省すべき点はありますか」「今後気を付けようと考えていることはありますか」「債権者の皆さんに述べることはありますか」といった内容の、自筆の報告書を出すように求められ、あえて手助けをせずに自分の言葉で書いてもらいました。形式的に出頭させるよりも、自覚を促す意味では優れたやり方かもしれません。

まだ24日なのに、今月はもう月末。
おかげで、事務所の中は最悪に近い状態です。今ある仕事が片付きもしないのに、次から次へと仕事が入る。明日も新しい仕事が2件。しかも、こんな時に限って難しい仕事が入る。債務整理に追われる中で、商業登記の先例を探していると、外国語を読んでいるかのような気持ちになります。頭が破裂しそうです。

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2005年2月23日 (水)

政府系金融機関と保証人

昨年末から準備を進めてきた一家3人の破産事件。
なかなか苦労しましたが、一日掛かりで仕上げ、やっと明日出せそうです。昨日相談があった2つの事例といい、保証債務がからんでいる事件も少なくありません。

返済に追われる債務者は、その時を逃れるのに精一杯ですから、保証人をつけて生き延びようとします。「迷惑掛けないから」という言葉と共に。でも、政府系の金融機関が、保証人を付けて、客観的に見れば到底返せそうもない金額を貸し付けるのは、問題ないんでしょうかね。結果論なのかもしれませんが、最初からお目当てなのは保証人の弁済能力。遅延損害金も恐ろしい金額になりますし、「いざ滞った時には一緒に沈没しろ」という契約になっているような気がしてなりません。

それに、おそらく審査が甘すぎると思います。
貸し倒れの損失をどこから穴埋めされているのかは知りませんが、すでに消費者金融から借金をしている人に対して、政府系の金融機関がお金を貸し付けるのは控えるべきではないでしょうか。融資を受ける目的で、粉飾決算をしている人に対しても同様です。

「印鑑をつくほうが悪い」と言われればその通りなのかもしれませんが、結局迷惑を蒙るのは第三者の保証人。どこか腑に落ちないものがあります。

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2005年2月22日 (火)

年金不信

今朝の新聞等で、国民年金の未納者が増加している旨が報じられています。
2年以上全く納めていない人が444万人で、現時点で80万人が無年金になる見込みらしいです。

私も年金制度には期待していませんが、それでも一応支払っています。
年金基金と違って、自分のために支払っているという意識はないですが、「信用できないから払わない」という選択肢を選ぶのであれば、その代わりの収入を確保しておくのが大前提でしょう。今の私にはその代替手段を用意できていませんし、利回りから考えると国民年金は割の悪いものではないと思います。それより、歳を取って収入がなくなることほど恐いものはないと思うのですが、いかがでしょうか?

債務整理をする人で、国民年金をきちんと支払っている人って、あんまり見かけた記憶はありません。「そんな余裕があるわけないだろ」と言われるかもしれませんが、その反面、高い生命保険を掛け続けている人がおられるのも不思議なとこです。国の制度が破綻してもしなくても、わが身を守る手段は自分で考えていきたいものです。

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2005年2月21日 (月)

株を持つ意義

昨日朝から昼過ぎまで、テレビではライブドアの話題で持ちきりでした。
「CB」「転換社債」「TOB」「25%の取得で議決権がなくなる」「増資をして分母を増やす」といった難しい言葉が飛び交っていましたが、いざ実務的なアドバイスを求められて対処できる司法書士は、果たしてどれ位の割合でいるでしょうか。商業登記の専門家だ、企業法務に取り組んでいますと言ってみても、実務の現場のことを知らなければ、何の役にも立てないような気がします。

会社側が1単元の株式(最低限の売買単位)を自由に定めることができるようになったことから、10万円程度あれば誰もが知っている会社の株主になることも可能です。株って、ギャンブルのように誤解していた面もありますが、頭(自分が勉強した知識)を使ってお金を動かすわけですから、事業と同じことですね。どこの株を買うのかを考えていると、結局は自分の会社をどうすればいいのかも考えることにつながります。

