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2004年11月16日 (火)

大きなお荷物

自己破産か個人再生か・・・。
借金を整理するにあたって「何とか不動産だけは残したい」と言われる方が多いですが、私は必要な情報をお話して、依頼者本人に結論を出してもらうようにしています。

今回の依頼者は、個人再生の準備に入って2ヶ月が経ってしまいましたが、「80歳を越えても住宅ローンを払います?」という私の言葉に破産を決心しました。「不良債権処理」だとよくニュースで言っていますが、住宅ローンの債権者は過剰な融資をし過ぎです。その結果、不良債権の処理をするどころか、今でも増やし続けています。そのツケは、最終的に国民負担で賄われるわけですから、悪循環が止まることはありません。

私自身、無茶なローンを組んで買った不動産は資産でも何でもなく、ただのお荷物だと思っています。時価とローン残高との差額が大きすぎて、売りたいと思っても売りようがないわけですから・・・。「頭金不要」「賃貸の家賃より安くなりますよ」というのは、売り手側の広告文句ですが、それに引っかかって苦しんでいる人が、どれだけ多いことか。

背伸びをしても仕方ありません。自分の収入に照らした生活を心掛けることが大切だと、改めて感じました。

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