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2005年1月19日 (水)

隠し事が招いた結果

2年以上前に特定調停の書類作成をさせてもらった依頼者から電話。
「おかげさまで全部返済が終わりました」と言われたので、律儀に報告の電話をくれたのかと思いきや、「あと1件追加で整理をお願いしたいんです・・・」。

「車のローンだけは払いたい」「会社にだけは返さないとクビになる」「このカードが使えなくなると困る」と、一部の債権者にだけ支払いを続けたいと言われることがありますが、自己破産や個人再生の場合は不可能です。ただし、任意整理や特定調停の場合、法律上制限する規定がありませんし、通帳を見せてもらうことも少ないですから、本人が黙っていれば我々にはわかりません。

今回の依頼者の場合、内緒で払い続けていた債権者との取引が平成2年頃からということですので、おそらく過払いが生じていると思われます。正直に話をしてくれていたら、この2年間余計な出費をなくせたかもしれません。一部の債権者だけを隠して返済を続けていることが、和解成立の妨げになることもありえますから、何事も正直に伝えて欲しいと思います。

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