今日、証券会社に口座開設の申し込みをしました。
次の商法大改正で、何がどう動くのかはわかりませんが、自分も株主の一人になることで、少しでも視野を広げておきたいと思っています。

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2005年2月20日 (日)

紹介する時される時

最近、毎日のように、お客さんがお客さんを紹介してくれる電話が入ります。少なくとも、紹介者となってくれるお客さんや士業の先生は、私のことを信用してくれているわけですから、本当にありがたい話です。また、何もしないでも仕事が入ってくるわけですから、事務所の安定経営にもつながります。

ところが、「○○という人が相談したいらしいので、電話をしてあげて」という紹介の仕方をされることがあります。紹介者も○○さんのことを良く知りません。紹介者の顔は立つでしょう。でも、これって結構迷惑なお話なのです。少なくとも、「○○という人に電話をさせるのでヨロシク」と言うべきでは?特に、自己破産の話であれば、費用のことまで話をしてもらわないと、「仕事はしたけどお金をもらえない」という最悪のパターンが待っています。

反対に、「弁護士さん紹介して」と言われることもしばしばです。
よく知った依頼者であればいいのですが、有能な先生は仕事に困っていないはずですから、紹介して喜んでもらえるとは限りません。私自身は、紹介する先生に対する礼儀として、少なくともお客さんに同行して、「よろしくお願いします」と言いたいです。

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2005年2月19日 (土)

費用の問い合わせ

今日、久しぶりにHPを更新しました。
年末から考えていたことなのですが、原稿考えるのは意外と手間が掛かる作業です。でも、自分で考えた原稿を、どこかで使われているのを見かけると、びっくりします。

ところで、アクセス解析のデーターを見ると、各ページの表示回数に明らかな差があります。また、検索キーワードからは、どんな情報を求めている人が多いのかもわかります。トップページ以外で一番表示回数が多いのが、「費用」のページ。3人に1人が見ている計算です。

でも、費用だけを聞いてくる人は、たいていその電話だけで終わりますね。
少しでも安い事務所を探しておられるのでしょうが、最初から頼む気はなさそうな不自然な電話が多いのも事実。特に、不動産登記の費用は資料がないと答えようがないのですが、自分が頼んでいる(業者や銀行指定で頼まざるを得なかった)司法書士の費用の妥当性を、調べようとしているような電話もあります。

依頼する側からすると、いくら費用が掛かるかというのは、重大事です。
その気持ちは、よくわかります。しかし、メールならともかく、いちいち仕事の手を止めて、電話での費用の問い合わせに答えていられない(もしくは答えようがない)のも正直な気持ちです。冷たいのかもしれませんが、事務員にも「HPを見て下さい」と答えさせています。

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2005年2月18日 (金)

事務所のスペース

昨夜、他の先生の紹介で、弁護士の先生の事務所にお邪魔して来ました。
ビルの1階入り口を入った瞬間、(家賃)「高そう・・・」。内装全体の雰囲気に、高級感が。事務所の中も、先生の個室が広くて、「いいなぁ・・・」と言わずにはおれませんでした。

今日、「もうちょっと広い所に移ろうか」と、事務員と冗談半分で言っていたのですが、狭い部屋でイライラしながら仕事をすることを比べると、仕事の効率は随分違うと思います。経費拡大路線を走ると痛い目に遭いそうなので、限界を超えるまで今の環境で我慢しようとは思うのですが、キャビネットは事件の記録でほぼ埋まってしまいましたし、本棚にも本が入りきらなくなりました。それに、このスペースでは人を増やしたくても増やせない。

私は、横幅2mの机に、2つのサイドテーブル(1.2m)を横と奥にくっ付けて使っているので、結構なスペースを占領しているのですが、いつも本とファイルに囲まれて仕事をしています。たいてい、「もうこの辺でいいか」と妥協して帰宅してしまうので、机の上が片付くことはありません。整理整頓ができる人だったはずなのですが、人間って何かに追われると、どこかでいい加減になってしまうようです。

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2005年2月17日 (木)

ささやかな収入

今日、久しぶりに利息収入が入りました。
ユーロでしていた1ヶ月定期の利息、4,743円です。たかが4,743円・・・しかし、100万円の1か月分の利息ですから、年利にすると6.98%(税引前)です。ちょっと頭を使うだけ(為替の動きを見てパソコン叩くだけ)でお金が入ってくるのですから、こんなに楽しいことはありません。

また、為替の動きを使って儲けることもできます。
例えば、1ドル105円の時に、100万円分のドルを買うとします。為替手数料1円を引かれますので、100万円÷106円で、9433.96ドル。その後、1ドル112円になるまで我慢して円に戻せば、同じく為替手数料1円を引かれて、111円×9433.96ドルで、1,047,169円。47,169円の儲けです。

ちなみに、「久しぶり・・・」というのは、円高のせいで大量のドルが円に戻せず眠っているためです。為替の動きを読み間違えると、ドボンです。今は、お遊びの範疇ですが、これから株式のことも勉強してみると、社会のことをまた違った目で見れそうな気がします。

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2005年2月16日 (水)

両極端な事例

個人再生の依頼をお断りました。
短期間に故意に借金を重ねたと思える債務者に対して、我々は手助けをすべきなのかどうか。書類作成業務ですから、「正当な事由」がなければ、司法書士法上は依頼を拒めません。しかし、いくら高金利、過剰融資が問題だと言っても、最低限の倫理観を持って仕事をしなければ、単なる借金の踏み倒し屋になってしまいます。

以前、小さな貸金業者から言われたことがあります。
「司法書士は、お金欲しさに何でもかんでも引き受ける」と。その見方が正しいのかどうかは別として、そんな目で見られているかもしれないことは、常に意識しておくべきことだと思います。

一方、超大型の過払い訴訟が完結しました。
元々の負債額は400万円を超えていましたが、最終的に依頼者の手元に120万円程度を返してあげれそうです。取り戻した過払金で、借金がきれいに消えてしまったのです。相当真面目に払い込んでいないと、通常ここまでの過払いは発生しません。

多重債務者が150万人とも言われる時代。両極端な事例を目の前にして、誰が悪いのか。多重債務者を減らすには何をどうすればいいのかを、もっと深く考えていく必要がありそうです。

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2005年2月15日 (火)

視点の違い

私自身、日々誠実に業務を行っているつもりですが、時として依頼者とのトラブルが起こりえます。私の説明が不充分だったと思うこともありますが、誤解であったり、中には理不尽なことを言われることもあります。しかし、情報を持っているという点では、依頼者に対して圧倒的に優位な立場にいるわけですから、あらゆる可能性を考えて、説明義務を果たさなければなりません。

例え話ですが、負ける確率を説明していたとしても、裁判に負けた場合、依頼者は「着手金返せ」と言うかもしれません。裁判に勝っても相手がお金を払わない場合、「責任取って回収してこい」と言われるかもしれません。でも、全力を尽くした私にとってみれば、無茶な話だということになります。しかし、私が依頼者の立場であれば、「頼んだからには100%の望みを叶えてくれて当然」という目で見るでしょう。この視点の違いって、埋めようのない大きな溝だと思うのです。

「弁護士費用は高い」という世間の認識があると思います。でも、私も代理人としての責任を背負う立場に立ってみると、それはごく当然のことでもあるとも感じます。安請負はしたくありませんし、また、する必要もないことでしょう。

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2005年2月14日 (月)

老後のお金

高齢の方の自己破産の相談が、時々あります。
私の事務所で書類作成をさせてもらった方の最高齢は75歳ですが、たいていは穏やかな性格で、律儀なゆえに、延々と支払いを続けておられるというタイプの方が多いです。その一方で、「なぜ借りましたか?」と聞くと、話につかみ所がない。ギャンブルもしない、酒も飲まない、定職にも就いていた。でも、なぜか借金をしてしまった。時間が経ってしまったので、記憶が飛んでしまっているのかもしれませんが、書類を作るこちらとしては、困ってしまうこともしばしばです。

もちろん、借りたお金を返すべきなのは当然なのですが、残りの人生、できるだけ楽しく過ごしてもらいたいものです。インターネットで情報を仕入れるということのできない年代の方ですから、借金に困っている高齢の方が周りにおられたら、近くの事務所に連れて行ってあげて欲しいと思います。

終身雇用の仕組みが崩壊した社会。いつ無職になるかわかりません。
年金の支給年齢が遅れていく中で、次の仕事が見付からないかもしれません。そんな前提なのに、60歳を超えても返済が必要な住宅ローンを組むのは自爆行為です。年金に頼らなくても生きていける方法を見付けるのがベストですが、リタイアした後にお金に困らないよう、若い時から人生設計を考えていきたいものです。

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2005年2月13日 (日)

サービスの手抜き

旅先で学ぶもの。それは、お金と時間を使ってやって来たお客に対し、宿側はどんなサービスでもてなしているのか、です。

しかし、今回は見事にこけました。和倉温泉の中でカニ料理が一番豪華(そう)な宿を選んだのですが、その割には安いのが気掛かり。でも、やっぱりフルコースを食べたかったのでパンフの写真を信用して行ったのですが、失礼ながら案内係のおばちゃんの雰囲気を見た時点で気付いたのです。ここには一流のサービスは存在しない、と。

案の定、部屋の隅にはホコリが積もっています。窓ガラスも汚い。それに、姿盛りのカニは足が全部折られてました。カニのために追加料金を支払っているのに、こんなの前代未聞です。最初から、安い足折れのカニを仕入れているのを隠す手段でしょうか。身がカスカスなので、冷凍モノなのは明らか。それなのに、「おいしい?」と聞いてくる接客係のおばちゃんはかなり無神経。

高い旅館やホテルに行くと、それ以上のサービスをしてくれて、「また来よう」と思います。でも、安い旅館って、どうしてこんな手抜きをするのでしょうか?おいしいカニを食べそびれたので、帰りは金沢で途中下車。近江町市場で買って帰ったカニと比べると、味の差は歴然としていました。

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2005年2月10日 (木)

冷たい一言

昨日の夕方に破産の相談に来た依頼者が、一日で書類を揃えて来てくれました。「これは助かります」と、なぜかお礼を言ってしまう私でしたが、「先生のHP見てたので・・・」と言ってくれました。そうですよね。役所で証明書を取ったり、光熱費の領収書や通帳を持ってきてもらうくらい、その気になれば1日でできるはず。なのに、3ヶ月経っても揃えることができない人がいるんですから・・・。

今日は5件のアポ。さすがに疲れがどっと出ます。
今週は4日しかないこともあって、予定を書き込んであるホワイトボードは真っ黒です。忙しい時に限って、長い間保留されていた仕事が復活したり、思いもかけないルートから仕事が入ってきます。あまりにもしんどいので、岸和田の裁判所の帰りに温泉に寄って来ようと思っていたら、そのわずかな空き時間にも事務員が予定を入れてしまいました。「勘弁して」という私に、「終わってから行って下さい」との冷たい一言。

でも、明日から和倉温泉に行って来ます。遊んでいる場合じゃないのですが、旅行先で勉強できることもいろいろあるのです。

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2005年2月 9日 (水)

免責審尋省略?

今朝の日経新聞等に、昨年の自己破産申立件数が10年ぶりに減少したことが報じられています。その分、小規模個人再生が前年比30.3%増になったそうです。自己破産が211,402件。小規模再生が19,552件。給与所得者再生が6,794件となっています。

しかし、マスコミというのはどうも景気回復と結び付けたがるようです。
自己破産の減少について、「個人の懐に少しずつ余裕が出てきた」という弁護士のコメントが載っている記事もありましたが、私も現場に立つ人間として、到底そのようには思えません。多重債務の問題は、様々な要因が重なり合っているはずで、景気の議論だけで片付く問題ではないと思うのです。

ところで、今年に入って申立した(改正法による)自己破産申立事件について、昨日今日と堺支部から追完指示が来ました。別件なのですが、追加の書類指示ではなく、裁判所が与えたテーマについて、反省文のようなものを自筆で書くように指示されています。1件は、審尋なしで破産手続開始決定が出るようですし、「特に必要があると判断した事件を除き、免責審尋は行わない予定」と書かれています。大阪地裁ではとりあえず集団での免責審尋は入るようですから、今後の運用に注目したいと思います。

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2005年2月 8日 (火)

男が捨てられる時

昨日、テレビで熟年離婚の話をしていたのを、少し見ていたのですが、男が捨てられる時代のようです。年金制度の改正も追い風に。世の男性陣は、いばっている場合じゃないですね(あまり他人のことは言えませんが)。ギャンブル、暴力に女性問題。悩みを抱えている女性は多いと思います。いくら注意しても直らない、注意することすらできない方も多いのでは。

もちろん、奥さんが原因で男の人が悪くなるケースもあるでしょう。
でも、一番やっかいなのは、先のことも考えず好き放題しておいて、その後始末をできない人でしょうか。私の事務所は借金に絡んだ相談が多いですが、ご主人の借金の話なのに、なぜか相談に来られるのは奥さんだったり、子供さんだったりします。借りるだけ借りて使っておいて、尻拭いに動くのは家族。結局、一人じゃ何もできない人が多いのかも。

家族の気持ち、家族への迷惑を考えることのできない人は、捨てられて当然なのかもしれません。それでも、精一杯威張ろうとする人を見ると、余計に悲しく感じます。

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2005年2月 7日 (月)

荒れた事件の背景

新聞を見ていると、強盗、詐欺、殺人と荒れたニュースが目につきます。
「一部の人の問題だ」と片付けることができるなら簡単ですが、おそらく違うでしょう。なぜかラッシュ時に多い電車のダイヤの乱れ。その理由が「人身事故」だと発表されても、詳しい話は表に出てきません。しかし、自殺も多く含まれているはずです。それらの事件の裏には、「お金」の問題が根強く横たわっていると思います。

一方、最近問題になっている大阪市や社会保険庁の無駄遣いは本当にひどい話です。でも、他の役所は何も問題がないんでしょうかね。他人のお金ですから使い放題。我々が支払った税金や社会保険料を、私欲のために使い続けられているわけですから、もっと厳しい目を向けられてしかるべきです。NHK上層部の報酬や退職金の額を見ると、あきれてしまいます。

今後、国や行政はさらに庶民のお金を吸い上げていきます。
吸い上げたお金を我々のために工夫して使ってくれるのならいいですが、それも期待できません。お金に困っている人が増えていく中で、役所が無駄遣いしているわけですから、こんなおかしな話はないですよね。お金については、自己管理を徹底したいものです。

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2005年2月 6日 (日)

ひとつの課題

ここ2、3日、仕事が小康状態なので、HPの改造を考えています。
原稿を作ろうと思うと、当然自分も勉強しなければ書けませんのでしんどい作業ですが、自分の知識の再確認にも役立っています。特に、相続の本を読み込んでいると、奥が深いです。

仕事はたまっているのになかなか片付いていかない理由に、自己破産と個人再生事件の依頼者が、思うように書類を用意してくれないことがあります。「早く揃えて来て下さい」と、何でこっちがお願いしないといけないんだろうと時々思うのですが、電話を掛けても無視する人がいるんですから・・・。でも、本人さんには罪の意識はないようなので、余計に不思議です。「申立はまだ?」という債権者からの問い合わせに、「本人と連絡が取れない」と正直に言うと、「先生も大変ですねぇ」と同情されることも。

取立てが止まったらそれで終わり、というのは大きな勘違いです。
もちろん、ほとんどの人は一生懸命解決しようとして動いてくれますが、不誠実な依頼者をなくすために、何かいい方法はないものか・・・と日々考えています。

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2005年2月 5日 (土)

「○○センター」

自宅のポストに、求人と貸金業者の広告が一緒になったB4サイズのチラシが入っていました。登録したばかりの東京の貸金業者が堺市で広告を打つのも不自然なのですが、それ以上に怪しいのが、「○○債務相談センター」という広告です。電話番号が書かれているものの、住所が途中までしか出ていません。広告の内容から見て、おそらく「整理屋」「紹介屋」といわれる組織だと思います。

しかし、借金の返済に困った人は、正しい判断ができなくなっています。
「一本化」「おまとめ」と書かれていると、「楽になれるかも」と錯覚してしまうというのは、多くの相談者から聞いてきました。しかし、借金の額が減るわけはありませんし、一旦返した業者からまた借りなければ返済できないのですから、余計に被害を大きくしてしまいます。

債務整理を業としてできるのは、弁護士と司法書士だけです。
その事務所以外に相談に行く場合は、誰が運営している組織なのかを予め確認するようにしましょう。きちんとした組織なら、広告にも明記しているはずです。また、事務所に相談に出向く場合も、本職が表に出てこない事務所は危険です。

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2005年2月 3日 (木)

次の目標

昨日は、時期はずれの新年会として、寿司を食べてきました。
カウンターに座って「好きなものを食え」と言えるほど心は広くありませんので、リーガロイヤルホテル堺で寿司の食べ放題です。

25階なので景色も素晴らしい。
ネタも分厚くて、いつも食べている寿司(回転寿司のこと)と歯ごたえが明らかに違いました。しかし、たらふく食べた後、「デザートはないの?」と言い出す女性陣。いくらお腹が一杯になっても、デザートは別腹だそうです。店を変えて、ケーキやプリンアラモードのセットを注文。明らかに食べすぎです。

でも、こんな楽しみがあるからこそ、いつも力を合わせて頑張れるのだと思います。
周りの人には、いい思いをさせてあげたい。ケーキを食べながら、上海に連れて行く約束をしてしまいました。不思議なもので、冗談半分で目標を口に出していると、次々と実現していきます。上海旅行も必ず実現させよう・・・と打ち込んでいる後ろで、すでに2人はパスポートの取り方を調べています。

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2005年2月 2日 (水)

問題意識を持とう

今日、定期購読をしている「消費者法ニュース」が届きました。
昨日届いた「市民と法」と共に、クレサラ問題に携る者にとって必読の本です。難しくて一般の人には読みづらいでしょうが、消費者法ニュースを読んでもらえたら、一般の人にも消費者金融の実態を知ってもらえるのに・・・と。

大手業者のテレビのコマーシャルは前々から問題にされてますが、最近、スポーツ新聞ではない一般紙の朝刊にも、消費者金融の広告が目立つようになりました(私が気にしているからなのか、実際に増えているのかはわかりませんが)。それと、社会的にはあまり問題視されてはいないようですが、カード会社の勧誘にも大きな問題があると思います。大手のスーパーでは、割引やポイントがたまるという誘い文句で、カードを持つ必要がない主婦にまでカードを持たせていきます。カード会社の正当な企業努力には違いありませんが、多重債務者が生まれるひとつの要因です。

ひとつ面白い記事が載っていました。「黒字企業が赤字に転落しない金利は何%か?」というものですが、統計学上で11.94%という数字になるそうです。つまり、それ以上の金利でお金を借りてしまうと、黒字の企業もいつかは沈没するということです。

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2005年2月 1日 (火)

再度の借金

「次、いつになったらお金を借りれますか?」という質問が、結構多い。
でも、借りたお金が返せなくて債務整理をするわけですから、整理する前からまた借りることを考えるのはおかしくないですか?なぜ、返せなくなったかというと、そもそも29.2%という高金利で借りてしまったこと自体に問題があったわけです。また借りてしまったら、同じ失敗を繰り返すだけではないですか?

今まで、借りたり返したりの毎日の繰り返しで、お金を借りることが当たり前になっているのだと思います。生活の一部分になっていた行為が奪われるわけですから、不安になることはわかります。でも、まずは節約してお金を蓄えて、不意の出費があっても困らない生活環境を整えましょう。

「生活費が足りない・・・」と言いつつ、「ローンが組めないなら車が買えない」「家を買えなくなる」と気にされる。でも、生活に困っているなら小さな借家でいいじゃないですか。それが嫌なら、収入を増やして支出を減らす方法を考えましょう。車がどうしても欲しいなら、20万円30万円貯めれば、安い車が買えるじゃないですか。

人それぞれ、お金に困る事情があったこともわかっています。
でも、自分の考え方次第で、できるだけ困らないようにすることは可能なのです。借金をするのは、最終手段であることを願いたいです。

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